2007年07月02日-003
「3年以内に転職したい」が6割以上

 インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、ビジネスパーソン1000名を対象に実施した「転職に関する意識調査」結果によると、現在の会社に勤務すると思われる期間は、「1年以上3年未満」が35.9%で最多、「1年未満」(27.4%)と合わせると、6割以上が3年以内の転職を検討していることが分かった。特に、若年層にその傾向が強く、24歳以下ではその割合が7割以上(71.8%)に及ぶ。

 「定年まで勤務していると思う」人は8.5%と1割未満だった。それでは人生で転職すると思われる回数については、「2回」が31.5%でもっとも多く、次いで「1回」が26.7%、「3回」が17.8%となった。また、「5回以上」と回答した人が全体の12.1%と1割以上を占めており、2回以上とした人の割合は全体の約7割だった。長いビジネス人生のなかで、複数回の転職を考えている人が多いことがうかがえる。

 求人情報を探すとき主に使う情報源については、「求人・転職サイト」(50.4%)の利用者がもっとも多く、次いで「ハローワーク」(16.7%)、「ポータルサイトの転職・求人コーナー」(12.1%)、「人材紹介会社」(7.2%)などが続いた。「求人・転職サイト」の利用者は特に24歳以下で66.4%と多く、「ポータルサイトの転職・求人コーナー」(10.7%)と合わせると8割近くの人がインターネットによる情報収集を行っていることが分かった。

 また、利用している求人情報への接触頻度については、「週に1~2回程度」(24.2%)、「週に3~4回程度」(11.9%)、「ほぼ毎日」(8.0%)の合計が半数近くに及んでおり、気軽にアクセス可能なインターネット媒体を中心に、頻繁に情報収集を行っている人が多い。もっとも、「月に1回未満」という人が24.6%でもっとも多く、「月に2~3回程度」という人も16.5%と、接触頻度は二極化している。

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