ゼイタックス

経営関連情報 (2004/12/13)

約半数が「副収入がある」と回答

 なかなか給料の増えないサラリーマンにとって“副収入”とはなんと響きのいい言葉だろうか。Yahoo!リサーチが実施した「副収入に関するアンケート」結果(有効回答数338人)によると、全体の50.6%と約半数が「副収入がある」と回答した。具体的には、「ネットオークション」(19.5%)、「懸賞への応募」(17.5%)、「公告メールを受信/サイトを訪問」(11.2%)が上位となった。

 副収入を得ている人に始めたきっかけを聞いたところ、「空いた時間を活かしたいから」(46.2%)、「好きな時間にできるから」(46.2%)、「自由に使えるお小遣いがほしいから」(40.9%)、「楽しそうだから」(38.0%)が上位に並び、「本業からの収入だけでは足りないから」が19.9%で次に続いた。意外に給料が少なくて副業に手を出しているわけではなさそうだ。

 同じく副収入を得ている人に今後やってみたい副収入を聞いたところ、「ネットオークション」(38.3%)、「懸賞への応募」(31.1%)、「株式・金融商品への投資」(24.6%)が上位を占めた。ほかでは、「データ入力」(18.6%)、「バナー広告、アフィリエイト」(16.2%)、「フリーマーケット」(15.6%)などがある。このうち、20代では半数以上(53.2%)が「ネットオークション」を挙げている。

 副収入による月間の取得金額について、現在と希望する平均金額は、「会社員」が現在2万1541円に対し、希望は4万3560円、「パート・アルバイト」が同1万9519円に対し4万2817円、「専業主婦」が同1万2490円に対し4万7850円となっている。会社員やパート等は現状と希望する金額の間が2万円強だが、専業主婦では約3万5千円もの開きがある。