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経営関連情報 (2003/12/17)
部長の賃金100とすると課長78.1、係長59.9

 日本経団連がこのほど発表した2003年6月度定期賃金調査結果(回答者数354社)によると、役職者の賃金は、部長が64万5160円(平均年齢52.8歳・勤続年数27.3年)、部次長が57万4901円(同50.5歳・26.9年)、課長が50万3848円(同46.8歳・22.7年)、係長が38万6346円(同41.6歳・18.2年)となっている。

 部長の賃金を100としてその他の役職者との格差をみると、部次長の賃金は89.1、課長78.1、係長59.9となっている。なお、賃金のうち役付手当ては、部長が8万2015円(賃金に占める割合12.7%)、部次長が6万1802円(同10.8%)、課長が5万437円(同10.0%)、係長が1万7152円(同4.4%)となっている。

 また、標準者賃金については、これを管理・事務・技術労働者・大学卒・男性について主な年齢ポイントでみると、「22歳」20万5633円、「25歳」23万4141円、「35歳」39万3341円、「45歳」54万5803円、「55歳」63万182円となっている。

 一方、管理・事務・技術労働者・高校卒・男性の場合は、「18歳」16万2532円、「22歳」19万1098円、「25歳」21万2511円、「35歳」34万1310円、「45歳」45万7975円、「55歳」54万5072円となっている。標準者賃金とは、学校卒業後直ちに入社し、引き続き在籍している従業員で、設定条件に該当する者の所定内労働時間賃金。