インターネットが日常化するにつれてオンライン広告の効果が高まりつつある。インターネットコムとインフォプラントが行った「オンライン広告に関するユーザー調査」結果(有効回答数300人)によると、オンライン広告を見て購入したりサンプルや資料の申込みをした人は、全体の43.0%と、前回7月調査に比べ8.3ポイント増加した。
実際に購入したり申込みなどをした商品(複数回答)は「化粧品」が46.5%でトップ、以下、「食品」(34.1%)、「書籍・CD・ゲーム」(17.1%)などの順だった。
過去3ヵ月でオンライン広告をクリックした回数は、前回と同様「10回未満」がもっとも多く39.3%。次いで「10回以上20回未満」が1.0ポイント増で18.0%、「60回以上」が3.3ポイント増で13.7%、「20回以上40回未満」が0.3ポイント増で8.0%、「40回以上60回未満」が1.0ポイント増で4.0%。また、「0回」と答えた人は3.3ポイント減少して13.7%だった。クリック回数は増加傾向にある。
また、今までに印象に残るオンライン広告があるか尋ねたところ、全体の14.3%(前回17.3%)が「ある」と回答。その内容としては、「好きな映画の特集」や「転職支援会社」、「懸賞系の広告」、「サプリメント・化粧品の広告」などがあげられた。なお、スポンサー付き検索結果(キーワード広告)をクリックした人は、前回より1.0ポイント少ない全体の13.3%だった。