サラリーマン世帯の主婦500人に聞いたところ、主婦の45.2%が夫に内緒の“へそくり”を持っており、その平均額は268万円であることが、損保ジャパンDIY生命保険が6月半ばに実施した「2007年夏のボーナスと家計の実態調査」で分かった。調査結果によると、持っている“へそくり”(資産額)は、「50万円未満」と「100~200万円未満」が各21.2%でもっとも多く、半数以上(53.5%)は「200万円未満」だった。
一方で、「1000万円以上」(8.4%)も1割弱あり、最高額は3000万円、平均額は267.9万円だった。年代別では、「50代以上」の主婦が平均474.2万円にのぼり、年齢に比例して平均金額も増えている。また、“へそくり”を持っている最大の理由は、「いざという時の備え」(26.1%)がもっとも多く、以下、「自分のお小遣い」(13.3%)、「老後の備え」(10.6%)、「目的はないが、持っていると安心」(10.2%)などが挙げられた。
ところで、夫が受け取った今夏のボーナス手取り金額は、「増えた」(49.2%)がほぼ半数を占め、「減った」が20.2%、「昨年と同額」が 28.2%。増えたという人では「1~9万円」(28.4%)がもっとも多く、増減平均は4.4万円増だった。手取り金額でもっとも多いのは「50~75万円未満」(27.6%)、次いで「30~50万円未満」(19.4%)、「100~150万円未満」(16.4%)の順で、平均金額は77.9万円、最高金額が400万円だった。
主婦としての働きに対し自分がもらうボーナス額は、「10~20万円未満」が21.6%、「30~40万円未満」が16.8%など、平均は33.5万円だった。一方、ボーナスの中から夫に渡した小遣いに関して、「渡した」という人は51.4%とほぼ半数で、「渡さない」(23.6%)は2割強。渡した金額は、「5~10万円未満」(15.2%)がもっとも多く、平均は7.3万円で、平均手取り金額の約10%が夫の小遣いとなっているようだ。
同実態調査結果の詳細は↓
http://diy.co.jp/news/2007/pdf/0704.pdf