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09年度税理士試験の受験者数は6万2830人

税務関連情報 - 2009年07月29日

 2009年度(第59回)税理士試験は、8月4日~6日の3日間、全国の12の受験地で行われるが、国税庁がこのほど発表した税理士試験の受験申込状況によると、5月29日に締め切られた今回の申込みでは、受験申込者数が前年よりも若干少ない6万2830人となり、ここ数年の減少傾向が続いている。試験地別にみると、「東京都」が2万7306人で最多、次いで「大阪」1万2281人、「埼玉県」5550人、「名古屋市」が5102人など。

 また、科目別受験申込者数は、「簿記論」が3万1796人、「財務諸表論」が2万5135人、「消費税法」が1万4928人、「法人税法」が1万673人、「相続税法」が5348人、「所得税法」が4270人などの順に多い。反対に少ないのは、「住民税」の934人、「事業税」の1251人、「酒税法」の1866人、「国税徴収法」の1964人などの順。延べ科目別受験申込者数は10万907人となっている。

 なお、今回の試験日程は、8月4日に簿記論、財務諸表論、消費税法または酒税法が、8月5日に法人税法、相続税法、所得税法が、8月6日に固定資産税、国税徴収法、住民税または事業税が行われ、合格者の発表は12月11日の予定。ちなみに、2008年度の第58回税理士試験では、5万1863人が受験し、合格科目が5科目に達した964人(うち女性が268人)の税理士が誕生している。