ゼイタックス

税務関連情報 (2003/12/03)
確申期は248税務署で2月22・29日の日曜も開庁

 普段の土日祝祭日は税務署もお休みだが、国税庁はこのほど、来年2月16日から始まる平成15年分確定申告期間のなかで日曜日にあたる2月22日と29日の2日間に限って税務署において確定申告の相談・申告書の受付を行うことを決めた。これまでも休みの日は収受箱を備えることで申告書を受け付けてはいたが、職員を出勤させて対応するのは初めて。

 もっとも全国524のすべての税務署が開庁されるわけではない。東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・愛知・大阪・京都・兵庫の9都府県内の全税務署と県(道)庁所在地及び政令指定都市にある税務署の計248署に限られる。半数を超える税務署において2日間だが、日曜日も確定申告の相談・受付ができるようになる。それ以外の税務署の納税者は、県(道)内の開いている税務署へ電話すれば相談が受けられる(電話対応しない国税局管内もある)。

 この日曜日の開庁は、申告書の早期提出や自書申告の推進のための一環ということもあろうが、なによりも確定申告期の混雑の緩和を図ることにあろう。また、平日は仕事で来署できないサラリーマンなどが相談を受けられる機会が増えたことになる。ただし、今回の開庁の目的はあくまでも確定申告の相談・申告書の受付のためのもので、それ以外の相談等については受け付けないという。

 開庁する248税務署名はこちら。↓

 http://www.nta.go.jp/category/press/press/2114/01.htm