ゼイタックス

経営関連情報 (2006/12/04)

2007年団塊世代の年賀状は“狭く深く”

 本格的な年賀状準備の時期を目前に控えているが、セイコーエプソンが団塊世代の男性を中心に実施した「年賀状に関する意識調査」では、少ない枚数でも、気の知れた人と“深く関係を築く”年賀状を送りたいという意識が高いことが分かった。同調査は、2007年に年賀ハガキで年賀状を出す予定の56歳~60歳の男性200人から回答を得た。このなかには、2006年の既退職者及び2007年の退職予定者計50人が含まれる。

 調査結果によると、年賀状に対する意識として「ビジネス上の“お付き合い”で送る年賀状よりも、プライベートの年賀状に重点を置きたい」との項目は、全体では74%が「はい」と回答したが、退職(予定)者では93%にのぼる。また、「広く浅く、いろいろな人に年賀状を送るよりも、“狭く深く”気の知れた人に年賀状を送るようにしたい」は、「はい」が全体は72%、退職(予定)者では85%だった。

 2007年の年賀状枚数は、団塊世代全体で「ほぼ変わらない」が59.1%ともっとも多いが、退職(予定)者では、「減る予定」が45.9%とトップで、「ほぼ変わらない」(39.3%)を上回った。「減る予定」との回答は全体では29.0%だったが、減らす予定の枚数は、「10~20枚程度」が43%、「1~10枚程度」が29%、「20~30枚程度」が14%と続き、「30枚以上」減らす予定の人も14%いた。

 また、年賀状を新たに送ってみようと思う相手がいるかとの質問には、全体の66.7%、退職(予定)者では70.7%が「はい」と回答。その相手は、「旧知の友人・知人」がもっとも多いが、全体では42.9%に対し、退職(予定)者では70.0%となった。年賀状に期待することとしては、「年賀状をキッカケに連絡が遠のいていた友人・知人との連絡が再開すること」(全体43.5%、退職(予定)者54.0%)への期待が高い。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www3.keizaireport.com/file/newsletter061128.pdf