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今年の夏休みは過去最長の「9.5日」

経営関連情報 - 2011年08月12日

 明治安田生命が全国の20~59歳の男女を対象に実施した「夏に関するアンケート調査」結果(有効回答数1102人)によると、今年の夏休みの平均日数は、土日を含め「9.5日」となった。昨年と比べ1.4日長く、2006年の同調査開始以来、最長となった。最多は「4~7日」(44.7%)だが、「8~10日」が昨年比1.2ポイント増の16.4%、「20日以上」が同3.4ポイント増の12.2%と、「8日以上」の休みを取る人が多くなっている。

 夏休みの過ごし方(複数回答)については、トップは「自宅でゆっくり」(59.2%)だったが、2年連続で減少し、初めて6割を切った。2位は「帰省」で40.2%と、同調査開始以来、最高となった。帰省の目的・理由(複数回答)は、「親・兄弟に会いたいから」が83.5%、次いで「墓参り」(52.6%)となった。今回の大震災がきっかけとなり、今回の夏休みを利用して“大切な人”に会うため、帰省したいと思ったのかもしれない。

 ところで、今夏は「節電」の夏だが、今夏に「節電に取り組む」との回答は88.1%と、約9割の人が節電を意識していることが分かった。家庭で取り組む節電方法(複数回答)は、「部屋の電気をこまめに切る」が75.2%で最多、次いで「冷房の設定温度・使用時間を調整する」(67.5%)だった。冷房の平均設定温度は同調査開始以来最高の「27.5度」となった。「28度」は40.7%で最多、「26度」以下(13.5%)は大きく減少している。

 暑さ・節電対策等で購入した(する予定の)もの(複数回答)は、トップが「扇風機」(26.8%)、次いで「涼感寝具(マットや枕など)」(21.2%)、「エコグッズ(扇子など)」(19.1%)となり、“古き良き時代”の生活が感じられる結果となった。また、クールビズ商品購入のために使った(使う予定の)金額は、「1万円以上3万円未満」(49.7%)がほぼ半数を占め、平均購入金額は「2万7006円」だった。

 同アンケート調査結果の詳細は↓
 http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/release/2011/pdf/20110804_1.pdf