経 営 関 連 情 報

2003年03月24日-001
職場での喫煙対策ガイドラインの改正で意見募集

 多くの企業が一定の場所に喫煙コーナーを定めるなどの喫煙対策を進めているが、厚生労働省は、職場における喫煙対策のための現行ガイドラインを改正することから広く一般に意見を募集している。ガイドライン改正の背景には、今年5月に施行予定の健康増進法において、事務所などの多数の人が利用する施設の管理者に対し、受動喫煙防止対策を講じることが努力義務化されたことなどがある。

 改正内容は、1)できる限り、喫煙場所から非喫煙場所にたばこの煙が漏れないような喫煙室の設置を推奨する、2)「有効な喫煙対策機器」として、空気清浄装置はガス状成分を除去できないという問題点があることから、たばこの煙が拡散する前に吸引して屋外に排出する方式の喫煙対策を推奨する(やむを得ず空気清浄装置を設置する場合は、喚起に特段の配慮をすることが必要の旨を明記する)などがある。

 意見募集期間は今月14日から4月14日まで(必着)。電話では受け付けず、郵送(千代田区霞ヶ関1-2-2厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課環境改善室あて)、電子メール( kaizensitu@mhlw.go.jp )、ファックス(03-3502-1598)のいずれかによって提出する。

 

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