飲食店探しはいまやインターネット検索が主流のようだ。インターネットコムとgooリサーチが実施した「飲食店検索に関する調査」結果(有効回答数1097人)によると、飲食店を探す方法(複数回答)は、「パソコンで検索」が76.3%、「地域情報誌」が38.3%、「グルメ雑誌」が34.2%、「携帯電話で検索」は15.2%とだいぶ少ない。もっとも多く利用する方法でも順位は変わらず、「パソコンで検索」が67.4%となった。
パソコン及び携帯電話で検索すると回答した77.3%(848人)の人が飲食店の検索に利用するサイト(複数回答)は、「検索サイトでキーワード検索」という回答が77.0%でもっとも多く、次いで「グルメ専門サイトで検索」が60.9%で続き、「ポータルサイトのグルメカテゴリー」はぐっと減って17.6%だった。もっとも多く利用する方法でも、順位に変化はなく、「検索サイトでキーワード検索」が54.7%と半数以上となった。
検索結果から飲食店を選ぶ際に参考にする情報(複数回答)については、「メニュー」が75.7%ともっとも多く、僅差で「予算」(75.6%)が続いた。以下、「地図(アクセス方法)」(61.2%)、「料理の写真」(50.6%)、「店内の写真」(45.9%)、「クチコミ情報」(36.6%)、「クーポンの有無」(33.1%)の順。もっとも多く参考にする情報でも、やはり「メニュー」(27.8%)と「予算」(26.2%)に回答が集中している。
また、「グルメ雑誌で調べる」、「地域情報誌で調べる」と回答した51.8%(569人)に「雑誌で調べた店舗情報をインターネットで検索したことがあるか」と尋ねたところ、83.6%が「ある」と回答。検索した理由(複数回答)としては、「地図(アクセス方法)を見たかった」(67.4%)、「メニューを見たかった」(59.8%)という回答が多く、雑誌の情報だけでは満足できないユーザーもかなりいるようだ。