インターネットリサーチのインフォプラントが実施した「睡眠に関する調査」結果(有効回答数1200人)によると、睡眠不足の自覚については、「いつも睡眠不足だと思う」、「睡眠不足なことが多いと思う」との回答が合計でほぼ3分の2の67.3%にのぼった。睡眠に関連した健康状態(複数回答)は、「昼間に強い眠気を感じる」が37.1%、「起きたとき疲れが取れていない」が36.5%、「寝起き・目覚めが悪い」が29.6%と続いた。
普段の平日の睡眠時間は、「6~7時間未満」が34.5%と最多、次いで「5~6時間未満」が31.4%。休日は、「7~8時間未満」が30.6%でトップ、「6~7時間未満」が29.3%で続き、休日の睡眠時間が比較的長い傾向にある。2、3年前と比べた普段の睡眠時間は、「長くなった」、「やや長くなった」が平日・休日ともに合わせて1割半ばなのに対し、「短くなった」、「やや短くなった」が平日41.2%、休日でも37.1%いた。
普段の就寝時間は、平日では「午後12時台」(29.8%)がもっとも多く、「午後11時台」(24.8%)、「午前1時台」(20.2%)の順。休日でも「午後12時台」(26.8%)がトップだが、平日より3ポイント落ち、一方「午前1時台」(23.2%)は3ポイント多いほか、「午前2時台」(13.5%)も4ポイント近く増加しており、休日は夜更かしの傾向にある。なお、20代では全年代中唯一、平日・休日ともに「午前1時台」がトップとなっている。
なお、快眠のために普段利用している商品・グッズ(複数回答)は、「枕」(58.8%)、「布団・ベッド」(41.7%)、「お酒」(13.8%)の順でトップ3。さらに、快眠のために今後利用したい商品・グッズ(複数回答)では、「枕」(36.9%)、「布団・ベッド」(24.7%)に続き「アロマオイル」(17.3%)が3位。また、4位、5位にも「入浴剤」(10.7%)や「音楽CD」(9.6%)といったリラックス関連グッズが入っている。
同調査結果の詳細は↓
http://www.info-plant.com/dl/research/cnews/2006/060720.pdf