経 営 関 連 情 報 |
2002年05月08日-003
日本の最優秀ビジネススクールは慶大大学院
日本で最も優れたビジネススクールは慶應義塾大学で、一橋大学がこれを追っているとの結果が、日経産業新聞の「ビジネススクール調査」で分かった。同調査は、日本経済新聞社の「社長(頭取)100人アンケート」の対象企業118社の人事部門トップを対象に4月に行われ、65社から回答を得たもの。
調査結果によると、「ビジネススクールで優れている」学校を複数回答で選んでもらったところ、慶應大大学院経営管理研究科が全回答企業の78.5%でトップ、一橋大大学院国際企業戦略研究科が66.2%で続いた。慶大は1978年に開設した日本のビジネススクールの草分け。一橋大はわずか2年前の開設だが、過半の支持を得た。
評価項目を個別にみると、慶大は「カリキュラムが良い」(40.0%)、「教授陣が優れている」(52.3%)などでトップ。一橋大は、昼間のコースを全て英語で講義することなどから「国際性に優れている」が20%でトップ。また、「研究教育施設が優れている」などで慶大と並んだ。
全体のランキング3位は早稲田大学大学院アジア太平洋研究科で、「立地条件が良い」、「卒業生が高く評価できる」の項目でそれぞれ2位。関西で商学の伝統がある神戸大学大学院経営学研究科は4位にランクイン、5位の国際大学大学院国際経営学研究科が「国際性に優れている」で2位になったのが目立った。
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