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税務業界情報 (2003/12/19) | ||||||
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■ 2003年度税理士試験合格者は大幅増の1193人
国税庁が16日に公表した2003年度税理士試験結果によると、前年よりも119人多い1193人が税理士資格を取得したことが明らかになった。53回目となる今回の税理士試験は、昨年より5%増の5万5175人が試験を受けた結果、一部科目合格者は9850人(対前年比27.8%増)で、合格科目が5科目に達し税理士資格を取得した者は1193人(同11.1%増)だった。うち、女性は全体の34.6%にあたる413人(同7.6%増)。 合格者を学歴別にみると、「大学卒」が988人で最も多く、次いで「専門学校卒」77人、「短大・旧専卒」58人、「高卒・旧中卒」56人、「その他」13人となっており、「大学在学中」は1人。昨年と比べ、「大学卒」が144人、「専門学校卒」が10人とそれぞれ増加しているが、「専門学校卒」は、昨年の試験から経理専門学校など一定の基準を満たす専修学校の専門課程を修了した者への受験資格が認められたことが影響しているとみられている。 年齢別では、最も多いのが「26~30歳」の416人で、以下、「31~35歳」308人、「36~40歳」171人、「41歳以上」156人、「25歳以下」142人の順。全体の年齢階層別の割合は昨年と変わらないが、「26~30歳」が71人増、「25歳以下」が52人増と、20歳台の合格者が増えていることが目立つ。 また、11科目ある試験科目の平均合格率は前年を3.0ポイント上回る16.7%と上昇している。科目別では、「簿記論」が20.7%、「財務諸表論」が20.4%と20%台を超えたほか、最も低い「消費税法」でも10.1%と10%台となるなど、最近ではかなり高い合格率となっている。「所得税法」は12.1%、「法人税法」は11.4%など。 第53回税理士試験合格者名簿は↓ |
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