経 営 関 連 情 報

2002年05月31日-002
ビジネスパーソンの理想のタイムテーブルは?

 起床、就寝、食事から出勤、帰宅、銀行手続き、ショッピングなど、我々の生活は様々な行為の積み重ねだが、毎日の24時間のなかでは優先項目がでてくるなど制約も多く、自分の思い通りのタイミングで時間を管理することが難しいのが現代社会。そこで、シチズン時計では、6月10日の「時の記念日」にちなみ、「ビジネスパーソンの最適時間割」と題したアンケートを通じて、ビジネスマン・OLが理想としているタイムテーブルを求めてみた。アンケートは、首都圏在住のビジネスパーソンを対象に3月中・下旬に行われ、315人の有効サンプルを得た。

 アンケート結果によると、平均的なビジネスパーソンの平日における基本行動の最適時刻は、起床7時(30.2%)、朝食7時30分(25.1%)、出勤8時(24.1%)、昼食12時(63.9%)、帰宅19時(19.1%)、夕食19時(36.2%)、就寝24時(34.6%)となった。もっとも、これは、最も回答が多かった時刻を“理想時刻”と捉えているに過ぎないが、平均的な行動時刻として参考にはなろう。また、休日になると、まず、起床が9時(21.3%)と平日より2時間遅くなる。その分朝食10時(16.2%)、昼食13時(36.8%)と遅くなり、夕食19時(47.3%)と就寝時刻24時(34.3%)は平日と変わりない。

 一方、自宅での読書やパソコンなどの個別行動については、読書は平日22時(21.0%)、休日14時(18.1%)、パソコンは平日21時(20.3%)、休日10時(12.4%)、パソコンを見るのは平日21時(26.7%)、休日19時(20.0%)などが最適時間となった。平日は帰宅後の21時前後となるが、休日は朝の10時との回答も多い。

 また、外出での個別行動については、銀行での諸手続きは平日、休日とも10時がそれぞれ17.5%、27.0%でトップ。病院での診療は平日が18時と19時がともに19.7%、休日は10時(32.4%)が最適時間。平日は会社帰りに立ち寄るのが最適と考える人が多いことが分かる。これは銀行でも同様で、平日では18時(11.7%)という回答も比較的多くなっている。ショッピングでは、平日は会社帰りの19時(25.7%)や18時(24.4%)が多く、休日は13時(27.3%)と14時(26.3%)がショッピングタイムだ。

 

 

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