ゼイタックス

約半数が「自分はメタボ・予備軍だと思う」と回答

経営関連情報 - 2008年02月27日

 今年4月から、40歳以上75歳未満の医療保険加入者は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の早期発見を目的とした健康診査(特定健康診査)を行い、健康診査でメタボまたはその予備軍とされた場合には、保健指導(特定保健指)の実施が義務付けられる。そこで、インターワイヤードは1月下旬に「特定健康診査・特定保健指導に関するアンケート」を実施した。

 アンケート結果(有効回答数9863人)によると、自分が「メタボだと思う」との回答が16.0%、「メタボの予備軍だと思う」が32.6%と、自分がメタボまたは予備軍だと思う人は48.6%と約半数にのぼった。自分がメタボだと思うとの回答がもっとも多かったのは40代男性で28.5%、次いで50代男性が27.7%、60代以上男性が23.8%で続いた。女性では、もっとも多かった50代以上でも13.6%と少なかった。

 一方、4月から始まる「特定健診・保健指導」の認知度は、「内容など、詳しく知っていた」という人はわずか6.6%、「実施されることは知っていた」は36.9%で、知っていた人は43.5%と4割強だった。男性は40代までは年代が上がるにつれ認知率が高くなり、40代以上は51%台となっている。女性も年代が上がるにつれ認知率が高くなり、最高の60代以上では54.1%、最低の10代では20.6%と2割だった。

 なお、改善したいと思っている生活習慣(複数回答)は、「運動不足」が75.4%とダントツに多く、次いで「睡眠不足」(40.9%)、「長時間のパソコンの使用」(37.7%)、「不規則な生活」(33.9%)と続いた後、「食べすぎ」(33.9%)との“食”に関する項目が初めて登場した。また、健康診断の受診経験は、「一般的な健康診断」が81.4%と8割だが、「人間ドック」は20.8%、郵送診断、コンビニ健診などの「在宅健診」は1.9%とわずかだった。

 同アンケート結果の詳細は↓
 http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/080220/