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2002年04月05日-001
NTTデータ、「達人シリーズ」に「弥生会計」とのデータ連動機能を追加
(株)NTTデータは4月4日、税務申告用パッケージソフト「達人シリーズ」のデータ連動機能を強化し、既に利用可能なソリマチ(株)の「会計王3」に加え、4月から新たにインテュイット(株)の財務会計ソフト「弥生会計 02 Professional」からのデータ連動機能を追加することを発表した。これによって、通常業務で使用している財務会計ソフトのデータを利用し、税務申告に必要な様式を作成することが可能になる。
通常、税務申告書を作成する際は、税務申告の基礎となる財務会計データが必要だが、従来の税務申告用ソフトは財務会計ソフトと一体化した開発・販売が行われ、連動も各社が独自フォーマットを使用しているため、連動機能を利用しようとする場合には、財務会計と税務申告のパッケージが含まれるシリーズ製品をまとめて購入する必要があった。
しかし、例えば企業が連動対象の財務会計ソフトを採用している場合には、「達人シリーズ」を追加導入し、日常的に登録する財務会計データを連動して税務申告に関わる業務を効率的に進めることができるようになる。また、会計事務所は、顧客ごとに財務会計ソフトが異なっていても、顧客が連動対象の財務会計ソフトを使用していれば、顧客企業が入力する財務会計ソフトのデータをダイレクトに連動し、データ再入力の手間を省くことができるわけだ。
NTTデータでは、「達人シリーズ」について、既に提供されている法人向けの各パッケージや所得税に加え、年内に資産税関連パッケージの提供を開始し、税務申告に関わる一連の業務に対応するとともに、他の製品とのデータ互換を強化していく予定という。
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