エプソンは、会計・業務ソフト「応援シリーズ」のラインアップである固定資産管理ソフト『減価償却応援』の最新版を12月下旬より発売開始する。
企業のリース物件においては、J-SOX法施行による内部統制強化の高まり、リース会計基準の改正などにより、固定資産と同様に詳細な管理が求められている。また、管理を徹底することで、会社内資産の「私物化」、「無駄遣い」を抑制し資産の有効活用促進、コスト削減につながる。最新版では、このような企業に欠かせないリース物件管理機能をさらに充実させた。
『減価償却応援』は、簡単操作による効率の良い資産データ登録と、月次償却費計算から税務申告処理までのきめ細かい固定資産・リース物件管理が可能な、総合的固定資産管理ソフトである。数千件を超える資産管理が必要な企業でも使えるとともに、表計算ソフトや既存システムからのデータ連動も可能である。
最新版で強化されたリース物件管理機能においては、部門、設置場所、勘定ごとに契約期間や支払額、未経過リース料(1年以内/1年超)が確認でき、残価保証額がある場合の当期支払額も自動計算可能だ。さらに、リース料などの月額計算機能を追加し、支払リース料、利息相当額などを月度単位で算出できるようにした。利息相当額は利息法/定額法で自動計算し、リース料支払回数に応じて元本と利息を自動配分。利息法の場合は支払方式(前払/後払)に応じた年利子率を計算・表示する。これらの内容は「月次リース料明細書」で確認できる。
また、「応援シリーズ」の税務申告ソフト「所得税顧問」や「法人税顧問」とデータ連動しており、あわせて使うことで、減価償却関連業務をさらに効率化する。
「応援シリーズ」は財務会計処理、税務申告、給与計算など22のラインアップを取り揃える会計・業務ソフト。これまでに1万件以上(※2)の会計士・税理士事務所をはじめ、中小企業から大企業まで幅広く使われている。
『減価償却応援』最新版の標準価格(税別)は、「スタンドアローン版」が14万8千円、「ネットワーク版(3ユーザー)が35万円、「ネットワーク版(5ユーザー)」が45万円、発売時期はいずれも2009年12月下旬を予定している。
最新版の詳細な商品特長についてはエプソンホームページを参照↓
http://www.epson.jp/products/oen/enterprises/products/genka/