コンビニのレジで、財布の代わりに携帯を取り出してピピッと支払う。こんなテレビCMが最近流れている。NTTドコモが始めた「おサイフケータイ」のひとつの機能としてモバイルペイメントがある。これは、携帯電話やPDAなどの携帯端末(移動端末)で支払いを行うサービスのこと。(株)ドゥ・ハウスが運営する「きかせて・net」ではモバイルペイメントの利用方法を調査した(有効回答数1万3802人)。
調査では、1)あらかじめ入金(チャージ)した額までが利用可能な「チャージ(入金)型」、2)残高制限のある「口座引き落とし型」、3)残高制限のない「クレジット型」、4)毎月送られてきてコンビニなどで支払う「請求書支払い型」、5)その他、の5つの選択肢から利用したい方法をすべて選んでもらった。
その結果、全体では、「そもそも利用したくない」との回答が32.2%を占めてもっとも多かったが、利用したい決済方法では、「チャージ型」(28.5%)を選ぶ人がもっとも多く、以下、「口座引き落とし型」(26.9%)が僅差で続き、大きく離れて「クレジット型」(16.1%)、「請求書支払い型」(10.3%)の順となっている。
なお、「そもそも利用したくない」は女性(35.8%)と既婚者(33.5%)の回答に多く、「チャージ型」は男性(31.0%)と独身者(33.3%)の回答に多い。