働く女性が興味を持つ資格は「アロマテラピー」
コクヨグループの(株)カウネットが運営する、働く女性向け情報サイト「わたしみがき」では、「わたしみがきアンケートレポート」として、2011年1月25日から31日にかけて全国の有職女性を対象に「資格」に関する調査を行った。また、2009年9月の調査結果と比較すると、興味のある資格が、現状の仕事に関わるものから、趣味やライフスタイルの延長にあるものへと変化していることが明らかになった。
調査結果(有効回答数430人)によると、資格への興味度については、「(とても+まあまあ)ある」との回答が87.0%と、約9割を占めた。この値は前回調査と変わらず、資格への興味の高さがうかがえる。一方で、資格を取りたい理由(複数回答)には変化がみられる。もっとも高かったのは「資格取得を通じて、自分の世界が広がりそう」で47.3%、次いで「勉強したり、新しい知識を得ることが好き」が40.9%だった。
前回の調査結果と比べ、「今の仕事で生かせそう」(39.8%→34.2%)、「趣味でやっていることの力試しや、どうせやるなら何かカタチにしたい」(34.6%→29.1%)、「やりたい仕事に転職するため」(28.2%→15.8%)、「昇進や年収アップに必要」(19.4%→15.5%)などが下がっており、将来の仕事あるいは転職のために資格を取得しようという思いがやや弱くなっているようだ。
興味を持っている資格(複数回答)では、「アロマテラピー検定・アロマコーディネーター」(15.5%)がトップ。次点は「野菜ソムリエ」(15.3%)で、前回トップの「医療事務」は上位から姿を消した。今回は前回に比べ、趣味やライフスタイルと関係するような資格が人気のようだ。ライフスタイルを磨く延長に資格取得があり、それが仕事につながれば・・・といった、仕事に対する新しい考え方を感じさせる結果と言えそうだ。
同調査結果は↓
https://www.kaunet.com/pdf/2011022_hataraku_sikaku.pdf