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2002年04月19日-001
住商、マルチデバイス対応型EIPソリューション「SCSモバイルポータル」を5月から発売

 住商情報システム(株)(本社:東京都中央区)は、この度、先進的なFOMA(第三世代携帯電話サービス)やPDAなどのモバイル端末及びPC等の各種情報デバイスに対応したEIP(Enterprise Information Portal)ソリューション「SCSモバイルポータル」を開発し、5月1日より販売・提供を開始する。

 近年のインターネットの爆発的普及をベースに、企業の内外で行き交う各種情報は膨大な量になってきており、その傾向は今後益々増加していくものと予測されている。そのような状況下、高速なネットワーク接続環境の実現、および第三世代携帯電話(FOMA)に代表される多様なチャネルの登場に伴い、必要とする情報の選択・アクセス、データの入出力を迅速・的確・効率的にサポートする企業向けモバイルポータルへの関心が急速に高まってきている。同社は、このような市場ニーズへの対応を進めてきたが、この度、短期間に構築でき、かつ段階的に導入可能なマルチデバイス型「SCSモバイル・ポータル」の製品化を完了、販売を開始する。

 「SCSモバイル・ポータル」の機能と特徴は、1)マルチデバイス対応、2)Internet、Intranet、CRM、SFA/SCMや、ERP、レガシーなどの基幹業務系等々、接続可能な複数のシステムに対して、シングルアクセスが可能、3)完全なポートレット制御により、ポータル画面上でのオペレーションを実現、4)パーソナライゼーションの機能が組み込まれ、使用者の属性・嗜好等を判断してOne-to-Oneな対応が可能、5)顧客サイトが短期間にて構築可能、6)最小オプションからトータルオプションまで、幅広い選択肢が用意されており、ニーズにマッチした選択的導入や段階的導入が可能、7)B2E、B2B及びB2Cポータルに対応可能、8)パッケージベースのソリューションのため、コストが低減できる、9)ユーザーフレンドリーな3Dアニメーション機能を有することなど。

 「SCSモバイル・ポータル」による具体的効果例としては、例えば、自社の場合、従業員はいつでもどこでも会社のExchangeなどのメール、予定表・経費システムなどにアクセスが可能となるので、「従業員の生産性」が向上する。また、社外の場合、1)企業間では、販促情報(商品情報、取り扱い情報、メンテナンス情報、顧客情報、店舗実売情報、配送履歴の追跡情報など)をパーソナライズして提供することが可能、2)お客に対しては、必要に応じた、ユーザー情報のデータベース(属性、嗜好、購入履歴など)から、リアルタイムで最適な情報提供が可能になるので、「企業間の経営資源の有効活用」、「顧客満足度の向上」等での効果が得られる。

 販売価格は、1)製品(ライセンス)価格:最小基本構成:1,500万円より、2)ソリューション価格:個別見積り、3)保守サポート費用:別途。

 この件に関する問合せは、同社エンタープライズ・ソリューション事業部PIシステム営業部PIシステム第一課(TEL:03-5166-1741、E-Mail:mobile@pis.scs.co.jp)まで。

 

 

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