インターネットリサーチのインフォプラントが実施した「携帯電話の機能やサービスに関する調査」結果(有効回答数7905人)によると、今後、携帯電話に付いたらよいと思う機能やサービスを自由回答形式で聞いた結果、「テレビ」がトップだった。次いで「GPSナビ」、「電車・バスの定期券・乗車券」が続くなど、すでに実現されている、または、今後実現予定の機能・サービスが上位に並んだ。
これらに続き、「鍵」、「保険証・免許証などの身分証明書代わり」、「防犯ブザー」といった、ふだん携帯するものやいざというときのための機能への要望も多かった。そのほか、「ラジオ」、「辞書」、「ソーラー充電」、「鏡」などといった回答も上位に挙げられていた。また、少数意見ながら、「必要な機能を追加できる」といったカスタマイズ要望や、「送信相手のメール開封確認」、「病院でも使用できるように」といった意見も見受けられた。
一方、ふだん使用している携帯電話の機能やサービス(複数回答)をみると、「アラーム」(85.4%)がもっとも多く、次いで「カメラ(静止画像)」(83.3%)、「着信メロディ」(81.6%)、「計算機能」(79.8%)などが続き、「バーコードリーダー(QRコード)」(54.0%)や「スケジュール帳」(50.7%)も半数以上が使用している。「おサイフケータイ」は8.9%だが、男性(13.8%)は女性(6.0%)の倍以上が使っている。
男女別にみると、「カメラ(静止画)」(女性88.3%、男性74.6%)、「計算機能」(同85.8%、69.6%)、「赤外線通信」(同51.0%、37.6%)、「カメラ(動画)」(同47.4%、35.5%)、「デコメール」(同46.4%、22.8%)では10ポイント以上女性のほうが高かった。一方、「ゲーム以外のiアプリ」(男性44.6%、女性39.1%)や「おサイフケータイ」は女性に比べ男性の利用が高かった。
同調査の詳細は↓
http://www.info-plant.com/dl/research/mobile/2006/060124-208.pdf