税 務 関 連 情 報 |
2002年01月27日-001
国税庁HP上に申告書計算シミュレート登場
平成13年分の確定申告がいよいよ2月16日から始まるが、今回から約40年ぶりに全面改訂された新様式の所得税申告書を使うことになる。そこで、国税庁では、例年作成している「確定申告の手引き」の中に新しい申告書の書き方を掲載するとともに、多くの納税者が前年分の申告書の控えを参考に申告書を作成することから、旧様式と新様式を対照した「新様式の確定申告書の書き方」を用意し、記載誤り等の防止を図っている。
また、国税庁のホームページ上では、メニューの中の「税金相談(タックスアンサーHP)」で、画面上の計算結果を見ながら申告書が簡単に作成できる「計算シミュレートコーナー」を設置することが決まっている。これは、申告書と同じ書式が映し出された画面上で入力したい項目のボタンをクリックすると、項目ごとの入力・説明画面が映し出され、指示に従って数字を入力し、最後にプリントアウトすれば申告書の控えが出来上がり、それを申告書に転記すれば「自書申告」が完成するというもの。当初は、2月1日からの公開を目指していたものの、計算過程の試行などを綿密に行う必要があることから2月上旬とのやや曖昧な公開日時だが、まもなくお目見えすることは間違いない。
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