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2002年12月09日-002
企業会計審、「中間監査基準の改訂に関する意見書」を公表
中間監査基準の改訂について審議を行ってきた企業会計審議会は、6日に開催した総会において「中間監査基準の改訂に関する意見書」を取りまとめ公表した。これは、今年1月の監査基準の大幅改訂に伴い、中間監査基準の改訂も必要になったことから、8月に公表して各界の意見を求めた公開草案の内容を一部修正して意見書として取りまとめたもの。
報告書によると、中間監査の目的は、経営者の作成した中間財務諸表が、一般に公正妥当と認められる中間財務諸表の作成基準に準拠して、企業の中間会計期間に係る有用な情報を表示しているかについて、監査人が自ら入手した監査証拠に基づいて判断した結果を意見として表明することにあるとした。
今回の改訂のポイントは、1)リスク・アプローチの明確化、徹底、2)継続企業(ゴーイング・コンサーン)の前提への対処、3)中間監査報告書の充実の3点。改訂中間監査基準は、2003年9月に終了する中間会計期間に係る中間財務諸表の中間監査から適用する。
本文は http://www.fsa.go.jp/news/newsj/14/singi/f-20021206-2/01.pdf 。
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