税 務 関 連 情 報

2002年05月13日-003
東京都が自動車税の「納期内納付」キャンペーン展開

 東京都では5月1日、自動車税の定期納税通知書約260万通(約340万台)を一斉発送した。自動車税の納期限は5月31日だが、毎年約30%の納税者が納期限までに納税していない。そこで、都主税局では、平成12年度から文書による催告に加えて、都税事務所職員が納税者の自宅へ直接訪問するなど、局を挙げての「滞納一掃」に取り組んできたが、今年度は新たに、5月早々に「自動車税の納税はお済みですか?」のチラシを作成、キャンペーンを展開する。

 まず、5月18日の土曜日の12時から13時に、JR上野駅広小路口において、東京納税貯蓄組合総連合会と協力、主税局長が先頭に立ち、約50名が参加して約3,000枚のチラシ配布による都民への街頭キャンペーンを行う。次に、チラシを対象別に配布するキャンペーンでは、若年層に対しては大学や専門学校、スポーツ施設、図書館で、新規の自動車所有者に対しては管内の自動車ディーラーや運転免許試験場で配布。さらに、地域住民に対しては町会を通じた回覧や地元商店街の街頭で、自動車業界関係者に対しては東京都石油(商)・(社)東京都トラック協会・(社)東京バス協会などから自動車利用者や会員などに配布する。また、前年度以前の滞納者には、定期納税通知書の発送に合わせ、改めて上記のチラシを同封した催告書を送って、滞納分を合わせた納税を要請する。

 自動車税は、原則、毎年4月1日現在の自動車所有者に係る税金で、乗用車、トラックなどが対象。税額は、1台当たりの年税額として、自動車の総排気量「1,000cc以下」から「6,000cc超」までの10段階ごとに、営業用は「7,500円」から「4万700円」、自家用は「2万9,500円」から「11万1,000円」が課税される。

 

 

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