経 営 関 連 情 報

2003年04月11日-003
GWの7日以上の連続休暇は大幅減少

 今年の5月のゴールデンウィークは、暦どおりだと3日しかない“ゴールデン”に相応しくないものだが、各企業の休暇はどうなるのだろうか。厚生労働省が全国の企業1330社を対象に「ゴールデンウィーク期間中の連続休暇の実施予定」を調査したところ、7日以上の連続休暇を実施する企業割合は19.8%で、昨年に比べ10.0%減と大幅に減っていることが分かった(回答企業数1232社)。

 調査では、4月16日から5月15日までの間に3日以上連続した休日・休暇を連続休暇と定義しているが、連続休暇を実施予定の企業は全体の87.1%となっており、製造業では94.7%とほとんどの企業で予定している。祝祭日が休みの企業では、今年は4月30日・5月1日・5月2日を休めば長期の連続休暇となるが、連続休暇実施企業のうち、4月30日は21.1%、5月1日は34.4%、2日は29.8%の企業がこれらの日を休日・休暇としている。

 通算した連続休暇が昨年より減少した企業は全体の6割弱、58.2%にあたる717社だったが、減少した理由は、97.1%(696社)が「暦の関係によるもの」と回答している。なお、最も長い連続休暇は13日で、1社が予定している。

 

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