経 営 関 連 情 報 |
2003年02月10日-002
ネット上の情報の真偽を見極める目は必要とのユーザー95%
ネット上では、間違ったウイルス情報が流れたり、ある新聞サイトが誤報を流して直後に訂正版を出すことなどは珍しくない。インターネットコム(株)と(株)インフォプラントが、ネットユーザー300人を対象に行った調査によると、インターネット上の情報について「真偽を見極める必要がある」というユーザーが95%を占めた。どの情報を信用するかは自分の判断にかかっているというわけだ。
ネット上の情報が「とても信頼できる」というユーザーはたった2%。しかし、「まあまあ信頼できる」を合わせると信頼しているユーザーは66%を占めた。それでもこの数字は、「テレビ」の85%、「新聞」の92.6%に比べるとかなり低い。ネット上で信頼できる情報は、「ニュース」が83%と最も高く、「アンケート結果」「ショッピングサイト」はわずか18%。「広告メール」と「未承諾広告メール」は各12%、3%で、「出会い系サイト」「チェーンメール」はいずれも0%だった。
ネット上で得た情報が間違っていた経験があるというユーザーは全体の3割弱で、その場合には、「そのまま無視した」が36%だが、「他のサイトで確認した」が34%、「他のメディアで確認した」が12%を占めた。ネット上では情報が氾濫しており、情報の伝達も早い。だが、どの情報を信じるか、どのように活用するかは、今のところそのほとんどが受けてのモラルや判断にかかっているといえそうだ。
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