経 営 関 連 情 報 |
2002年11月29日-001
額・率ともに昨年下回る今冬ボーナスの妥結状況
日本経団連は28日、今冬のボーナスである年末賞与・一時金の27日現在の妥結状況をまとめた。それによると、調査対象企業291社のうち78.7%にあたる229社が解決済みで、このうち集計可能な161社の妥結額平均は76万5,590円となった。同一企業の昨年実績と比べ、1万9,360円減少、率でマイナス2.47%となる。
製造業、非製造業別にみると、製造業146社の妥結額平均は74万2,092円で、同一企業の昨年実績に比べ、2万3,306円減、マイナス3.04%。一方、非製造業15社の妥結額平均は86万7,364円、昨年比212円増、プラス0.02%となっている。
また、妥結額の分布をみると、最も多いのは「60~65万円未満」(25社、16.2%)、次いで「75~80万円未満」(18社、11.7%)が続く。伸び率の分布では、「マイナス10%未満」(33社、22.1%)、「0.0~2.0%未満」(26社、17.4%)、「マイナス6.0~マイナス4.0%未満」(18社、12.1%)の順。
なお、今回の集計可能だった161社の内訳は、年間夏冬型137社、今季交渉19社、業績連動・算式協定5社となっている。
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