経 営 関 連 情 報

2002年07月10日-001
携帯電話の有料コンテンツ利用者が増大

 携帯電話の契約者数が6月末現在で約7,071万人に達している(電気通信事業者協会調べ)。うち、IP接続サービス契約者数は約5,465万人である。携帯電話でインターネットを利用する人も急増している。野村総合研究所が今年3月に行った調査(回答者1,118人)によると、携帯電話でのインターネット利用者はこの1年で14.5ポイント増加して、35.1%となった。

 なかでも、有料コンテンツを利用している人が携帯電話利用者の23.3%と4分の1近くに上り、有料コンテンツの年間市場規模は1年間で2倍近くに急増していることも明らかになった。野村総研の推計では、有料コンテンツの年間市場規模は昨年3月の約385億円から今年3月では約730億円に急増している。

 ところが、1人当たりの利用料は、昨年3月の月額平均439円から今年3月には同423円と低下している。ヘビーユーザーよりも、たまに使うという利用者の裾野が拡がったことがうかがえる。ちなみに、有料コンテンツ400円で何ができるかというと、例えば、「着信メロディダウンロード」(1曲約10~30円)、「音楽ダウンロード」(1曲約300~350円)、「待ち受け画面用画像ダウンロード」(月額約200円~300円:定額制)、「電車乗換案内」(1検索10円)などが挙げられる。

 

 

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