経 営 関 連 情 報 |
2003年01月17日-001
PCユーザに記録ニーズの高まりが顕著
BCN総研が10日に公表した2003年のPC関連意向調査によると、回答者の76.4%と7割強が2003年にPCや周辺機器の購入意向を示しており、購入予定の製品としては「デジタルカメラ」(20.9%)と「記録型DVD」(20.3%)が上位に挙がった。調査は、同社ホームページ上で昨年12月下旬にアンケートで実施され2,336件の回答を得た。
PCの利用状況と2003年の利用意欲を比べると、デジタルカメラに関連した用途で、PCユーザの利用意欲が高まっている。「デジカメの画像の保存」(65.1%)や「デジカメの画像の加工」(57.8%)の利用意欲率が6割前後と高く、現状の利用率(順に61.1%、40.6%)を上回っている。
ほかにも、利用意欲率は半数に至らなかったものの、「音楽CDの作成」(44.7%)、「ホームページの作成・運用」(44.3%)、「DVD、音楽鑑賞」(42.9%)、「動画の編集・加工」(33.0%)などマルチメディア関連の用途が、現状に比べポイントが大きく増加している。
デジタルカメラの普及に伴い、PCによる静止画の保存や編集が定着をみせ始め、さらにはマルチメディア関連の用途も浸透しつつあるようだ。ユーザが扱うデータの種類は、画像・動画・音楽などと多様化し、ファイルサイズや数も増大しており、「記録」に対するニーズは今後一層強まっていくというのがBCN総研の予想である。
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