経 営 関 連 情 報 |
2002年07月19日-002
6月中の法人取引停止処分件数は前年同月比14%減
全国銀行協会が7月17日に公表したところによると、6月中の全国における法人の取引停止処分者件数は800件で、前年同月比14.1%減となり、4ヵ月連続で前年同月を下回ったことが明らかになった。これを資本金別にみると、最も多いのが「資本金1千万円以上5千万円未満」の486件で全体の60.8%を占め、次いで「資本金300万円以上1千万円未満」が273件で34.1%と、この両階層が約95%を占めている。負債金額は、1,929億円、前年同月比5.2%減となり、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。また、1件あたりの負債金額は2億4,100万円となっている。
取引停止処分件数の原因別構成比をみると、「売上不振」が497件で全体の46.7%を占めて相変わらずトップ、以下、「高利金融」137件、12.9%、「コスト高・採算悪化等」107件、10.1%などが続く。また、件数の業種別構成比をみると、トップは「建設」の35.3%、次いで「製造」19.8%、「小売」15.8%、「卸売」11.6%、「サービス」9.8%などとなっている。
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