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今年のGW期間中の連続休暇日数は平均5.6日

経営関連情報 - 2009年04月20日

 今年のゴールデンウィーク(GW)は、暦どおりでは5月の2日から6日の5日間。厚生労働省が実施した「GW期間中における連続休暇の実施予定状況調査」結果(有効回答数1155事業場)によると、全体の94.7%(1094事業場)と大半の事業場で連続休暇の実施を予定し、うち90.0%(1040事業場)が連続休暇の一斉実施を予定しているが、その「通算した」連続休暇日数の平均は5.6日となった。

 同調査は、4月16日から5月15日の30日間の対象期間中に、週休日や特別休日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇を「連続休暇」としている。連続休暇一斉実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は5.6日と昨年を0.2日上回った。製造業の平均日数は6.0日と昨年を0.3日下回ったが、非製造業は5.1日と昨年を0.7日上回った。

 一方、連続休暇一斉実施予定事業場全体の「連続した」連続休暇日数の平均は5.5日であり、昨年を0.3日上回った。製造業の平均日数は6.0日と昨年と同じ、非製造業は5.1日と同0.8日上回った。「連続した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は16.0%と昨年より1.9ポイント減少。なお、もっとも長い「通算した」連続休暇は14日間で1事業場が、また、もっとも長い連続休暇は12日間で2事業場が実施を予定している。

 「通算した」連続休暇を日数分布でみると、もっとも多いパターンは暦どおりの5日(41.3%)、次いで4日(13.8%)。業種別でみると、製造業、非製造業ともに5日がそれぞれ27.3%、56.8%で最多。GWにおける連続休暇の合計日数が昨年より増減した理由は、増加事業場(連続休暇一斉実施予定事業場の51.8%)の96.5%、減少事業場(同11.3%)の83.9%がともに「暦の関係によるもの」と回答している。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/siryo/pdf/20090415.pdf