インターネットコムとJR東海エクスプレスリサーチが共同で実施した「ビジネスパーソンの情報源に関する調査」結果(有効回答数331人)によると、仕事で役立つ情報が得られるものとして挙げられたトップは「インターネット」で86.4%を占め、他の情報源を大きく引き離した。次いで「新聞」(66.5%)、「テレビ」(46.2%)、「週刊誌や月刊誌などの雑誌」(30.0%)、「ラジオ」(9.1%)などが続いた。
また、「新聞社系オンラインニュースサイト」を閲覧しているユーザーは全体の61.0%だったが、気になるのは閲覧しているサイトだろう。具体的には、「日経」(36.6%)がトップ、それと僅差で「朝日」(34.7%)、少し落ちて「読売」(27.2%)、「毎日」(19.6%)、「産経」(13.0)、「その他」(6.6%)となっている。
そのほか、新聞系オンラインニュースサイト以外によく訪問するサイトでは、「Yafoo!などのポータルサイト」(87.6%)がトップ、次いで「Googleなどの検索サイト」(48.0%)、「路線検索サイト」(47.4%)、「ショッピングサイト」(30.8%)、「企業サイト」(22.7%)、「辞書サイト」(21.8%)などという結果になった。
メディアの盛衰は時代とともに新聞や雑誌、ラジオ、テレビと移ってきたが、「ポータルサイト」などのオンラインメディアの盛衰期はこれから。インターネット技術のさらなる進展とともに、まだしばらくは発展していくものと予想される。