Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイトが、お付き合いをしている特定の異性がいる首都圏在住の20~30代未婚男女400人を対象に実施した「未婚カップルのクリスマスに関する意識調査」結果によると、女性が自分のために男性に費やして欲しいと思うクリスマス費用総額の期待額は2万9583円に対し、男性が女性のために費やしたいと答えた予算額は3万240円と、女性の期待と男性の予算がほぼ一致した。
男性は女性からの期待を的確に捉えてクリスマスに備えている一方、女性が男性に費やしたいと答えた予算額は1万8893円、これに対して男性の期待額は1万4861円と、女性の予算額より4000円ほど低く、男性の女性に対する期待は控え目な様子がうかがえる。また、女性が男性に贈って欲しいと思うもの(複数回答)は、「アクセサリー、腕時計」(66%)、「財布などの服飾小物」(56%)、「バッグ、カバン」(53%)が上位を占めた。
この順位は、男性と女性の気持ちがおおむね一致するが、女性と男性の気持ちのギャップに注目すると、「国内旅行」、「ドライブ、日帰り旅行」、「ホテル宿泊」、「ディナー」などの“一緒に時間を過ごす”類のものは、女性が男性に贈ってもらいたい気持ちが上回っており、逆に男性の贈りたい気持ちが上回っているものでは、「洋服」や「インテリア品」、「化粧品、香水」などのクリスマスプレゼントの定番品が多くなっている。
男性が女性から贈ってもらいたいもの(複数回答)では、女性と同様に、「アクセサリー、腕時計」(40%)、「財布などの服飾小物」(39%)が上位を占めたが、全体的に男性は女性に贈ってほしいもののスコアが低く、そもそもプレゼントへの期待が女性よりもかなり低いようだ。特に、「服飾小物」や「バッグ」、「洋服」などのクリスマスプレゼントの定番品では、女性の贈りたい気持ちが大きく上回り、男女の温度差が感じられる。
一方、クリスマスに対する意識のなかで、「恋人とのクリスマスの予定は、仕事や友人関係よりも優先すべき」では、男性の「非常にあてはまる+あてはまる」との回答が49%と女性(29%)を20ポイントも上回った。献身的な男性に対して女性はややクールなようにもみえる。また、「クリスマスを素敵に演出できる男性は魅力的」では女性(62%)のスコアが男性(46%)よりも高いが、男性にとってはやはり努力が求められそうだ。
同意識調査結果の詳細は↓
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/091110.pdf