経 営 関 連 情 報 |
2002年11月25日-002
ブロードバンド利用者が急増、3人に1人を超える
ブロードバンドの利用者の割合が1年間で21.6ポイントも増加し、37.1%と3人に1人を超えた。野村総合研究所が20日に公表した情報通信利用に関する実態調査結果で明らかになったもの。調査は、全国15~69歳の男女2,400人を対象に9月に実施し、1,703人の有効回答を得た(回収率71%)。今回から60代も調査対象に加えたが、時系列比較のため数字は15~59歳が対象。
調査結果によると、自宅のパソコンだけでなく、職場や学校のPCや携帯電話単体(iモードなど)での利用を合わせると67.2%がインターネットを利用している。7.8%の人々は、「携帯電話単体と自宅のブロードバンドの両方でインターネットを利用」している。この比率を、ユビキタス・ネットワーク社会の進展度合いを表すひとつの指標として「ユビキタス指標」と呼ぶが、この1年間で約3倍に増加した。
また、自宅のPCでインターネットを利用している人のうち、ADSL(22.1%)、CATVインターネット(13.0%)や光ファイバー(2.1%)など、ブロード回線の利用者割合が1年間で21.6ポイント増加し、37.1%となった。この急増のけん引役はADSLだ。ブロードバンド利用者の増加とともに、月間のインターネット利用割合が、半年前の13.8時間から17.2時間に増加している。
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