2003年09月08日-002
「デジタル万引きは犯罪と同じ」と26%が回答
カメラ付き携帯を使い書店やコンビニで雑誌や書籍などの出版物を撮影し、必要な情報だけを持ち帰るという「デジタル万引き」が問題視されている。最近では美術館や劇場でも同様の行為が起こっているという。モバイルコンテンツを提供するネプロジャパンが実施したこれに関する意識調査(有効回答数6086人)によると、「デジタル万引き」は「犯罪に等しい」との回答が26%だった。
そのほか「あまりよくないこと」との回答が60%で、「別にいい」との容認派は13%にとどまった。ただ、年齢層別にみると、若年層ほど罪悪感が低く、10代では「別にいい」との回答が29%を占めている。デジタル万引きの経験については、「やったことがあるが、注意されたことがない」が4%、「やったことはないが、やろうと思ったことがある」は10%、「カメラ付き携帯を持っているが、やったことはない」が54%だった。
ちなみに、デジタル万引きで撮った(撮りたい)ものは、「特にない」が30%で最も多かったものの、「料理レシピ」(14%)、「レストランなどお店の情報」(13%)、「ヘアースタイル・ファッション」(10%)などが上位に挙げられている。また、狙われやすいコンテンツとして「地図」「時刻表」「レシピ」などが多かったという。結局、デジタル万引きは、エンドユーザーの良識次第ということだが、携帯ユーザーの大半は良識を持っているようだ。
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