税 務 関 連 情 報

2003年02月14日-002
早くも100万アクセス超えた国税庁HPの「申告書作成コーナー」

 今年の確定申告における自書申告の推進に対する取組みの目玉は、国税庁のホームページ上で確定申告書を作成し、プリントアウトしたものを税務署にそのまま提出できるという「所得税の確定申告書作成コーナー」がお目見えしたことだ。同コーナーは、昨年の確定申告で設置した、画面上の計算結果を見ながら申告書が簡単に作成できる「確定申告書計算シミュレートコーナー」をリニューアルしたもの。

 この作成コーナーのアクセス件数が2月11日現在で早くも125万6761件にのぼっていることを、国税庁が13日に明らかにした。ホームページに提供されたのは1月17日だが、同月24日にマスコミ等に公表して以降、同月27日にはアクセス件数が10万件を超えた。そして、2月7日には早くも累計で100万件を突破するなど、作成コーナーを試す納税者が予想以上に増えている。

 国税庁では、同コーナーで募集していたアンケートに応募してくれた2968人の回答結果をとりまとめており、それによると、利用者の職業は、「会社員」が55.5%を占めて最も多く、次いで「無職(年金者など)」が25.8%、「事業者」が7.2%、「職業会計人」も2.6%とわずかながら利用していた。利用者を年齢別にみると、最も多いのは「30代」の30.9%、以下、「60代」(21.1%)、「40代」(20.7%)、「50代」(13.8%)と続く。

 また、利用した感想では、「十分」(37.0%)と「まあ十分」(43.6%)を合わせた約8割が申告書作成に満足していることも分かった。来年の利用意向についても約8割が「ぜひ利用したい」と回答している。いよいよ来週の月曜日17日から確定申告が始まるが、自宅にながら、申告書の作成・提出までできる作成コーナーの利用者はますます増えるに違いない。

 作成コーナーへのアクセスは
http://www.nta.go.jp/category/kakutei/kakutei.htm

 

 

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