経 営 関 連 情 報 |
2002年10月04日-004
5年前に比べ仕事時間が男性は12分、女性は20分減少
総務省が9月30日に公表した平成13年社会生活基本調査の「生活時間に関する結果」によると、仕事時間は、男性の有業者が6時間48分、女性の有業者が4時間51分で、5年前の平成8年に比べ、男性が12分、女性が20分減少している。また、有業者の仕事時間を年齢階級別にみると、男性は30歳代後半が7時間34分と最も長く、女性は20歳代前半の5時間37分が最も長い。調査は、全国世帯から無作為抽出した約7万7千世帯の世帯員約21万人を対象に昨年10月に実施したもの。
調査結果によると、15歳以上の人の1日の生活時間(週全体平均)をみると、男性は、睡眠や食事などの1次活動時間が10時間28分、仕事や家事などの2次活動時間が6時間55分、アフターファイブやテレビ等でくつろぐなどの3次活動時間が6時間37分で、女性は、それぞれ10時間40分、7時間4分、6時間15分となっている。平成8年と比べると、男女とも、仕事などの2次活動時間が減少し、自由時間における活動である3次活動時間が増えている。特に、60歳代前半の男性は、2次活動時間が30分減少する一方で。3次活動時間が32分増加している。
また、1次活動時間のうち睡眠時間は、男性が7時間49分、女性が7時間35分となっている。平成8年と比べると、男女とも、平日と日曜日は減少しているが、土曜日は増加している。2次活動のうち、家事や介護、育児、買い物などの家事関連時間は、男性が33分、女性が3時間45分となっている。平成8年と比べると、男性が6分増加し、女性が1分減少したものの、依然として男女差の開きは大きい。
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