地上デジタル放送への移行にあたり、放送だけでなく対応機器もデジタル化している。液晶やプラズマなどのテレビ、HDDやブルーレイレコーダなどの録画機器も新製品が続々発売されている。インターネットコムとマーシュが実施した「デジタルテレビ番組の録画に関する調査」では、ブルーレイディスクレコーダを購入してもよい価格は、7割強のユーザーが「4万円未満」と回答した。
調査結果(有効回答数300人)によると、デジタル録画機器を「所有している」人は45.7%となった。録画・再生機器の種類(複数回答)は、「HDD・DVDレコーダー・プレイヤー」が59.1%でトップ、次いで「VHSビデオ」と「DVDプレーヤー」がともに48.9%、「HDDレコーダー・プレイヤー」が19.7%、「HD DVDレコーダー・プレイヤー」が5.8%、「ブルーレイレコーダー・プレイヤー」は5.1%となった。
デジタル放送の番組録画でのレコーダーの使用頻度は、「毎日録画」と「3日に一度くらいは録画」がともに21.9%でトップ、次いで「週に一度は録画」が16.8%、「2週間に1回程度録画」が4.4%など。「録画はほとんどしない」は29.9%だった。録画データの保存先は、「機器付属のHDD」が47.9%でもっとも多く、以下、「DVDにダビング」が30.2%、「テレビ内臓のHDD」が7.3%、「保存はしない」は12.5%だった。
最後にブルーレイを購入してもいいと思う価格については、「3万円未満」が56.4%、「3万円以上3万5千円未満」が11.7%、「3万5千円以上4万円未満」が6.7%、「4万円以上4万5千円未満」が3.1%、「4万5千円以上5万円未満」が11.0%、「5万円以上5万5千円未満」が7.4%、「5万5千円以上6万円未満」が2.5%となった。4万円以下なら購入してもいいという人が74.8%を占めた。このあたりが普及価格となるか?