ゼイタックス

経営関連情報 (2007/02/13)

義理チョコで40%の人が“お返し”を期待

 14日はバレンタインデー。269年にローマ皇帝の迫害下で殉死した聖ウァレンティヌス司教の記念日であったことに由来するといわれるが、定かではない。マクロミル社が全国20~30代の女性会社員を対象に1月22~23日にかけて実施した「バレンタインデーに関する調査」結果(有効回答数515人)によると、今年のバレンタインデーにチョコレートの購入予定が「ある」との回答78%だった。

 購入予定者がチョコレートをあげる相手(複数回答)は、本命チョコとして「夫、彼氏」にあげる人は71%、「彼氏ではないが気に入っている男性」が13%、義理チョコとして「会社の上司」にあげるが48%、「家族」が44%のほか、自分自身のために購入する人が16%いた。1個あたりの購入予算は、本命チョコの平均が約2148円、義理チョコは約799円と、その差は約1350円、本命チョコは義理チョコの約2.7倍となった。

 また、本命チョコの“お返し”については、62%が「期待する」と回答、義理チョコについても40%が期待している。本命チョコに期待するお返しとしては、「アクセサリー」が46%でトップ、次いで「食事」(41%)、「ケーキ」(25%)、「クッキー」(18%)など。義理チョコでのお返しは、「クッキー」(57%)、「チョコレート」(49%)、「ケーキ」(37%)、「キャンディー」(22%)などの順となった。

 会社での「義理チョコ」のやり取りの是非については、肯定的な意見は26%にとどまり、否定的な意見が74%を占めた。あったほうがいい理由(複数回答)は、「コミュニケーションを深めるにはいい機会」(73%)や「日頃の感謝の気持ちを表わすのにいい機会」(69%)など。一方、否定的な意見の理由(複数回答)は、「面倒だから」が73%ともっとも多く、次いで「お金がかかるから」が62%などとなっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/client/r_data/20070207valentine/macromill20070207valentine.pdf