ゼイタックス

経営関連情報 (2006/01/30)

夫に内緒の“へそくり”を持っている主婦は45%

 サラリーマン世帯の主婦は、へそくりや結婚前に持ってきたお金など「夫に内緒にしている資産」があるようだが、それは一体どれぐらいあるのだろうか。損保ジャパンDIY生命が全国のサラリーマン世帯の主婦500人に聞いた「2005年冬のボーナスと家計の実態調査」によると、夫に内緒の資産(へそくり)を持っている主婦は45.6%を占め、平均へそくり額は241.3万円にのぼった。

 へそくりを持っている主婦のなかでは、「100~200万円」という回答が11.4%を占めてもっとも多い結果となった。一方で、「700万円以上」と回答した主婦が3.6%もおり、平均額を引き上げた。年代別にみると、平均額は上の年代が高く、「50代」(402.2万円)と「20代」(146.9万円)では約3倍近い差が生じている。「持っていない」と回答した主婦も含めたへそくりの平均額は110.0万円だった。

 また一方で、「夫が妻に内緒にしている資産」についての主婦の推測では、全体の76%と8割近くが「持っていないと思う」と回答。「持っていると思う」と答えた主婦のなかでも「1~50万円未満」との回答が全体の9.4%でもっとも多かった。ほとんどの妻は、夫が内緒にしているへそくりはなく、自分が我が家の財布の紐を握っていると考えているようだが、実際のところはどうなのだろうか。

 なお、今年の正月に、子どもや親戚の子、親などへ渡したお年玉総額については、もっとも多い金額は「1万円」(19.8%)、次いで「2万円」(16.8%)、「3万円」(15.0%)、「5万円」(13.8%)などが続き、「なし(0円)」との回答も18.0%と2割近くみられた。全体の平均額は3.3万円で、「0円」を除いた、お年玉を用意した人だけの平均では4.1万円となった。

 今冬のボーナス状況など同調査の詳細は↓
 http://diy.co.jp/news/2006/pdf/0118.pdf