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初めて入社する際に重視したことは「勤務地」

経営関連情報 - 2008年08月29日

 マイボイスコムが8月初めに実施した「職業観に関する調査」結果(有効回答数1万4886人)によると、(現在会社に勤めている人が)最終学歴後に初めて入社する際に重視したこと(3つまで回答)は、「勤務地」(48.0%)がトップ、次いで「給与」(34.8%)、「勤務時間」(23.9%)、「自分のやりたいことができる」(20.9%)となった。回答者の7割は現在何らかの職業に就いており、正社員が31.5%を占めている。

 一方、現在働く上で重視していること(3つまで回答)については、「給与」(52.1%)、「勤務地」(44.1%)、「勤務時間」(42.6%)、「休日・休暇の取れる日数」(32.8%)となった。トップ3は初めて入社する際に重視したことと変わらないが、「給与」と「勤務時間」を重視する傾向がより強まっている。また、『初めて』では10.2%と高かった「会社の知名度・イメージ」は、現在の重視点では1.9%まで大きく後退している。

 転職経験の有無・回数については、転職回数は「1回」が22.0%、「2回」が14.4%、「3回」が9.8%、「4回」が12.6%となっており、転職を経験した人は全体の約6割を占める。「転職をしたことがない」人は32.1%だった。また、女性が働くことについては、「就業し、結婚や出産などで一時的に家庭に入るとしても、再び働くのが望ましい」(47.1%)が約半数を占め、次いで「就業し、長く働くのが望ましい」(23.0%)が続く。

 同調査結果の概要は↓
 http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/12110/index.html