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2003年05月28日-001
大人になったら「学者・博士」が初の1位
子供のころの「大人になったらなりたいもの」は時代を映す。陸軍大将・飛行機乗りや総理大臣などは昔の話。今は、野球やサッカーの選手だろうか。毎年行っている第一生命の最新版(2002年7~8月)の調査結果が公表された。それによると、男子は「学者・博士」が初の1位、女子は「食べ物屋さん」が6年連続のトップとなった。調査対象は、全国の未就学児と小学生(1~6年)991人(男子375人、女子616人)。
「学者・博士」は前年の8位からの大躍進。2000年(白川英樹氏)、2001年(野依良治氏)と連続して日本人科学者がノーベル賞を受賞したことの影響とみられている。その後の小柴・田中氏の2人受賞で今年もトップとなる可能性がある。以下は、「サッカー選手」「野球選手」「食べ物屋さん」「大工さん」などが続く。前年21.0ポイントで圧倒的なトップだった「野球選手」が今回は8.5ポイントも減少して「サッカー選手」にも抜かれたことが目に付く。
一方、女子の2位以下は、「看護婦さん」「保母さん・幼稚園の先生」「花屋さん」が続き、この上位の職業は女子のベスト5の常連である。5位は「飼育係・ペット屋さん」で7位に「獣医さん」と動物関連が2項目もランクインした。ここ数年のペットブームを反映して動物相手の職業が人気になっている。また、「ピアノの先生・ピアニスト」が6位、「マンガ家」が9位にランクされ、女子には“アーティスト系”も好評だ。
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