ゼイタックス

年賀状はもらってうれしいが、準備は面倒

経営関連情報 - 2008年12月08日

 マクロミルが全国の15歳以上の男女を対象に実施した「2009年年賀状に関する調査」結果(有効回答数624人)によると、2009年のお正月に年賀状を送る予定があるかを尋ねたところ、86%が「予定がある」と回答した。年賀状を送る形態(複数回答)は、「年賀はがき」が94%でもっとも多く、次いで「携帯メール」が39%、「パソコンメール」が22%となった。女性では、約半数の48%が「携帯メール」と回答している。

 年賀状の平均送付予定数は、「年賀はがき」が49.5通、「携帯メール」が6.1通、「パソコンメール」が3.5通など、全体の合計では平均59.5通となった。男女別にみると、男性は「年賀はがき」が平均57.0通と、女性(41.9通)よりも約15通多い。また、年代別にみると、若年層ほど「年賀はがき」が少なく、逆に「携帯メール」が多く、特に15~19歳では「携帯メール」が平均18.2通と「年賀はがき」(16.0通)を上回る。

 年賀状の送り先(複数回答)は、「友人」が97%、「家族・親戚」が74%、「同僚・クラスメート」が48%、「上司・先輩」が44%など。また、年賀状をパソコンメール・携帯メールで送る人のその理由(複数回答)は、「簡単に送れるから」が81%、「年明けの瞬間に送れる」が52%、「作成が楽だから」が41%、「相手の住所を知らないから」が35%、「絵文字やグリーティングカードが使えるから」が29.3%などの順だった。

 年賀状に対する意識を項目別に尋ねたところ、「そう思う」との肯定的回答の割合は、「知人・友人からの年賀はがきはうれしい」が95%、「メールよりも、はがきの年賀状をもらうほうがうれしい」が83%、「年賀状のやり取りは、大切な習慣の一つ」が78%となった。一方で、「年賀状の準備は面倒だ」に対しても82%が「そう思う」と回答している。年賀状はもらってうれしいものだが、同時に準備が面倒とも感じているようだ。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/r_data/20081203ny/20081203_ny.pdf