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経営関連情報 (2008/01/30)

07年6月の現金給与は「東京都」がトップ

 厚生労働省が、従業員10人以上の民間事業所を対象に2007年6月分の賃金等について実施した「2007年賃金構造基本統計調査(都道府県別速報)」結果(有効回答数4万4838事業所)によると、基本給にあたる所定内給与と残業代などの所定外給与を合計したきまって支給する現金給与額は、「東京都」(平均年齢40.4歳、平均勤続年数11.6年)が40万4300円でトップだった。

 以下、「神奈川県」が37万1700円、「大阪府」が35万4400円、「愛知県」が35万3900円、「京都府」が33万7900円で続く。一方、もっとも低かったのは「沖縄県」(同41.6歳、9.7年)で24万800円となり、トップの東京都とは16万円以上の開きがある。次いで「青森県」が24万6900円、「宮崎県」が24万8900円、「岩手県」が25万6900円、「鹿児島県」が26万3500円などとなっている。

 男女別にみると、男性は、「東京都」(同41.8歳、13.1年)が44万9200円でトップ、以下、「神奈川県」(40万8300円)、「大阪府」(39万3200円)、「愛知県」(39万2700円)、「京都府」(38万400円)などの順。一方、もっとも低いのは「沖縄県」(同42.1歳、10.5年)で26万7600円、次いで「青森県」(28万2300円)、「岩手県」(29万1500円)、「宮崎県」(29万1900円)、「山形県」(29万4900円)などの順だった。

 女性は、「東京都」(同37.2歳、8.1年)が30万4400円でトップ、以下、「神奈川県」(27万1200円)、「大阪府」(26万700円)、「京都府」(25万3500円)「愛知県」(24万6600円)、などの順。一方、もっとも低いのは「秋田県」(同41.1歳、10.5年)で19万2300円、次いで「宮崎県」(19万2500円)、「岩手県」(19万5300円)、「青森県」(19万6400円)、「沖縄県」(19万8900円)などの順だった。

 同統計調査結果の詳細は↓
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/t07/index.html