気にはしながらなかなか実行できないものが健康診断である。マイボイスコムが実施した「健康診断の受診に関する調査」結果(有効回答数1万3126人)によると、最近1年間に受けた健康診断の回数は、「1回」が54.5%ともっとも多く、「2回」が8.1%、「3回以上」が2.0%となった。最近1年間に健康診断を受けた人は64.5%と7割弱で、受診していない人が3割強いる結果となった。
受診費用の負担先は、「自分が所属している会社の健康保険組合」(60.1%)がトップで、2位の「自分自身」(21.0%)を大きく上回った。受診した検査項目(複数回答)は、「身体測定(身長、体重など)」(88.0%)、「尿検査」(87.2%)が9割近くでトップ2となっており、「血圧測定」(79.0%)、「視力検査」(76.9%)、「問診(内科診察など)」(68.2%)、「聴力検査」(66.0%)、「胸部X線検査」(65.7%)などが上位に並んだ。
受診項目のうち、受診にあたっての結果が気になるのも(複数回答)は、「血中脂質検査」が19.5%でトップ、以下、「血糖検査」(10.8%)、「肝機能検査」(10.6%)、「視力検査」(10.2%)、「血圧測定」(10.1%)などが続く。検査結果をみると、「特に異常はみられなかった」が57.1%と過半を占めたものの、「要注意項目があった」が26.8%、「再検査が必要だった」が11.8%と、何らかの異常があった人が全体のほぼ4割を占めた。
最近1年間に健康診断を受けた人が健康診断後、自分の健康を保つために心がけていること(複数回答)については、「バランスの良い食事を心がける」が46.0%でトップ、以下、「適度な運動をする」(35.3%)、「十分な睡眠をとる」(34.3%)、「暴飲暴食をしない」(22.5%)などが続く。「特にない」人が23.7%いたが、全体の8割弱の人は、健康管理のために何らかのアクションを起こしている。
同調査結果の詳細は↓
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/9807/index.html