忘年会シーズンは会場を早めに予約しないと一杯になってしまうが、今年の忘年会の予定はもうお決まりだろうか。日本能率協会総研がこのほど発表した「主婦と会社員の忘年会事情調査」結果(有効回答数332人)によると、今年の忘年会会場は、全体では「居酒屋」(78.5%)が圧倒的に多く、「専門料理店」(22.2%)や「レストラン」(15.7%)、「自分や他の参加者の家」(13.0%)を大きく引き離した。
会社員と主婦を分けてみると、会社員は、「居酒屋」が80.3%ともっとも多く、以下、「専門料理店」(24.6%)、「レストラン」(14.8%)と上位3位までは全体と変わりない。一方主婦は、「居酒屋」が72.4%で全体、会社員同様もっとも多いが、次いで「自分や他の参加者の家」(24.1%)が2位、「レストラン」(19.0%)が3位という結果になった。
今年の忘年会への参加予定回数は、全体では「2回」(26.2%)、「1回」(21.7%)、「3回」(19.6%)の順で、「参加予定なし」という人が21.4%いる。主婦と会社員別では、主婦は「参加予定なし」が44.8%でもっとも多く、次いで「1回」(23.8%)が続き、平均1回。会社員は「2回」(28.6%)、「3回」(24.7%)の順で、平均は2.25回となった。
みなさんは酔うとどういう風になるのか。全体では、59.3%と約6割の人が「陽気になる」と回答し、続いて「おしゃべりになる」(42.5%)人も多いが、3人に1人は「眠くなる」(35.5%)となった。男女別にみても、ほぼ傾向は変わらないが、「笑い上戸になる」は女性が15.8%、男性が8.1%と7ポイントの差。そのほか、「話がくどくなる」は男性が10.6%に対し女性は6.2%と4ポイントの差となった。