税 務 関 連 情 報

2002年07月26日-001
山梨県河口湖町等の「遊漁税」税収1年間で約4,666万円

 山梨県河口湖町は7月23日、昨年7月に全国初の法定外目的税として導入された「遊漁税」の今年6月末までの1年間の税収が4,666万9,800円と当初見込み額の4,000万円を上回ったことを明らかにした。遊漁税は、ブラックバス釣りで有名な河口湖湖畔の河口湖町・勝山村・足和田村の3町村が導入した新税で、河口湖漁協が釣り客から徴収している入漁料に1回200円の税額を上乗せして徴収するもの。

 河口湖町役場によれば、6月末までの1年間に3町村合計で23万3,349人の釣り客が河口湖に訪れたという。当初の年間税収見込み4,000万円を上回ったことで、これまで多くの釣り客が押し寄せることで行政側が苦慮してきた、駐車場の確保、トイレの整備、釣り人のごみ問題などの環境整備対策やその財源問題解消に向けて大きく前進しそうだ。

 

 

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