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2002年05月24日-001
東芝、PCとAVを無線LANで融合する「TransCube 10」を発売
東芝は、ノートPCと無線LAN接続することによって、ワイヤレスTV機能や約72時間の長時間録画可能なHDDビデオレコーダ機能など、ノートPCの機能を様々に拡張することが可能な新しい情報機器、ワイヤレスホームメディアステーション「TransCube 10(トランスキューブ10)」を商品化し、5月23日より販売を開始した。
新製品には、ブロードバンドルータ、無線LAN(IEEE802.11b/2.4GHz)アクセスポイント、80ギガバイトHDD、TVチューナー、MPEG2エンコーダ/デコーダLSI、可変ビットレート処理技術などが搭載されており、ノートPCと組み合わせることによって、次のようなことが実現できる。
1)新製品で受信したTV放送をリアルタイムで無線AV伝送し、アンテナ接続の制約なしに家中どこからでもTV視聴が可能。
2)無線LANによって、複数のPCから同時に電子メールのチェック、ならびにインターネットアクセスが可能。
3)PCからHDDレコーダ機能を操作し、「追っかけ再生」など、時間制約を受けずにTVタイトルを楽しむことが可能。
4)外出先からPCやiモードを使い、番組の録画予約などが可能。
また、付属のアプリケーション「LIVE MEDIA for TransCube」によって、PC上からのタイトルの録画、管理をスムーズに行えるほか、新製品のHDDへ保存しているTV番組やデジタルビデオカメラ映像をPCへコピーし、「PowerDirector2.0(東芝版)」を使って編集、編集した映像を再び新製品へ転送し、TV画面へ再生することも可能だ。
新商品の販売価格はオープン。また、TransCubeから提供される機能を快適に利用できる性能を備えた同社ノートPC(DynaBook V5/410PMEW)も、同時販売する模様だ。
この件に関する問い合わせは、東芝PCダイヤル(TEL:057-00-3100:全国共通)まで。同社PC総合サイト「dynabook.com」(http://dynabook.com/)でも新製品情報の入手ができる。
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