ゼイタックス |
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経営関連情報 (2004/01/14) | ||||||
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■ 国家公務員に憤りを感じた体験ある人が約8割 人事院が9日に公表した国家公務員に関するアンケート調査結果によると、回答者の79.7%と約8割の人が国家公務員に対して不満や憤りを感じたことがあることが分かった。アンケートは、公募した一般男女モニター500人を対象に昨年7月から8月にかけて実施したもの。 不満や憤りの内容(第1~第3順位まで付けてもらう)では、第1順位で最も多かったのは「『自分の仕事ではない』など、すぐにたらい回しをしようとする」(20.3%)。第1~第3順位のトータルでみると、「対応が遅く、手続きに時間がかかる」(46.1%)が最も多く、続いて「すぐにたらい回しをしようとする」(43.2%)、「つまらないことで、形式や前例にこだわる」(41.8%)、「エリート意識が高く、他人を見下した態度をとったりする」(35.5%)などとなっている。 一方、国家公務員の仕事ぶりで好感・感心したことがあるかについては、国民と接触が多い部署を中心に154件の意見があった。トップは「日本郵政公社」関係の48件ですべてが郵便局。「窓口の対応が、ここ数年でよくなったと感じる」などの意見があった。以下、「厚生労働省」関係の32件(ハローワーク21件、国立病院8件等)、「国税庁」関係の24件(税務署22件等)、「法務省」関係の9件(法務局4件等)などが挙げられた。 ハローワークでは「来訪者が多いにもかかわらず、要領よく対応している」、税務署では「確定申告の際、親切かつ手際よい説明があり、書類の整理をしてくれた」、法務局では「登記手続きのために訪れた際、言葉遣いがよく親切な対応だった」などの意見があった。 |
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