経 営 関 連 情 報 |
2002年03月04日-002
携帯端末でのネット利用者5千万人に迫る
総務省が3月1日に公表した本年1月末現在の「インターネット接続サービスの利用者数等の推移(速報)」によると、携帯電話端末でのインターネットサービスの利用者数は4,943万8千人で13年1月末の前年同期に比べ69%増加した。12年1月末との比較では10倍以上になっており、ここ2年間の携帯でのネットサービスの利用者の激増が浮き彫りになった。
速報によると、電話回線等を利用したダイアルアップ型接続によるインターネット接続サービスの加入者数は、1月末で約1,995万人に上り、12年1月末の約1,059万人と比べると88.4%増と順調に増えている。また、CATV網を利用したインターネット接続サービスを行う事業者数は、1月末で251社となり、12年1月末の85社から3倍近くまで増えた。事業者数を都道府県別でみると、最も多いのは東京の25社、以下、神奈川16社、大阪、埼玉がともに15社、千葉14社、愛知13社などと続く。逆に少ない県は、福島ゼロ社、秋田・奈良・和歌山が各1社、青森・山形・茨城・鳥取・高知・熊本が各2社など。
なお、メタリックケーブルを利用した高速データ送信技術であるDSLサービスの利用者数は、前年の1月末では1万6,194人に過ぎなかったものが、本年1月末では178万7,598人に膨れ上がっていることも注目される。
【ホームへ戻る】