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経営関連情報 (2006/12/13)

年末年始は父母とお酒を飲む機会が急増

 インフォプラントが実施した「年末年始の飲酒に関する調査」結果(有効回答数800人)によると、年末年始に自宅で一緒にお酒を飲むことの多い相手(複数回答)は、「配偶者」が56.1%でもっとも多く、次いで「母、義母」が29.9%、「父、義父」が29.8%となった。普段自宅で一緒に飲む場合は「父、義父」が8.8%、「母、義母」が10.1%に過ぎず、帰省や年始の挨拶などで、お酒を飲む機会が急増していることがうかがえる。

 年末年始に飲むことの多いお酒(複数回答)は、「ビール」が62.1%でトップ、次いで「日本酒」(38.6%)、「ワイン」(31.5%)だった。普段は、「ビール」(49.8%)、「発泡酒」(44.5%)、「サワー、チューハイ」(41.0%)の順だが、年末年始は、「発泡酒」(30.9%)は4位、「サワー、チューハイ」(29.2%)は5位にランクダウン、逆に「日本酒」が9位から7ランクアップとなった。それも、銘柄などを重視して少し贅沢なお酒を飲んでいるようだ。

 自宅で飲むことの多いお酒の酒類を地域別に比較した場合、どの地域でも「ビール」が6割弱~7割弱で1位だが、北海道・東北~近畿の2位が「日本酒」に対し、中国・四国・九州・沖縄では「発泡酒」が2位で、3位に「焼酎、泡盛」が入っており、「日本酒」は5位。「焼酎、泡盛」は近畿で3位だが、関東では5位、北海道・東北と中部では6位と、地域によって好まれるお酒に差がみられた。

 なお、20歳以上の主婦を対象に11月末に実施した「おせちに関する調査」(有効回答数400人)では、全体の55.0%がおせち(出来合いを含む)を「(多分)用意する」と回答。「(多分)用意しない」は33.3%、「分からない」が11.8%だった。おせちを用意する割合は年代が高くなるほど多く、50歳以上では62%が「用意する」、13%が「多分」としているが、20歳代では「用意する」31%、「多分」14%と比率が低下する。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.info-plant.com/research/photo/00359.pdf