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税務関連情報 (2007/09/05)

税大が11月13~15日に「公開講座」を開催

 税務大学校では、今年度も「税を考える週間」(11月11~17日)に合わせて、11月13日(火)から15日(木)までの3日間、埼玉県和光市の和光校舎で2007年度「公開講座」を開催する。同講座は、一般人を対象に、租税に関する知識の普及や納税意識を高めることを目的に1994年から始まったもの。講座では、国や地方公共団体の財政を支える税金の意義や役割、一般的な税の仕組みなどを解説する。

 第14回目となる今回の講座では、初日13日の一橋大学大学院の水野忠恒教授(税制調査会特別委員)の「最近の税制の展望~新しい事業・投資の形態」を始め、国士舘大学の酒井克彦教授や税務大学校スタッフを講師とした、相続時精算課税制度、税制や税務行政に関する最新の基礎知識、歴史さらには今話題の電子申告(e-Tax)の紹介といったバラエティに富んだテーマで6講座を予定している。

 税大では、税に関する仕事や研究に携わる専門家から普段あまり税に縁のない一般納税者まで、多くの人に聴いてもらえるように、多様な内容を設定したとしており、昨年の参加者からは、「非常に興味深く聞くことができた」、「歴史的な観点から税を考えることができ、勉強になった」といった評価が寄せられているという。各日13時45分から16時50分まで開かれ、1日のみの受講もできる。

 受講料は無料、300人程度を募集している。受講申込みは、郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号及び受講希望日を必ず記載のうえ、ハガキまたはファックスで税務大学校和光校舎庶務係(〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7、FAX:048-467-1951)宛てに、10月31日までに申し込む。インターネットでの申込みは、下記の税大ホームページの公開講座のご案内のページ( http://www.ntc.nta.go.jp/wakou/02.html )から。