ゼイタックス

経営関連情報 (2006/02/17)

若年層世帯ほど経験があるネットショッピング

 インターネットショッピングの経験の有無を調査対象全世帯に聞いたところ、「ある」との回答は26.7%だった。これは、日本郵政公社が13日に発表した「第9回金融機関利用に関する意識調査(2005年度)」のなかでわかったもの。調査結果(有効回答数:827単身世帯を含む4009世帯)によると、全体でみると7割強の世帯は経験がないが、若年層世帯ほど経験している割合が高い。

 経験の有無を世帯主年齢別にみると、「20歳代」(45.3%)、「30歳代」(49.3%)、「40歳代」(43.0%)は、インターネットショッピングの経験「あり」との回答が4割を超える。一方、「50歳代」が25.1%、「60歳代」が13.1%、「70歳代」が5.8%と、年代が上がるにつれ経験していない割合が高くなっている。

 また、全世帯について、インターネットショッピングのメリット(複数回答)を聞いたところ、経験世帯では「24時間いつでも買い物ができるから便利」との回答が77.3%でもっとも多く、次いで「自宅で買い物ができる」(74.3%)、「色々な商品をすぐに探せる」(65.7%)が上位となった。一方、未経験世帯では「わからない」との回答が37.6%でもっとも多く、次に「自宅で買い物ができる」が36.1%で続いた。

 デメリット(複数回答)については、経験世帯・未経験世帯ともに「実際に物を見ていないので不安」との回答がそれぞれ72.9%、48.9%でもっとも多く、次にどちらの世帯とも「ネット上の決済は不安」、「個人情報の管理が信用できない」が続いている。なお、未経験世帯に、今後のネットショッピング利用の意向を聞いたところ、「行いたい」は約6%に過ぎず、「行うつもりはない」が約67%と大半を占めた。

 同調査の詳細は↓
 http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/sonota/060213j901.html