経 営 関 連 情 報

2002年05月27日-001
75%と高い認知度の「紹介予定派遣」は66%が期待

 「紹介予定派遣を知っているか」との問いに75%が「知っている」と回答、その66%が「紹介予定派遣に期待する」と答え、紹介予定派遣に対する高い認知度と期待がうかがえる調査結果が明らかになった。この調査は、転職・派遣情報サイトを運営するエン・ジャパン(株)が同社会員ユーザー1,214名を対象に、4月半ばから5月半ばにかけてWeb上でのアンケート方式で行ったもの。

 「紹介予定派遣」とは、一定の派遣期間終了後に派遣先に職業紹介することをあらかじめ予定して行う労働者派遣のことで、2000年12月から解禁となった。雇用者側・求職者側双方のミスマッチというリスク回避が可能なことから、社会的に注目・期待されている制度だ。

 調査結果によると、「期待している」と回答した理由については(複数回答)、「派遣期間中に会社の様子が分かるのがいい」が64%で最も高く、次いで「派遣期間終了後、条件によっては断ることもできる」(47%)、「できれば正社員になりたいから」(37%)、「最初に正社員に応募するより、仕事が決まりやすそう」(37%)などが続いた。逆に期待していない理由は(複数回答)、「派遣の働き方のほうが自分に合っているから」との回答が47%でトップだったが、次に「意味がよく分からない」との回答が45%で続き、紹介予定派遣の詳細が一般的に伝わっていないという課題もうかがえる。

 

 

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