今年も「広域還付申告センター」が全国55開場に設置される。早いところでは1月下旬から設置されるなど、ほとんどの開場が開設済みだ。同センターは、納税者サービスの一環として1990年に福岡国税局管内の2会場で開設後、2001年以降は全国税局管内で開かれるようになって、すっかり多くの納税者の馴染みとなった。各センターでは、申告書用紙・届出書などの交付や申告書作成のアドバイス、申告書の受付けを行っている。
納税者の住所地などにかかわらず、誰でも利用できるので、勤務先や住まいから便利な会場が利用できる。各会場は、駅や街の中心部など交通の利便性のよい場所に設置されており、サラリーマンやOLが通勤途中に立ち寄って申告書を提出することができるわけだ。 提出された申告書は、センターから納税者を管轄する税務署に郵送される。
平日は税務署に足を運びずらいサラリーマンは、ついつい申告書の提出が遅れがちだ。確定申告期限である3月15日が近づくと税務署は大変な混雑となるので、最寄りの還付申告センターで早めに済ませることをお勧めしたい。還付申告は、2月16日から始まる確定申告期前でも受け付けており、何よりも早めに申告書を提出すれば還付金の受け取りも早くなることがうれしい。
全国の還付申告センターの設置場所・設置期間などは↓
http://www.nta.go.jp/category/press/press/kaku15/04.htm#siryo