マイボイスコムが11月始めに実施した「金融商品への投資動向調査」結果(有効回答数8795人)によると、何らかの「金融商品に投資している」人は45.6%を占めた。現在投資している金融商品(複数回答)では、「株(日本企業)」が27.7%でトップ、次いで「保険」が18.1%で続き、以下、「外貨預金」(10.8%)、「株式投資信託」(10.3%)など。「株(日本企業)」は、もっとも注力している商品でも20.4%でトップだった。
金融商品の購入場所(複数回答)は、「証券会社」(30.9%)がトップだが、「ネット専業証券会社」(30.6%)が僅差で続く。以下、「生損保会社」(19.8%)、「都市銀行」(16.5%)、「ネット専業銀行」(13.8%)などの順となっている。金融商品への投資を始めたきっかけ(複数回答)は、「インターネットを見て」(22.1%)、「元々時期がきたら始めるつもりだった」(20.7%)、「家族や親戚に勧められて」(17.0%)などだ。
投資を考える上で判断材料にしている情報(複数回答)については、「新聞情報」(37.5%)と「インターネットの投資情報」(37.1%)の2つが特に多い。次いで、「テレビのニュース番組」(20.9%)、「ビジネス誌の記事」(17.8%)、「投資専門雑誌の記事」(13.4%)などが続く。「なんとなく」との回答が13.3%あるほか、「証券会社や銀行の担当者のアドバイス」は8.6%と意外に少ない結果となった。