セイコーエプソンは、エプソン販売を通じ、現在発売中の税理士法人・会計事務所向けの統合型財務会計戦略システム「インターKX」のニューモデルを5月下旬から発売する。ニューモデルは、高度な情報セキュリティによる機密情報保護と業務効率化を両立させるものだ。
ニューモデルでは、インターネットを活用した業務効率化と情報セキュリティ対策の強化を行っている。電子申告をはじめ、会計事務所においてもインターネット利用頻度が高まる一方で、企業の機密情報を預かる会計事務所のセキュリティ対策は急務といえる。こうした市場背景を踏まえ、すでに提供している暗号化データ(iDC)などの各種サービスに加え、アクセスログ機能(履歴管理)を提供していく。
アクセスログ管理機能については、帳表データ印刷、Excelデータ出力、通信・モバイル、ログイン(アウト)、バックアップ(リストア)などのデータ出力・変更に関する操作履歴(ログ)の管理が可能だ。顧問先企業の決算情報や、給与・年末調整に関する個人データなど、機密情報の漏えい対策を支援する。
また、法改正などのバージョンアップ商品が届けられる前に、インターネット経由でダウンロード、インストールすることが可能だ。法改正にスピーディに対応して、所得税申告や年末調整などの短期集中型の業務を少しでも早く処理するためのサービスである。
これらが、新たに機能強化されたポイントだが、これまでどおり、信頼性の高い顧問先自計化を支援する暗号化データ通信サービスや、アンチウイルス・ファイアウォール、自動アップデートのインターネットセキュリティ対策(オプション)も提供している。
ニューモデルの標準価格(税別)は、「インターKX BS3401」が148万円~、「インターKX BS7403」が264万円~、「インターKX BS7405」が324万円~となっている。
この件に関する問合せは、「インターKX」総合窓口(TEL03-5321-4179)まで。ホームページは↓
http://www.i-love-epson.co.jp/products/interkx/index.htm