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天気予報のチェックは「テレビ番組」が9割弱

経営関連情報 - 2008年10月17日

 ポータルサイトを始めインターネット上で提供される天気予報や、テレビ、ラジオ、177天気予報電話サービスなど、多種多様な天気予報サービスが提供されているが、どのサービスを利用しているユーザーが多いのだろうか。インターネットコムとgooリサーチが、全国10代~60代のインターネットユーザーを対象に実施した「天気予報に関する調査」では、天気予報のチェックは「テレビ番組」がもっとも多かった。

 調査結果(有効回答数1059人)によると、天気予報を調べる方法(複数回答)については、「テレビ番組」との回答が88.3%でトップ、次いで「パソコンでポータルサイトの天気予報」(58.0%)、「パソコンで天気予報専門サイト(無料)」(41.1%)、「新聞」(36.7%)、「携帯電話で天気予報サイト」(26.2%)の順となった。「有料の天気予報専門PCサイト」は0.9%で、「177天気予報電話サービス」(4.3%)よりも利用者は少ない。

 次に、天気予報が当たる確率については、「100%」との回答はわずか0.3%(3人)で、「60~70%くらい」が58.8%でもっとも多かった。次いで「80~90%くらい」が26.6%で続き、6割以上の確率で当たっていると感じている人は85.6%と8割以上にのぼる。また、1年前と比べた天気予報の的中率は、「変化は感じられない」との回答が52.5%となっており、半数以上が的中率は変わっていないと感じているようだ。

 ただし、「上がっている」(8.0%)、「多少上がっている」(28.9%)との回答が合計36.9%もある一方、「多少下がっている」(8.6%)、「下がっている」(2.0%)といった現状に対して否定的な意見は合計でも1割程度となっており、全体としてみれば、天気予報の的中率に対する信頼度は上昇しているといっても良さそうだ。「雨」との予報には、素直に傘を持って出勤したほうがいいのかもしれない。