税務大学校は税務職員の研修を行う機関だが、年に1度、一般人向けの公開講座を実施している。12回目にあたる今回は、埼玉県和光市の税務大学校和光校舎において11月15日~17日の3日間行うことが決まり、現在受講者を募集している。地理的なこともあって、関東近辺の納税者に限られるだろうが、これを機に、租税の意義や役割、一般的な税の仕組みを勉強したはいかがだろうか。
講座内容は、初日の15日が「更正の請求について」(金子宏/東大名誉教授)、「所得税法入門」(高倉明/税大研究部教授)、16日が「所得税導入当初の執行体制」(鈴木芳行/租税資料館研究調査員)、「世帯構成の変化と所得税」(酒井克彦/税大研究部教育官)、17日が「法人税を学ぶ」(大坪亮太/税大第二部教授)、「外国法人課税の概要」(橋本秀法/税大研究部教授)となっている。
募集人員は300名程度で受講料は無料。受講希望者は、税務大学校ホームページ、FAXまたはハガキにより申し込む。申込期限は11月1日(ハガキは当日消印有効)。FAX、ハガキでの申込みは、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、受講希望日を記入の上、「〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7税務大学校和光校舎内公開講座担当」、FAX「048-467-1951」まで。
税務大学校ホームページは↓
http://www.ntc.nta.go.jp/