ゼイタックス

経営関連情報 (2007/03/02)

YouTubeの視聴経験者は4割弱

 米動画サイトYouTubeは投稿者が作成した動画を気軽にアップロードできることから、数ヵ月間で爆発的に視聴者を獲得し、新しいメディアとして注目されている。メディアインタラクティブ社が実施した「YouTubeに関する利用実態調査」結果(有効回答数2186人)によると、YouTubeを「視聴している・視聴したことがある」との視聴経験者は全体の36.9%、4割弱だった。

 また、「視聴していないが、名前と内容を知っている」との回答が11.1%あり、視聴経験者と合わせた認知層は約5割(48%)となった。YouTube視聴者に対して、YouTubeをどのようにして知ったかを尋ねたところ、「友人・知人・家族などから聞いた」が21.2%でトップ、以下、「インターネットニュース」19.8%、「個人のブログなど」17.5%、「2ちゃんねるなどの掲示板」16.4%と続いた。

 YouTubeで視聴しているコンテンツ(複数回答)については、「テレビ番組」が62.7%でもっとも多く、次いで「ホームビデオなどで撮られた一般の人からの作品」(50.1%)、「音楽プロモーションビデオ(日本)」(35.6%)、「映像クリエイターなどが制作したと思われる作品」(30.9%)などが続いた。もっとも視聴しているコンテンツ(単数回答)でも「テレビ番組」(32.5%)がトップだった。

 YouTubeの魅力(複数回答)については、「一般の人からの作品が視聴できる」が41.1%とトップ、以下、「日本のテレビ番組やCMが視聴できる」(36.9%)、「見逃したテレビ番組が視聴できる」(33.6%)などとなっており、テレビ番組の視聴に関する事項を魅力に挙げる回答が多い。なお、YouTubeに関する考えは、「個人が楽しむ分には問題ないサイトだと思う」が圧倒的に多く、約7割を占めている。

 同実態調査の詳細は↓
 http://www.i-research.jp/report/r_20070220.pdf