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経営関連情報 (2005/11/14)

10月1日現在の大学の就職内定率は65.8%

 厚生労働省・文部科学省が10日に発表した2005年度大学等卒業者就職状況調査によると、10月1日現在の大学の就職内定率は、前年同期を4.5ポイント上回る65.8%となった。男女別にみると、男子は同5.2ポイント上回る68.1%、女子は同3.7ポイント上回る62.9%。昨年度は最終的(4月1日現在)に全体では93.5%、男子93.3%、女子93.8%となったが、2005年度はこれらの数字を上回ることが予想される。

 また、短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は前年同期を1.3ポイント下回る29.9%、高等専門学校の就職内定率(男子学生のみ)は同5.1ポイント下回る93.4%、専修学校(専門課程)は同6.7ポイント上回る39.2%となっている。昨年度の最終的な就職内定率は、短大が89.0%、高専が98.5%、専修学校が92.5%だった。

 一方、2006年3月高校・中学新卒者の就職内定状況等調査では、9月末現在の高校新卒者の就職内定者数は前年同期比12.9%増の8万7千人であり、就職内定率は前年同期を5.1ポイント上回る44.0%だった。男子は同6.3ポイント上回る50.3%、女子は同3.2ポイント上回る36.3%。求人数は23万6千人で前年同期に比べ23.3%の増加、求職者数は19万7千人で前年同期と同水準、求人倍率は1.20倍となり、同0.23ポイント上回る。

 また、9月末現在の中学新卒者の求人数は1500人で、前年同期に比べ11.5%の増加、求職者数は4200人で、同7.7%の減少、求人倍率は0.35倍となり、前年同期を0.06ポイント上回る。

 2005年度大学等卒業者就職状況調査の詳細は↓
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1110-2.html

 2006年3月高校・中学新卒者の就職内定状況等調査の詳細は↓
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/11/h1110-1.html