ゼイタックス

経営関連情報 (2005/08/03)

今夏ボーナスの使い道は「貯蓄」がトップ

 インターネットリサーチサービスを提供するインフォプラントが全国のiモードユーザーに対して実施した「夏のボーナスの使い道に関する調査」結果(有効回答数6096人)によると、ボーナスの使い道は、男女とも「貯蓄」がもっとも多かった(男性45.0%、女性58.7%)。次いで、男性では「旅行・レジャー」(36.0%)、「その他のローン等の返済」(29.8%)、女性では「衣料・ファッション」(53.1%)、「旅行・レジャー」(40.8%)の順に多い。

 男女・年代別にみると、「貯蓄」の割合は、男性では18~29歳(50.3%)で多く、女性では18~29歳(63.9%)、30歳代(55.7%)で多かった。また、男性40歳代では「住宅ローンの返済」(30.4%)や「その他のローン等の返済」(34.9%)の割合が他の年代に比べ多くなっている。なお、この夏にボーナスがあったのは回答者全体の76.2%(4645人)で、男女・年代別では目立った差はみられなかった。

 ボーナスの使い道についての情報入手先は、「雑誌」が38.0%でもっとも多く、これに「店頭」(34.6%)、「インターネット」(33.5%)が続いた。男女別にみると、「インターネット」(男性37.9%、女性29.8%)、「新聞」(男性13.5%、女性6.6%)の割合は男性が多く、一方、「店頭」の割合は女性(41.5%)が男性(26.6%)を約15ポイント上回った。「インターネット」、「雑誌」の割合は男女とも若年層で多い。

 また、この夏ボーナスがある層の貯蓄割合は、「3割未満」が28.2%でもっとも多く、以下、「5割未満」(22.0%)、「1割未満」(18.0%)の順。「8割未満」が9.9%、「ほぼすべて」が6.3%の一方で、「貯蓄はしない」との回答が15.6%あった。貯蓄割合別にボーナスの使い道をみると、貯蓄しない層では「その他のローン等の返済」の割合が52.1%と突出しているのが目立つ。