医療保険に加入しようと考えるのは、やはり家庭を持ったときだろうか。医療保険に「加入している」との回答割合が65%だった。これは、ネット調査のマイボイスコム社がこのほど発表した「医療保険の加入に関する調査」でわかったもの。「わからない」との回答が11%だったが、有効回答数1万5999人のうち、20代が25%、10代が6%いることから、若者の加入率の低いことを考えれば加入率65%は妥当な数字といえる。
医療保険に加入している保険会社(複数回答)は、「共済」(23%)がトップ、以下、「アメリカンファミリー生命」(18%)、「郵便局の簡易保険」(17%)、「日本生命」(11%)、「第一生命」(10%)、「住友生命」(8%)などが続く。加入経路(複数回答)については、「販売員のセールス」(26%)がもっとも多く、次いで「家族・親戚を介して」(23%)、「職場」(19%)、「保険代理店」(13%)などの順。
また、医療保険の加入や見直しの検討意向については、「継続したい」が37%を占めてもっとも多く、「追加して加入したい」(6%)、「現在加入を解約し、新たに加入したい」(6%)、「現在加入しておらず、新規に加入したい」(9%)との回答が合計21%だった。新たに医療保険に加入するとした場合の保険会社では、「アメリカンファミリー生命」が10%でトップ、次いで「アリコジャパン」と「共済」が7%で並んだ。