経 営 関 連 情 報 |
2002年07月17日-002
企業の徹底的な経営改革を支援する融資制度創設
経済産業省は7月16日、経済活性化と企業の競争力強化の観点から、徹底的な経営革新を前提に、いわゆるV字回復に向け、意欲的に取り組む企業を金融面から支援するため、「事業構造改革促進融資制度」を創設したことを公表した。この制度は、先に閣議決定された「経済活性化戦略」(6月25日閣議決定)及び「競争力強化のための6つの戦略」(いわゆる平沼プラン:5月10日産業競争力戦略会議中間取りまとめ)に基づき創設されたもの。
新融資制度の特色は、1)徹底した経営革新の意思とその裏付けとなる抜本的な経営改革計画の策定が要件、2)設備資金、運転資金を問わず経営改革に必要な資金需要に幅広く対応、3)民間金融機関による支援を補完する目的で実施、4)企業の短期集中的な経営改革を促すため、平成16年度末までの3年間の時限措置として実施など。実効性ある経営改革計画に基づき、企業収益等が同業他社の水準と比較して大幅な改善が見込まれることが融資の前提となる。
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