インターネットの普及に伴いインターネットバンキングの利用者も急増している。ネットリサーチのマイボイスコムが1月始めに実施した「インターネットバンキングの利用調査」結果(有効回答数1万2776人)によると、ネットバンキングを「利用したことがある」との回答が前年より4.8ポイント増加して82.5%にのぼった。同調査が開始された1999年9月に比べると73.9ポイント増と大幅に利用経験者が増えた。
ネットバンキングで利用するサービス(複数回答)については、「預金口座情報照会・管理」(69.0%)がもっとも多く、以下、「ネットショッピングなどの決済サービス」(62.8%)、「送金」(37.8%)、「口座振替」(24.7%)などが続いた。前年調査と比べると、トップの「預金口座情報照会・管理」は4.8ポイント減、「送金」は9.3ポイント減と減少する一方、「ネットショッピングなどの決済サービス」は3.8ポイント増加した。
現在利用しているネットバンキング(複数回答)については、「イーバンク銀行」が84.4%とトップで、2位の「ジャパンネット銀行」(22.1%)を大きく引き離している。以下、「ゆうちょ銀行」(19.6%)、「三菱東京UFJ銀行」(19.0%)、「新生銀行」(17.1%)、「三井住友銀行」(16.3%)などが続く。もっともよく利用しているネットバンキングでも「イーバンク銀行」が56.4%と2位以下を40ポイント以上引き離して断然のトップだった。
ネットバンキングの信頼度については、「信頼している」との回答が20.7%、「まあ信頼している」が63.2%と、合計8割強がネットバンキングを信頼している結果となった。一方、「信頼していない」は2.8%、「あまり信頼していない」は12.3%だった。今後のネットバンキングの利用意向については、「積極的に利用したい」が32.2%、「まあ利用したい」が51.8%と、合計84.0%の人が利用意向を示している。
同調査結果の詳細は↓
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/11407/index.html