経 営 関 連 情 報

2002年12月13日-001
ロボット家電を利用したいとの主婦が7割

 自動ロボット掃除機「ルンバ」や新型の二足歩行ロボット「ASIMO」が話題を読んでいるが、インターネットコム(株)と(株)インフォプラントが10日に公表した、20~50代の主婦でインターネットユーザー300人を対象にした調査によると、家事を肩代わりして手伝ってくれる「ロボット家電」については71%が「利用したい」と回答している。

 家事を面倒だと思っている主婦は95%。家事のうち面倒だと思うのは、「掃除」83%、「料理・台所仕事」71%、「洗濯」41%の順。ロボット家電を利用するメリットについては、大半の主婦が「家事が楽になる」と答えており、それによって「自分の時間が持てる」と回答。もっとも、「料理・台所仕事」については、ロボット任せでは不安と考える主婦も多い。

 自分の時間が持てたら、「子供の相手がしたい」(35歳)や「もっと外で働けるようになる」(30歳)など、家事に費やす時間が少しでも短くなれば、家事以外の活動にも積極的に取り組みたい主婦が多いことが分かった。このような期待から、主婦の75%が10年以内に「ロボット家電が家事を肩代わりしてくれる時代がくる」と回答している。

 もっとも、ロボット家電なら何でもいいわけではなく、価格や維持費などにも注意しなければならないようだ。主婦の約6割がロボットに対して、「価格の安さ」や「電気代などの維持費の安さ」を重視しており、このような条件をクリアした製品なら、主婦の間で爆発的な普及なんてことになるかもしれない。

 

 

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