経 営 関 連 情 報 |
2001年10月12日-001
「ネチケット」にも気配りが大切!
最近では、ビジネスシーンでの電子メールの活用が必要不可欠となり、それに伴い電子メールを送る際のマナーである「ネチケット」という言葉も耳にするようになった。「ネチケット」とはネットワーク+エチケットの造語。約束時間を守ることや言葉づかいに気をつける、電話の応対などのマナーはビジネスマンの基本だが、今や電子メールでもマナーを求められる時代となった。
この「ネチケット」について、住友生命が東京・大阪圏のビジネスマンを対象に行った調査では、「非常に気にしている」11.0%、「多少気にしている」50.1%を合わせて、「気にしている」が61.1%という結果になった。興味深いのは、年齢別に「気にしている」割合を比較した結果、比較的電子メールに馴れている20代では57.7%と低く、逆に不慣れな40代以上では66.9%と気づかいの度合いが高くなっていたこと。これはビジネスマナー全般にいえるが、年代が上がるにつれて社会的な常識に気配りしているということの反映といえる。
「ネチケット」で気にしているポイントを質問したところ(複数回答)、「短く、簡潔な文章」が53.1%でトップ、以下、「クイックな返信」48.8%、「こまめな返信チェック」45.0%が続く。この上位3位は、4位の「長くても誤解を与えない文章」17.1%に大きく差をつけており、「ネチケット」のキーポイントは「短く、早く、こまめに」のようだ。
社員に対する「ネチケット」教育もCS(顧客満足度)向上に欠かせないツールのひとつとなりつつある。
【ホームへ戻る】