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経営関連情報 (2004/06/21)

楽しく働くための5ヵ条を提言~インテリジェンス

 総合人材サービスを展開するインテリジェンスは、5月に東京圏・京阪神の20~40代のビジネスパーソン1050人を対象に「働くこと」に関する意識調査を実施。働くことを楽しんでいる人の特徴などを探り、その結果を基に「“はたらくを楽しむ”ための5ヵ条」を提言している。調査結果によると、働くことを「楽しんでいる人」は56.7%と約6割を占めた。

 また、全体の28.9%が「以前は楽しくなかったが、現在は楽しい」と回答し、そのうちの8割近くの人が、その変化を3年以内に経験していることが分かった。そのきっかけ(自由回答)は、「転職」(76件)や「異動・出向」(36件)などの「職場環境の変化」が278件、「結婚」(21件)や「子供ができた」(18件)などの「プライベートな生活環境の変化」が93件、「自分から率先して取り組んだ」(9件)などの「自己変革」が64件となっている。

 仕事を「楽しんでいる人」と「楽しんでいない人」とを比べた結果、ギャップの大きかった項目は、1)ビジョンが明確、2)人と積極的に関わる、3)楽観的で前向きな考え方、4)逆境・変化など異質なものに柔軟に対応、5)自己実現意欲が高い、の5つだった。これらは、働くことを「楽しんでいる人」を特徴づける要素であるといえる。

 インテリジェンスが提言する「“はたらくを楽しむ”ための5ヵ条」は、1)「自分の未来を想像してみよう」、2)「人と濃くつきあおう」、3)「アイムラッキーと唱えよう」、4)突然のできごとにワクワクしよう」、5)「ココロの声を聴いてみよう」。例えば、1)であれば、未来のなりたい自分を具体的に描いてみれば、一見つまらない価値がないと思える仕事にも、取り組む意味や価値が見つかるはず、としている。

 もっと知りたい方は↓
 http://www.inte.co.jp/corporate/news/archive/70.pdf