マクロミルが、全国20~59歳のインターネットショッピング経験者を対象に3月半ばに実施した「ネットショッピングの利用実態調査」結果(有効回答数516人)によると、最近1年間のネットショッピングの利用頻度について、約半数の49%が「増加した」と回答した。「変わらない」は43%、「減少した」は8%に過ぎず、この1年間に、自宅にいながらお金を消費する“巣ごもり消費”が広がっている様子がうかがえる。
ネットショッピングが増えた理由(複数回答)については、「安い商品が多い」が56%、次いで「ポイントが貯まってお得」が50%、「買い物に出かけるのが面倒」(36%)、「送料が安い店舗が増えた気がする」(29%)などが続いた。そのほか、「外出すると外食や交通費などの出費が増えるから」も20%が回答し、ネットショッピング利用増加の背景には、「安さ」、「お得」、「出費の抑制」といったキーワードがあるようだ。
ネットショッピングの利用頻度は、「月2~3回程度」が27%で最多、次いで「2~3ヵ月に1回」が25%、「月に1回程度」が24%となった。ネットショッピング経験者のうち約6割が、月に1回以上(週に2回以上~月に1回程度)ネットショッピングを利用している結果となった。1ヵ月あたりの利用金額は、「5000円以上1万円未満」が31%でもっとも多く、次いで「3000円以上5000円未満」が25%となっている。
ネットショッピングを利用する理由(複数回答)は、「24時間いつでも購入できる」が80%でもっとも多く、次いで「出かけなくても買い物ができる」が72%、「価格が安い」が56%となった。また、商品の購入サイトを選ぶ基準(同)は、「信用できそうなサイトであること」が85%でもっとも多く、次いで「商品の価格が安いこと」が76%、「送料が無料、もしくは安いこと」が72%となっている。
同実態調査結果の詳細は↓
http://www.macromill.com/r_data/20090227netshopping/20090327netshopping.pdf