経 営 関 連 情 報 |
2003年07月09日-002
企業のHPは45%が「主要な情報源」と回答
ホームページ(HP)を開設している企業は多いが、ユーザーの利用実態を調査(有効回答1005人)したのは経済広報センターである。結果報告書によると、全体の92.0%が企業のHPを利用したことがあると回答、45.8%が「主要な情報源である」と位置付けていることが分かった。回答者のインターネットの利用頻度は「ほぼ毎日」が68.0%を占め、1日あたりの利用時間は「30分~1時間」が39.3%で最も多い。
企業のHPを見る頻度は、「1週間に1回程度」が19.8%でトップ、次に「月に2~3回程度」(19.6%)だが、「ほぼ毎日」も14.7%いる。全体では「1週間に1回」以上見る人が62.9%にのぼった。よく利用している項目(3つまで回答)は、「製品・サービスの紹介」が76.2%で最も多く、次いで「企業紹介・概要」(39.9%)、「イベント・キャンペーン情報」(35.0%)などが続く。
企業のHPで努力してほしい項目(3つまで回答)は、「環境・社会活動に関する情報」が30.2%でトップ、以下、「製品・サービスの紹介」(29.3%)、「投資家・株主情報」(25.7%)、「技術・研究開発」(22.1%)など。男性は「投資家・株主情報」(34.3%)、女性は「環境・社会活動に関する情報」(32.2%)をトップに挙げている。
HPの効果について半信半疑の企業も少なくないが、インターネットの進展のなかで、企業のHPが広く一般に浸透し、情報入手のツールとして重要な位置付けにあることが分かる。HPの重要性はますます高まっていく。ユーザーが求めている情報をキメ細かくHP上で提供することが、これまで以上に求められている。利用意欲が十分なユーザーの期待に応えられる情報発信・コンテンツの内容が問われることになる。
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