生涯学習のユーキャンが20~60代以上の男女を対象に実施した「第4回生涯学習アンケート調査」結果(有効回答数300人)によると、現在何らかの生涯学習をしている人が54.3%と過半にのぼった。生涯学習の内容(複数回答)は、「IT関連(ホームページ作成、ソフト習得など)」(32.5%)、「読書(小説・文芸書、ビジネス書など)」(26.4%)、「スポーツ(テニス、水泳、ヨガ、ゴルフなど)」(23.9%)の人気が高いことがわかった。
生涯学習をしている目的(複数回答)については、「自分磨き(知識や教養を深めるなど)のため」との回答が75.5%ともっとも多く、次いで「趣味を増やすため」と「時間を有効活用するため」がともに43.6%で続き、「仕事や就職・転職に活かすため」(30.7%)などとなった。また、生涯学習にかける1ヵ月あたりの費用は、全体の平均額で6531円となった。男女別では、女性(7796円)が男性(5152円)の1.5倍も使っている。
来年やってみたい講座(複数回答)では、前年2位の「英会話」(15.0%)がトップ、「料理」(12.0%)、前年1位の「パソコン技能試験」(9.7%)の順。「料理」は20代(23.3%)・50代(10.0%)・60代以上(13.3%)で人気があり、昨年の9位から2位に、また、昨年17位の「書道」(8.7%)が4位に上昇した。以下、「園芸」(8.3%)、「心理学入門」(8.0%)、「TOEICの攻略」(7.7%)、「漢字検定」(〃)などが続いた。
また、直接学んでみたい著名人を尋ねたところ、「栗原はるみ(簡単料理・おもてなし料理)」(12人)がもっとも多く、次いで「片岡鶴太郎(絵画)」(9人)、「堀江貴文(経営・IT)」(8人)、「藤原美智子(メイクアップ)」(7人)、「ビートたけし(映画・人生・話法)」(6人)、「ケンタロウ(料理)」(5人)、「近藤典子(収納術)」(〃)、「宮里藍(ゴルフ)」(〃)、「村上世彰(株式投資)」(〃)などとなった。