スマートフォン欲しいが「ウィルスへの不安」も
スマートフォンの台頭が各メディアで報道されているが、一方で「値段が高い」、「使い方がわからない」などの理由でまだまだガラケーを使い続けるユーザーがいることも事実。すでにキャリアの主力がスマートフォンに移行している現在の状況では、ガラケーを使い続けるにはそれなりの理由があるはずと考え、メディアインタラクティブは「スマートフォンへの買い替えに関する意識調査」を行いその背景を調査した。
調査結果(有効回答数300人)によると、ガラケー(ガラパゴス携帯)ユーザーがスマートフォンに買い替えていない理由として、「ウィルスへの不安」が24.0%でトップ、次いで「おサイフ・赤外線・ワンセグなどの機能がない」(16.7%)、「メールアドレスの変更が必要」(14.7%)、「電波・通信が繋がりにくい」(12.3%)、「デザインやカラーが選べない」(11.3%)、「防水機能がない」(7.3%)、「使いたいアプリがない」(5.7%)となっている。
今後スマートフォンを購入する際にはずせない(譲れない)機能・条件を聞いたところ、「バッテリーの持ち時間」(53.3%)、「メールアドレスの変更が不要」(49.0%)、「電波状況・通信速度」(45.0%)、「ウィルス対策」(39.3%)、そして「デザインやカラーが豊富」(29.7%)が上位に挙がった。これらの条件は、ガラケーユーザーがスマートフォンを購入する際のキャリア選び、端末選びのカギと言えそうだ。
今回の調査では、ガラケーユーザーのAndroidに買い換えたいという需要がiPhone4Sのそれを大きく上回った。操作性に優れ、初心者にも使いやすいと言われているiPhoneが優位なのかと予想されていたが、これだけスマートフォンが普及してきていることから、周りの友人・知人がすでに使っており「操作を見慣れた」ことや、Androidの新機種での操作性向上などから、使用感の切り替わりには抵抗がなくなってきているようだ。
同調査結果は↓
http://www.i-research.jp/report_dl/download/71_report_kakake88.pdf