経 営 関 連 情 報 |
2003年03月03日-001
気になる体の数値は「体重」「体脂肪率」「視力」
古今東西、「健康」は人間にとって大きな関心ごとのひとつ。特に最近は、あらゆる健康情報があふれ“ブーム”といってもいい状況だ。裏返せば、それだけ今の世の中は健康を蝕む要素が多いということか。電子血圧計や体脂肪計など家庭用健康機器を展開するシチズン時計(株)は、首都圏のビジネスパーソン300人を対象に、健康に関する意識調査を実施した(有効回答数290人、回収率96.7%)。
調査結果によると、体の状態を表す数値で特に気になるもの(複数回答)は、「体重」が61.7%で最も多く、次いで「体脂肪率」(56.6%)、「視力」(35.5%)、「コレステロール値」(34.5%)、「肝機能値」(24.8%)の順。男性は「体重」(52.2%)に次いで「コレステロール値」(44.8%)が高いのに対し、女性はダイエットへの関心もあってか「体脂肪率」が71.8%で最も高く、次いで「体重」(69.9%)と、男女間で差がある。
では、自分の健康状態を計るバロメーター(複数回答)は何か。最も多かったのは「疲労感」で69.3%と約7割が回答、男女別・年代別でもトップだった。次いで「食欲」(31.7%)、「肌の状態」(27.2%)。男女ではっきり差がみられたのは「肌の状態」で、男性が6.7%に対し、女性は44.9%と半数近くが目安にしている。やはり女性は“お肌”の状態にとても敏感なようだ。
自己の健康管理を100点満点で自己採点してもらったところ、及第点とした70点以上の点数をつけた人は59.0%で、約6割が及第点を与えた。ちなみに50点未満は7.6%と少数だった。特に50歳以上の人は、平均73.6点と70点以上の点数をつけた人が7割以上おり、最も健康面に気を遣っている年代だといえる。なお、今後健康のために重視したいことは、「適度な運動による体力維持」が52.8%と最も多かった。
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