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2002年01月09日-002
東芝、次世代超大容量書換え型光ディスク開発
株式会社東芝は、120ミリディスクにデジタル高精細映像を3時間記録することができる、青色レーザーを使った記憶容量30GB(ギガバイト)の次世代超大容量書換え型光ディスクを開発。この開発成果は、1月8日から米国ラスベガスで開催された「2002インターナショナル・コンシューマ・エレクトロニクスショー(CES)で展示されている。
書換え可能な光ディスクは、直径120ミリで片面4.7GB、両面9.4GBのDVD-RAM等が商品化されているが、今後の地上波デジタル放送の開始に向け、高精細の動画映像を長時間収録できる大容量ディスクの開発が望まれている。
東芝では、次世代大容量光ディスクの開発ターゲットを、高精細映像を3時間以上録画可能な容量30GBとし、大容量光ディスクの開発を進めてきた。今回開発したディスクでは、波長405nmの青色レーザーを利用し、記録層のカバー層厚を0.1mmとしている。また、トラック構造にディスクの溝部と山部の両方に記録トラックを設けるランド&グルーブフォーマットを使用するとともに、高密度ディスクに対応する再生信号処理にPRML(雑音増幅が小さく、高密度条件下でも識別誤りを起こしにくい信号識別方式)技術を採用することで、ディスクの片面に単層構造で30GBの大容量記録を実現した。ファイルフォーマットにはDVDと同じUDF(Universal Disk Format)を採用、AV用途のみならずパソコン用途も考慮している。
この件に関する問い合わせは、東芝広報室広報担当(電話03-3457-2100)まで。
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