経 営 関 連 情 報

2002年04月26日-003
外食店、社員食堂、コンビニがビジネスマンの昼食上位3位

 景気低迷でビジネスマンの給料はなかなか上がらないが、一方でマクドナルドによる平日半額セールに代表される外食の低価格化が進むなか、ビジネスマンの昼食に変化はあるのか。日経消費産業研究所が全国のビジネスマン1,000人を対象に実施したアンケート調査によると、平日にどのような昼食をとるかを尋ねた結果(複数回答)、「外食店に出かける」が67.1%と圧倒的に多く、「社員食堂で食べる」の42.4%や「コンビニで弁当やパンを買う」の23.7%が続く。外食店、社員食堂、コンビニがビジネスマン昼食上位3位だが、「家から弁当を持参する」が17.4%いたのが目に付く。

 それでは、利用する外食店はどのような店が多いのか(複数回答)。トップは「そば・うどん店」で44.8%、続いて「中華・ラーメン店」40.8%、「和食店・居酒屋」40.6%、「洋食店・レストラン」40.1%がほぼ横並びで上位4位を占めた。「ファーストフード」や「立ち食いそば店」などの利用は低い。外食店の利用頻度を2~3年前と比べると、大半の業種で「減った」が「増えた」を上回ったが、特に「洋食店・レストラン」では「減った」割合が29.2%にも達し「増えた」の10.9%を大きく上回った。「喫茶店」や「ファミレス」も「減った」割合が高かった。一方、「増えた」が「減った」を上回ったのは、「そば・うどん店」と「セルフサービス式コーヒーショップ」のみ。

 このようにビジネスマンの最近の懐具合がうかがえる結果となったが、昼食1回に使う金額は「500円超から700円以下」が約30%と最も多く、昼食にかける金額が1年前に比べ「減った」との回答が約15%あって、ビジネスマンの厳しい昼食事情が浮き彫りになった。

 

 

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