誰しも社内での自分の評価は気になるものだが、それが女性からの評価となればなおさら…。リクルートの「Tech総研」が女性エンジニア300人に「現在の上司に対する気持ち」を聞いたところ、上司はとかく憎まれ役かと想像しがちだが、意外にも「好き」との回答が16%、「どちらかというと好き」の33%を加えると、ほぼ半数の女性が上司に好意を持っていることがわかった。
上司を好きになるポイントのトップは「傷ついたときの優しい気遣い」。迫りくる納期や無理難題を言うクライアントなどせっぱ詰まった状況のなかで、常に部下の様子を気遣ってくれる上司はありがたい。次のポイントは「納得できるアドバイスをくれる」こと。日進月歩のIT業界のなかで、状況に応じた的確なアドバイスをくれる広く深い知識を持つ上司は欠かせない存在だ。
また、「自分を信用して仕事を任せてくれる」も高感度アップだ。まだまだ男性社会のエンジニア業界だけに、自分を信用してくれ、失敗しても責任を取って守ってくれる上司は、女性エンジニアの注目の的となる。そのほか、「家族やプライベートを大切にする」、「あいさつや声掛けをしてくれる」、「ストレス発散させてくれる」といった普段のなにげない行動も高感度アップに貢献しているようだ。
一方、現在の上司を「嫌い」との回答は11%、「どちらかというと嫌い」の10%を合わせると2割が拒絶している。その理由は、「機嫌によって態度が変わる気分屋」、「都合が悪くなると逃げ出す無責任男」、「相手によって態度を変える玉虫上司」という声が多い。信頼関係を築けない上司は嫌われる傾向にあるようだ。かなり手厳しい指摘だが、これでは女性に限らずみんな逃げ出すのではないだろうか。
同モテ上司度チェックの詳細並びに自己判断できるシミュレーションは↓
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000793&f=release