ネットリサーチのマクロミルが2007年度卒業予定の短大生・大学生を対象に実施した「就職活動に関する意識調査」結果(有効回答数681人)によると、就職活動における重要なツール(複数回答)は、「インターネット」(95%)、「新聞」(57%)、「携帯電話」(47%)がトップ3と、これらがいわば“三種の神器”となった。なお、全体の53%が調査時点の11月上旬で「すでに就職活動を開始している」と回答した。
すでに就職活動を開始している人の就職活動内容(複数回答)は、「就職関連サイトに会員登録」が98%でもっとも高く、次いで「大学主催のガイダンスに出席」(76%)、「資料請求・企業にエントリー」(68%)となった。また、上位5位のなかには「自己分析」(64%)、「業界・企業研究」(60%)も入っており、就職活動はまず情報収集からはじまり、その第一歩は就職関連サイトへの登録のようだ。
様々な就職観については、「時間がかかってもいいのでじっくりと企業を選びたいか」との質問に対し、82%が「そう思う」と回答。「納得のいく企業から内定がもらえなければフリーターでもいいと思うか」との質問には18%が「そう思う」と回答しており、自分の希望にあった企業を一生懸命探している姿勢がうかがえる。また、「将来、起業や独立を考えている」人が32%と3人に1人いた。
理想の上司については、全体で「所ジョージ」(9.5%)がトップ。男子学生、女子学生別でもトップであり、圧倒的な人気となった。2位は「ビートたけし」(6.2%)、3位「星野仙一」(4.5%)、4位「明石家さんま」(4.3%)、5位「古田敦也」(4.2%)と続く。ベスト10には、女性では唯一「黒木瞳」(2.7%)が6位に、今年優勝した千葉ロッテマリーズ監督「ボビーバレンタイン」(1.3%)が7位にランクインしている。
同調査の詳細は↓
http://www.macromill.com/client/r_data/20051116recruit/macromill_200511_recruit.pdf