経 営 関 連 情 報 |
2002年06月07日-002
外貨預金のイメージは「リスクが大きそう」、「手数料が高そう」
国内預金金利のあまりの低さに、少々のリスクはあるものの、外貨預金を脳裏に浮かべたことがある人も少なくない昨今である。ネット上でのアンケート調査を手掛けるマイボイスコムが5月始めに実施した「外貨預金の利用」に関する調査結果(回答者数1万1,597人)によると、外貨預金に対するイメージは(複数回答)、「リスクが大きそう」が53.3%でトップ、以下、「手数料が高そう」40.8%、「金利が高そう」39.0%、「運用が難しそう」33.9%などが続いた。
外貨預金をしたことがあるかとの問いには、「したことがある」との回答は15.0%で、前回調査の昨年5月(13.6%)に比べやや増加している。年代別では、50代の23.2%を筆頭に年齢が高くなるにつれて利用経験者の割合も高い。外貨預金の理解度については、「内容や特徴まで理解している」は32.6%、「聞いたことはあるが、内容や特徴は分からない」が49.0%で前回とあまり差は見られない。今後、外貨預金を「したいと思う」人は34.4%で、前回(35.9%)よりやや減少している。上記のイメージでは、「為替差益が期待できそう」との人が28.0%いたものの、どうも、為替差損などのリスクが外貨預金への利用を妨げている様子。どんなに金利が少なかろうと、元本が保証されたほうが安心ということか…。
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