明日14日はバレンタインデー。269年にローマ皇帝の迫害下で殉死した聖ウァレンティヌス司教の記念日であったことに由来するといわれるが、定かではない。マクロミル社が10~30代の女性を対象に実施したバレンタイン調査結果(有効回答数1030人)によると、今年のバレンタインデーにチョコレートを誰かに「渡す予定がある」との回答は86%を占め、うち、本命チョコは46%、義理チョコが41%だった。
義理チョコは1人平均7.5個渡す予定であり、また、自分用にチョコを購入する女性も26%いることがわかった。バレンタインチョコレートの1個あたり平均購入予算は、本命チョコが1768円、義理チョコが617円と、その格差は3倍もある。自分用チョコの平均購入予算は1215円で、自分にも少し高級なチョコを購入して、バレンタインというイベントを楽しんでいる様子がうかがわれる。
チョコを渡す予定の相手(複数回答)は、トップが「夫・彼氏」(80%)、次いで「家族(夫以外)」(53%)、「職場の上司や同僚」(26%)の順。既婚女性では97%が「夫」、54%が「家族(夫以外)」となっている。また、未婚女性では、「彼氏」(57%)、「家族」(51%)、「職場の上司や同僚」(44%)が上位だが、約3割が「自分」(27%)、「男友達」(28%)、「女友達」(28%)と回答。ビジネス・プライベートと幅広く渡す傾向がみられる。
今年義理チョコを渡す予定がある人に、義理チョコを渡す意味(複数回答)を聞いたところ、「日ごろの感謝の気持ちを表す機会」が69%でトップ、次いで「コミュニケーションの円滑化」(49%)、「楽しい年中行事」(32%)となった。反対に「義務的なイベント」と回答した女性は23%にとどまっており、義理チョコに対してポジティブなイメージを持っている人が多いことがわかった。