2003年04月02日-003
東京都が「にせ都税職員」の注意を呼びかけ!!
最近、都税事務所職員の名前をかたり、電話で法人や個人の情報を聞き出す悪質なケースが都内で多発していることから、東京都が注意を呼びかけている。今年1月以降、3月27日現在でにせ電話を受けた人からの問い合わせが40件報告されており、金銭的な被害は出ていないが、このうち32件が法人のFAX番号を聞きだそうとしたものだという。
実在の都税事務所職員名を名乗るなど、手口もより巧妙化している。納税者の自宅に電話して「都税事務所の○○」と名乗り、「税法改正の資料を送りたいのでFAX番号を教えて欲しい」とか「還付金が発生したので、勤務先とその電話番号を教えてください」などと話して、家族構成や勤務先、自宅の住所などを聞き出そうとするもの。
FAX番号を教えた後に、金融業者から広告が送信されてきたケースもある。都では、納税者に電話で問い合わせるのは、原則的に、申告書類などの内容を本人に確認する場合や、納期限を過ぎた税金について納税を求めるときなどだと注意を喚起している。電話で問い合わせを受けたときは即答せず、まず、相手の所属や氏名、連絡先などを確認する必要がある。
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