「ビリーズブートキャンプ」が大ブームとなっている。その背景には、厚生労働省が認定したメタボ症候群が流行語になるなど、肥満対策、ダイエットへの意識が高まっていることがある。ヤフーバリューインサイトが実施した「ビリーズブートキャンプに関する調査」結果(有効回答数400人)によると、ビリーズブートキャンプを「やったことがある、やっている」という体験者は全体の15%だった。
これに、「やったことはないが、どういうものかは知っている」との70%を加えた認知率は85%にのぼる。タレントなど知名人がメディアで体験を語ったり、考案者のビリー・ブランクスが来日しテレビ等に多く登場したことが認知度を高めたと思われる。男女別の認知率は、男性79%、女性92%と女性の認知率が高く、20代女性で100%、30代女性で94%、40代女性で88%、50代女性で84%という結果になった。
ビリーズブートキャンプを少しでも利用経験がある回答者(60人)にダイエット効果を尋ねたところ、「効果があった」12%、「やや効果があった」37%と、経験者の48%がダイエット効果を実感している。また、利用経験者の今後の利用意向を聞くと、55%が「続けたいと思う」と回答した。経験者によると、結構ハードな内容らしいが、その効果が実感できることなどから継続利用意向も高いようだ。
なお、今後ダイエットをする際に重視するポイント(3つまで回答)は、「効果がある」(48%)がトップ、以下、「自由な時間にできる」(45%)、「お金がかからない」(38%)、「楽しみながらできる」(29%)、「ひとりでできる」(27%)順。これからのダイエット手法には、「お金」と「効果」という“費用対効果”が求められるほか、自分の意思でいつでもどこでも取り組める“自由度”や“楽しさ”などが求められているようだ。
同調査結果の詳細は↓
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/photo/00410.pdf