税 務 関 連 情 報 |
2002年04月24日-002
認定NPO法人、2団体追加で5団体に
国税庁は4月23日、税制上の優遇措置が与えられる認定NPO法人として、内閣府所轄で東京国税局麻布税務署管内の「日本ガーディアン・エンジェルス」と東京都所轄で東京国税局新宿税務署管内の「ワールド・ビジョン・ジャパン」の2団体を認定し、同日付の官報で告示したことを明らかにした。2団体の認定有効期間は平成14年5月1日から平成16年4月30日までの2年間。これで認定NPO法人は5団体となる。
「日本ガーディアン・エンジェルス」(東京都港区、小田啓示理事長)は、犯罪多発地域だったニューヨークで、地下鉄のパトロールやストリート犯罪防止、銃器犯罪や麻薬撲滅のために若者が設立した「ガーディアン・エンジェルス」の日本支部として平成8年2月に設立され、平成11年4月に経済企画庁から特定非営利活動法人として認証されている。主な活動は、繁華街等のパトロールを中心とした犯罪防止活動や青少年の非行防止活動など。平成13年3月期の収入金額は3,037万円(うち寄附金が2,315万円)。
また、「ワールド・ビジョン・ジャパン」(東京都新宿区、峯野龍弘理事長)は、昭和62年10月に設立され、平成11年9月に東京都から特定非営利活動法人として認証された。NPO法人の中でもトップクラスの規模を誇る団体で、開発途上国の子供を中心とした地域開発支援や、インド西部大地震や台湾地震などでの災害・復興援助活動を行っている。また、新聞・テレビ等の一般広報により幅広い募金活動を展開しており、収入金額のほとんどが個人・法人からの寄附で賄われている。平成13年9月期の収入金額は15億5,683万円(うち寄附金が11億3,307万円)。
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