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経営関連情報 (2007/12/28)

もう一度行きたい温泉地のトップは「箱根温泉」

 日本人がこよなく愛する冬の旅行といえば、何といっても温泉旅行に勝るものはない。リクルートが発行する国内旅行情報誌「じゃらん」がまとめた「人気温泉地ランキング2008」(有効回答数6727人)によると、もう一度行ってみたい温泉地ランキング(5つまで回答)では、「箱根温泉(神奈川県)」(18.3%)がトップとなった。同ランキングは、「じゃらんnet」で宿・ツアーの予約をした全国の男女を対象に実施したもの。

 以下のランキングは、「由布院・湯平温泉(大分県)」(14.9%)、「草津温泉(群馬県)」(13.9%)、「登別温泉(北海道)」(12.1%)、「別府温泉郷(大分県)」(9.6%)と続き、ここまでが全国人気温泉地ベスト5。「箱根温泉」は、温泉以外の周辺観光スポットも充実していることや、都心から近い割に自然に囲まれており、街並みに風情があるなど、多岐にわたる魅力を備えていることが強みとなった。

 一方、まだ行ったことはないが、一度は行ってみたいという全国あこがれ温泉地ランキング(5つまで回答)では、「由布院・湯平温泉」(29.2%)がトップ。歴史と大人の雰囲気が漂う街並みが高い支持を集めた。以下、「登別温泉」(19.6%)、「草津温泉」(13.9%)、「乳頭温泉郷・田沢湖温泉(秋田県)」(12.2%)、「別府温泉」(11.6%)、までがベスト5。上位の顔ぶれをみると、北海道や九州など都心から離れた温泉が数多く並んでいる。

 最近1年間に行ったことがある温泉地ランキング(複数回答)では、「箱根温泉」(12.1%)がトップ、以下、「草津温泉」(5.8%)、「由布院・湯平温泉」(5.6%)「熱海温泉(静岡県)」(4.8%)、「別府温泉郷」(4.7%)、までがベスト5。いずれのエリアでも、居住地近郊の温泉地に票が集まる傾向にあり、関東・甲信越エリアの居住人口の多さが、ランキングの結果に影響しているとみられている。

 「人気温泉地ランキング」の詳細は↓
 http://www.recruit.jp/library/travel/T20071221/docfile.pdf