日本商工会議所はこのほど、人気サイト「ものづくり情報ナビゲーター」内に全国各地の地域ブランドづくりの取組みや国の関連施策情報などを一元的に紹介するコーナー「地域のブランド戦略」を設置し、情報提供を開始した。同サイトでは、全国で商工会議所や自治体などを核に活発化している地域ブランドづくりの動きを随時掲載する。
そのほか、中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」や農林水産省の「輸出倍増対策」など「送り出すブランド」を支援する施策、経済産業省の「サービス産業創出支援事業」や国土交通省の「観光ルネッサンス事業」など「招き入れるブランド」を支援する施策、中小企業基盤整備機構の「地域ブランドアドバイザー派遣事業」や厚生労働省の「地域提案型雇用創造促進事業」など人材育成を支援する施策の最新情報も掲載し、各地の取組みに合った活用を呼びかける。
同サイトを覗くと、例えば1月20日付では「輪島塗のアクセサリーがニューヨークで大反響」という記事が掲載されており、輪島商工会議所が1月8~10日の3日間、米ニューヨーク・ジャビッツセンターで行われた見本市「アクセサリー・ザ・ショー(ATS展)」に輪島塗のボタン、バックル、チョーカー、バックアクセサリーなどの装飾品を出展し、大反響を呼んだことが紹介されている。
また、同日付では、「仏パリの見本市メゾン&オブジェに初出展」と題して、地元の鋳物、木工、繊維製品などのブランド展開を目指す「山形カロッツェリア研究会」が、今月27日からフランス・パリで開催される世界最高峰の国際インテリア見本市「メゾン&オブジェ」に開発製品を初出展することを紹介している。そのほか、大阪商工会議所の「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」参加者募集など掲載情報は多彩だ。
「地域ブランド戦略」は↓
http://www.jcci.or.jp/mono/JB.html
「ものナビ」は↓
http://www.jcci.or.jp/mono/