ゼイタックス

経営関連情報 (2007/11/30)

年賀状を出す人の約8割が「パソコンで作成」

 12月を目前にして、年賀状のプリントサービスの開始や、年賀状素材集などの雑誌が書店やコンビニなどで見かけるようになってきた。年賀状の作成が念頭に浮かぶ時期だが、インターネットコムとggoリサーチが実施した「年賀状に関する調査結果」(有効回答数1093人)によると、年賀状を出す予定のユーザーのうちのおよそ8割が年賀状を「パソコンでデザインしてプリント」すると回答した。

 2008年の年賀状を出す予定については、74.2%のユーザーが「ある」と回答。出す予定が「ない」との回答は15.8%、「まだ決めていない」が10.0%だった。昨年の調査と調査会社や調査内容が違うので、一概に比較はできないが、年賀状を「出す」というユーザーは6ポイント減っており、出す予定が「ない」というユーザーが2ポイントほど増加している。若干だが、年賀状を出さない人が増えている。

 年賀状を出す予定の人の年賀状のデザインは、「イラストつき(イモバンなども含む)」が65.2%、次いで「写真つき」が26.9%と、9割を超えるユーザーが、イラストや写真つきの年賀状を送るようだ。年賀状の作成方法では、「パソコンでデザインしてプリント」するユーザーが78.3%、次いで「手書き」だが、回答割合は大きく減って16.8%。「インターネットの年賀状プリントサービス」の利用は5.9%と1割に満たない。

 パソコンでデザインしてプリントすると回答したユーザーが、年賀状作成の仕上げに使用するソフトについては、「昨年より以前に買った市販のはがき作成ソフト」は41.6%でトップ、次いで「今年買った市販のはがき作成ソフト」が15.4%だった。年賀状の作成に、「無料のはがき作成ソフト」(13.4%)や「無料の画像加工ソフト」(3.6%)など、無料ソフトを利用するユーザーは少ないようだ。