ゼイタックス

税務関連情報 (2004/04/16)

日商、「総額表示」ステッカー等を無料配布中

 4月からの消費税の総額表示で値上がりしたと勘違いする消費者も少なくない。企業努力で従来の価格を継続できる大手の小売店もあるが、街の小売店の多くは消費税5%分を上乗せした総額表示をせざるを得ないのが実情。そこで、総額表示が始まったことを積極的にPRして、消費者の値上げ感を解消しようとすることも一方法である。

 消費者向けの総額表示の開始を知らせるステッカーとミニポスターを作成し、無料配付しているのは日本商工会議所である。ステッカーはレジ回りに貼り付けることができ、消費者の目を引くデザインが好評だ。これは、中小企業庁の委託で行っている消費税円滑化対策事業の一環として、総額表示に関する説明冊子「これでスッキリ消費税総額表示」とともに作成したもの。

 冊子は、事業者向けに、総額表示の具体例や実施に伴い想定される問題点への対応のヒント、そのほか関連情報を分かりやすく取りまとめている。冊子・ステッカー・ミニポスターは無料で配布しており、日商では、各地商工会議所会員企業などに周知・活用を呼びかけている。

 申込み・問い合わせは、最寄りの商工会、商工会議所または下記のメールアドレスまで。改正消費税法の詳細については「これでスッキリ改正消費税法」のサイトを参照。↓
 http://www.taxinfo.jp/

 冊子等の申込み・問い合わせは↓
 c-tax@jcci.or.jp