ゼイタックス

経営関連情報 (2004/04/14)

GW連続休暇の平均日数は5.6日

 今年のゴールデンウィーク期間中における連続休暇の平均日数は、昨年の4.8日を0.8日上回る5.6日を予定していることが厚生労働省の調査結果(有効回答数1206社)で分かった。同調査では、4月16日から5月15日の調査対象期間中に実施する1回または2回以上にわたる3日以上の連続した休日・休暇を連続休暇と定義している。

 調査結果によると、製造業での平均日数は6.1日と昨年の6.0日を0.1日上回り、非製造業においても5.0日と昨年の3.6日を1.4日上回った。連続休暇実施予定企業全体の連続休暇を日数分布でみると、最も多いパターンは製造業で7日(31.5%)、非製造業では5日(59.8%)である。

 また、連続休暇実施予定企業のうち29.1%が4月30日を休みとしており、特に製造業では48.1%にのぼる。土日・祝祭日を休みとしている企業では、今年のゴールデンウィーク期間中に4月30日を休みとすると、1週間の連続休暇が実現するので、厚労省では、長期休暇の取得に向けて企業の一層の努力を期待している。

 連続休暇の実施を予定している企業は、回答企業の86.9%にのぼっており、特に製造業では93.1%と大半を占めている。また、連続休暇を7日以上予定している企業は251社にのぼり、予定企業全体の24.0%を占めている。なお、最も長い連続休暇は11日間で、19社が実施を予定している。