経 営 関 連 情 報

2002年03月01日-001
連合が定期昇給分の平均額を初めて公表

 連合は2月27日、今春闘での各労組の賃上げ要求の集計を公表したが、調査サンプル約400労組のうち、平均賃上げ方式を採用している219労組の組合員1人当たりの平均要求額は6,409円(平均年齢38.8歳、平均勤続年数17.3年)で、昨年より1,798円の減少だったことが明らかになった。

 今回注目されるのは、平均方式採用の219労組のうち、定期昇給制度があると回答した106労組の定昇額が5,884円だったことを初めて公表したことだ。連合では、この定昇額と要求額との差額500円強が、今春闘のベースアップ要求額となる模様とみており、また、定期昇給制度を持たない中小企業労組が賃上げ要求をする際の目安として、初めて平均定昇額を公表したとしている。

 

 

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