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税務業界情報 (2005/11/07)

2005年度司法書士試験の合格者は883名

 法務省がこのほど公表した2005年度司法書士試験の最終結果によると、合格者数は男636名(72%)、女247名(28%)の計883名だった。出願者数3万1061名に占める合格者数の割合(合格率)は2.8%。2005年度の司法書士試験は、7月3日に筆記試験、10月11日に口述試験が行われた。なお、合格者の「受験地・受験番号・氏名」は11月18日付け官報に記載される予定だ。

 筆記試験合格点は、満点262点中203.5点以上とされた。筆記試験のうち、午前の部の試験の多岐択一式問題については満点105点中87点に、午後の部の試験の多岐択一式問題については満点105点中78点に、午後の部の試験の記述式問題については満点52点中25.5点に、それぞれ達しない場合には、それだけで不合格とされている。

 今回の合格者を年齢別にみると、「昭和51(1976)年生まれ」(29歳)が63名でもっとも多く、つぎに「昭和53(1978)年生まれ」(27歳)が61名、「昭和52(1977)年」(28歳)が58名、「昭和48(1973)年」(32歳)、「昭和49(1974)年」(31歳)、「昭和50(1975)年」(30歳)が各54名などで続いており、30歳前後の合格者が多い。平均年齢は31.59歳。最高年齢は65歳(2名)、最低年齢は20歳(3名)だった。