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節約・環境を意識して実践は「節水」がトップ

経営関連情報 - 2008年08月22日

 ヤフーバリューインサイトが7月始めに実施した「エコ(節約と環境)に関する調査」結果(有効回答数1000人)によると、『節約』に対する意識と『エコロジー(環境)』に対する意識を比較したところ、全体で、「かなり意識している」人の割合は、『節約』のほうが19%と『環境』(6%)を上回った。『節約』に対する意識はおおむね女性のほうが高く、特に女性20代は「かなり意識している」人が24%いた。

 『節約』や『環境』を意識して現在実践していることは、「節水」が68%でもっとも多く、「詰替え商品の購入」(67%)が僅差で並んだ。以下、「リサイクル商品の購入」(58%)、「節電」(58%)などが続き、金銭的・身体的かつ精神的な負担が少なく、日常生活のなかで気楽に実践できる行為が上位を占めている。全般的に日常生活への関与が高い女性のほうが「意識して実践している」率が高い結果となっている。

 『節約』や『環境』を意識して今後も積極的に行いたいことでは、現状実践している項目と同様の結果となったが、トップの「節水」に続いたのは実践では4位だった「節電」で、3位は「詰替え商品の購入」、4位は「エコバッグの利用」となった。また、「省エネ家電への切換え」や「エコカーへの乗換え」などに関しては、イニシャルコストの高さ等が要因となり、実践としては低い数値だが、意向・意欲は高めだった。

 『節約』・『環境』意識としてもっとも高かったのは、「資源やエネルギーには限りがあるので無駄にしたくない」で、肯定的回答が74%、以下、「過剰包装や個包装の商品は買わないようにしている/断るようにしている」(56%)、「『節約』することで『環境』に貢献できていると感じる」(55%)、「環境問題に取り組んでいる企業の商品・サービスを利用したい」(51%)などが続き、環境意識の高さがうかがえる結果となっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/080819.pdf