経 営 関 連 情 報 |
2003年01月27日-002
「サービス業版100円ショップ」が続々登場
住友信託銀行の調査月報2月号によると、サービス業にもデフレの波が押し寄せ、「サービス業版100円ショップ」が続々登場しているという。最近眼を引くのは100円・500円など均一価格のワンコインサービス。15分単位といった細切れ利用を可能にして単価を下げるという手法が一般的だが、やはり「コイン1枚」はインパクトがある。また、先端技術の活用やグローバル展開で、内容・質は維持しつつ料金だけ引き下げることが可能になったサービスもある。
「サービス業版100円ショップ」では、スポーツクラブ・インターネットカフェ・娯楽施設・クリーニングなど分野は広範囲だ。例えば、「100円クリーニング」は、Yシャツはもちろん、背広・スカーフ・ジャケットも一律100円。最新の高速大量処理機を導入して工程を簡素化、パート・アルバイトの活用で人件費を削減するなどで、低価格でも高い品質水準を保っているという。
また、「100円娯楽施設」は、100円コンビニの併設で、15分100円でカラオケ・卓球・ビリヤード・ダーツなどを楽しめ、ドリンク類も飲み放題。昼間は子供連れの主婦が買い物ついでに、夜間は仕事帰りのビジネスマンが立ち寄る。「100円インターネットカフェ」は、最初に入会金を100円払えば、あとは15分100円でインターネットや漫画・雑誌が楽しめ、コーヒーなどのドリンクも飲み放題だ。
【ホームへ戻る】