ゼイタックス

経営関連情報 (2007/05/30)

ウィキペディアの認知度は約74%

 オンラインのフリー百科事典である「ウィキペディア」を利用する人が増えている。インターネットコムとgooリサーチが実施した「ウィキペディア及びWiki(ウィキペディアが採用するシステム)に関する定期調査(第1回目)」結果(有効回答数1087人)によると、現時点でのウィキペディアの認知度については、「知っている」との回答が73.9%にのぼり、多くの人が利用していることがうかがえる結果となった。

 また、ウィキペディアは、すべて一般ユーザーの手によって作られているフリーコンテンツ辞典だということについては、ウィキペディアを知っていた人のうちの77.6%が「知っていた」と回答し、「知らなかった」人の3倍以上となった。ウィキペディアは、インターネット上で語句を検索できるというだけではなく、一般ユーザーが書き込むことによって構築されていることも大きな特徴となっている。

 ウィキペディアを閲覧したことがある人は、ウィキペディアを知っていた人のうちの93.9%を占めたが、ウィキペディアの記事は参考になるかを質問したところ、「非常に参考になる」が31.2%、「まあ参考になる」が65.1%と、参考になると回答した人は合計96.3%に達した。ウィキペディア閲覧経験者の9割以上が参考になったと感じていることから、今後もウィキペディアの利用者はさらに増加すると予想されている。