ネットリサーチのマイボイスコムが実施した「自己学習(学校教育以外)に関する調査」では、「生活を今よりも豊かなものにするためには、日ごろから色々な知識を身に付けたり、新しい資格を取るために教室に通ったり、自己学習をする必要性がある」という意見に、全体の77.2%が「そう思う」と回答した。しかし、現段階では、62.5%が「(教育・学習サービスを)何も利用していない」と回答している。
調査結果(有効回答数1万2382人)によると、現在利用している(もっとも力を入れて取り組んでいる)教育・学習サービスは、「書籍などを利用して、自分で勉強している」人がもっとも多いが、16.5%に過ぎない。「カルチャースクール・教室」(3.6%)や「インターネットを利用」(3.2%)、「資格などの通信教育(専門学校)」(2.4%)、「英語などの語学学習(専門学校)」(1.7%)などは4%未満だった。
教育・学習サービスを利用している人のその目的(複数回答)は、「自分の素質や能力を高めるため」(40.9%)、「仕事に活かしたい」(34.4%)、「色々と自己啓発するため」(33.8%)、「新しいことを知り、知識を増やしていきたい」(31.2%)などの順に多く、スキルアップと知識欲が背景にある。教育・学習サービスにかける月額費用は、「3000円以下」(37.4%)、「5000円以下」(18.9%)、「1万円以下」(18.3%)の順だった。
また、今後利用したい教育・学習サービス(複数回答)は、「インターネットを利用」(25.5%)、「書籍などを利用して、自分で勉強」(19.3%)、「通信教育」(13.8%)といったものに代表されるように、自宅にいながら自己学習ができるサービスが上位に来ている。続いて、「カルチャースクール」(16.6%)や「語学の専門学校」(12.5%)、「社会人講座や公開セミナー」(12.1%)といった低額料金で利用できるものが挙げられている。
同調査結果の詳細は↓
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/10905/index.html