税 務 関 連 情 報 |
2002年10月25日-003
都が自動車税滞納者に対し差押予告通知書を発送へ
東京都主税局では23日、本年度の自動車税滞納者に対し、来月11日に差押予告通知書を一斉に発送することを明らかにした。自動車税の納付期限は5月末日だが、都では約13万人が所有する普通自動車等約15万台、約60億円が未納となっている。来月11日には、滞納者の注意を喚起するため今年度から封筒を緑色にして、差押予告通知書と納付書を送るという。
都では、これまで未納者に対し督促状や催促状を送って納付を促してきたが、今回の差押予告通知書の指定納付期限である11月20日までに納税しない場合は、財産調査の後、預金や給与、自動車本体などを差し押さえる。昨年度は、一斉発送の後、約7千人に対して差押さえを実施している。
都は、課税対象台数が約342万台(4月1日現在)や他府県からの転出入などが年間100万台と自動車の移動率が全国一であることなどから、数年前までは自動車税の徴収率は全国的に最低水準だった。そこで、2000年度から「自動車税滞納一掃」に積極的に取り組み、2001年度は徴収率96.4%と全国17位までランクアップしている。給与・預貯金にまで踏み込んだ財産調査と差押さえも滞納一掃の取組みの一環。
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