経 営 関 連 情 報

2002年10月25日-002
PC店頭販売に回復の兆し、年末商戦に大きな手応え

 家電量販店3,400店舗のPOSデータを集計している市場調査会社、ジーエフケー・マーケティング・ジャパンは23日、PCの秋冬モデルが出揃った最新週のPC販売動向を発表した。それによると、家電量販店における10月14日~20日週のパソコン販売は、対前年同週比で数量ベースが24%増、金額ベースが32%増と久しぶりの活況となった。

 数量・金額ベースとも前年を上回ったのは5月13日~19日週以来5ヵ月ぶり。この好結果に、流通各社は本格的な年末商戦に向けて強い手応えを感じているという。回復の兆しは、ソニーが他社に先駆けていち早く秋冬モデルを市場投入した9月16日~22日週から現れ始め、以降、数量・金額ベースとも10月6日まで3週連続で前年を上回っている。

 これは、ソニーの新製品効果と、他社が秋冬モデル投入の前に行ったとみられる夏モデルに対する在庫処分戦略からくる一時的な回復という見方もあるが、各社の秋冬も出るが出揃った10月14日~20日週も極めて強い基調をみせたことから、本格的な年末商戦に向けて、より一層の期待が高まっている。

 

 

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