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今冬のボーナス、「支給される予定」は約66%

経営関連情報 - 2011年12月14日

 戦後最高値の「超円高」を更新してから初めてのボーナスの支給時期となった。楽天リサーチが全国の20歳~59歳の男女を対象に実施した「冬のボーナスに関するインターネット調査」結果(有効回答数1000人)によると、今冬のボーナスの支給予定は、「支給される予定」が66.1%で、「支給される予定はない」(21.3%)の3倍強となっている。現段階では「支給されるかどうか分からない」という回答も12.6%あった。

 支給される予定の人の見込み支給額は、「40万円以上50万円未満」が12.4%でトップ、以下、「30万円以上40万円未満」(12.1%)、「20万円以上30万円未満」、「10万円以上20万円未満」(ともに11.0%)、「50万円以上60万円未満」(9.4%)などの順となった。見込み支給額の満足度は、「(どちらかといえば)満足」が61.4%で、「(とても+どちらかといえば)満足」が38.5%と、不満層が満足層を大きく引き離した。

 支給予定がある人でボーナスの利用用途が「決まっている」は28.7%、「大体決まっている」は40.5%、「まだ決まっていない」は30.7%。具体的な用途(上位3位まで選択)は、「預貯金」(67.7%)、「生活費の補てん」(43.5%)、「旅行・レジャー」(40.0%)がトップ3で昨年調査と同じ結果に。利用用途の上位は、1位「保険全般の支払い、ローン等の返済」(61.2%)、2位「投資・資産運用」(46.5%)、3位「飲食・グルメ」(53.8%)だった。

 景気低迷や雇用不安がボーナスの使い道に影響しているかどうかを支給予定者に尋ねたところ、「影響している」(29.8%)と「あまり影響していない」(27.2%)が僅差で1、2位となり、「大きく影響している」(25.7%)が3位となった。「影響している」と「大きく影響している」を合計すると55.5%と過半を占め、「あまり影響していない」と「全く影響していない」(7.4%)の合計34.6%を大きく上回っている。

 同調査結果は↓
 http://research.rakuten.co.jp/report/