日本人の冬の旅行といえば、何といっても温泉旅行に勝るものはない。リクルートが発行する国内旅行情報誌「じゃらん」がまとめた「人気温泉地ランキング2009」(有効回答数5800人)によると、もう一度行ってみたい温泉地ランキング(5つまで回答)では、「箱根温泉(神奈川県)」(17.9%)がトップとなった。同ランキングは、「じゃらんnet」で宿・ツアーの予約をした全国の男女を対象に実施したもの。
以下のランキングは、「由布院・湯平温泉(大分県)」(14.9%)、「草津温泉(群馬県)」(12.3%)、「登別温泉(北海道)」(12.0%)、「別府温泉郷(大分県)」(10.0%)と、ここまでが全国人気温泉地ベスト5で昨年と同じ順位となった。「箱根温泉」は、「交通の便がいい」が最多の理由で、都心からのアクセスがよく短時間でいける上に、四季折々の情緒が感じられる山や湖に囲まれ、旅情感を満喫できることが大きな魅力になっているようだ。
一方、まだ行ったことはないが、一度は行ってみたいという全国あこがれ温泉地ランキング(5つまで回答)では、「由布院・湯平温泉」(28.3%)がトップ。「有名」、「テレビ/雑誌でみて」、「温泉街の雰囲気がよさそう」などの回答が多い。以下、「登別温泉」(17.5%)、「草津温泉」(13.4%)、「乳頭温泉郷・田沢湖温泉(秋田県)」(11.6%)、「別府温泉」(10.9%)と、ベスト5までは昨年と同じ順位となっている。
最近1年間に行ったことがある温泉地ランキング(複数回答)では、「箱根温泉」(11.3%)がトップ、以下、「由布院・湯平温泉」(5.6%)、「別府温泉郷」(5.1%)、「道後温泉(愛媛県)」(4.6%)、「草津温泉」(4.5%)までがベスト5。ただし、いずれのエリアでも、居住地近郊の温泉地へ多数の票が集まる傾向にあり、関東・甲信越エリアの居住人口の多さが、ランキングの結果に影響しているとみられている。
「人気温泉地ランキング」の詳細は↓
http://www.recruit.jp/library/travel/T20081225/docfile.pdf