住まい選びの条件トップは「部屋の広さ」
春といえば「新生活」、「引っ越し」などのキーワードを思いつく。そこで、新生活を始めるうえで住みたい街・欲しいものや必要な物を集計してランキングを作成、実際に新生活を始めるうえでの不安なことや楽しみなことは何かについて、全国18~59歳の男女500人を対象に「暮らしに関する実態調査」をネオマーケティングが行った。新しい住宅を選ぶときのポイントは、「部屋の広さ」がトップだった。
住宅を探す方法は、他の何かを調べる時にインターネットを利用するのと同じように、住宅探しに関しても「インターネット」で探す人が最も多く79.2%だった。続いて「住みたいと思う街の地元の不動産屋」で探す人が41.2%、「無料住宅情報誌」で探す人が35.8%、以下、「住みたいと思う街の大手不動産屋」35.4%、「実際の町に出向いて」32.6%と、住みたいと思う街に足を運び、新居を探す人も多い。
住まい選びで最重要視するのは、「部屋の広さ」が66.2%で最多、次に「家賃の安さ」64.8%、「交通の便が良い」が61.6%。「部屋の広さ」については女性のポイントが高く、女性が最重要視している条件だった。住みたいと思う地域(街)のポイントでは、男女共に「交通の便が良い」がポイントが高く77.4%。「治安が良い(安心できる・のんびりしている)」が76.6%・「買い物の便が良い」が72.4%で、トップ3は男女共通だった。
実際に住んでいる住宅・地域(街)の満足度は、「理想的である」(12.0%)、「やや理想的である」(43.6%)の合計が55.6%。「理想的ではない」(4.8%)、「やや理想的ではない」(9.0%)は合計13.5%。最も住んでみたい地域(街)ランキングでは、1位が「吉祥寺」(12.0%)、2位が「自由が丘」(8.8%)、3位が「代官山」(4.8%)という結果になった。トップ3はオシャレなイメージがある街が選ばれている。
新生活を始める際に欲しい家電ランキングでは、1位「冷蔵庫」29.4%、2位「パソコン」18.8%、3位「テレビ」13.6%。生活上、「冷蔵庫」は最も必要だが、2位には生活上で必要な「衣食住」に関するアイテムではなく、現代の社会を代表するアイテムがランクイン。家具ランキングでは、1位「ベッド」33.0%、2位「ソファー」21.6%、3位「布団」15.2%と、睡眠のために必要とするアイテムがランクインしている。
同調査結果は↓
http://www.i-research.jp/report_dl/download/77_report_sasa0009.pdf