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経営関連情報 (2003/12/26) | ||||||
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■ 底入れ手前で足踏み続く中小企業の景況~商工中金
商工中金が24日に発表した中小企業月次景況観測12月調査(調査対象800社)によると、12月の景況判断指数は49.1で前月に比べ0.3ポイント低下した。指数の低下は2ヵ月ぶりで、景況判断指数は50手前で一進一退を続けている。 指数は、1996年4月以降連続して景況感の「好転」「悪化」の分岐点である50を下回っている。2004年1月は49.1と横ばいを見込み、中小企業の景況は、底入れ手前で足踏みが続いているようだ。 業種別にみると、製造業は49.9で前月比0.3ポイント上昇、また、非製造業は48.6で同0.6ポイント低下した。1月は製造業が48.7、非製造業が49.4を見込んでいる。 11月の売上高(前年同月比、建設・不動産を除く700社)はプラス1.5%で前月より0.8ポイント減少したものの8ヵ月連続の増加となった。先行きについては、12月がプラス2.7%、1月がプラス4.1%といずれも増加を見込んでいる。 業種別にみると、製造業の売上高はプラス4.6%と12ヵ月連続の増加となった。12月はプラス6.1%、1月はプラス7.6%と引き続き増加を見込んでいる。一方、非製造業の売上高は▲1.5%と9ヵ月連続の減少となった。12月は▲0.6%、1月はプラス0.6%を見込む。 |
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