ゼイタックス

経営関連情報 (2004/10/04)

同僚とのお酒は月平均1.8日、平均予算4562円

 職場の同僚とのお酒を飲みながらのコミュニケーションも仕事には欠かせないもの。キリンお酒と生活文化研究所がまとめた「会社の人とのお酒の飲み方に関する意識調査」結果(有効回答数8946人)によると、会社の人とお酒を飲む回数は月平均1.8回で、平均予算は4562円だった。男性が4782円、女性が3874円で、上の年代ほど金額は高くなっている。

 主な話題(複数回答)は、やはり「仕事の話」(78.8%)がもっとも多く、「仕事の愚痴や失敗談」(52.3%)、「職場の話題」(45.8%)も当然定番のように、仕事関係の話題が圧倒的に多くなっている。よく飲むお酒(複数回答)は、「ビール」(87.5%)がトップ、次いで「焼酎」(38.8%)、「チューハイ・サワー」(34.9%)と続き、最近の焼酎ブームや若年層を中心としたチューハイ人気が読み取れる。

 また、一緒に飲みたい上司・部下を有名人で言うと、男性の上司では「明石家さんま」(5.9%)、「星野仙一」(5.2%)、女性の上司では「黒木瞳」(11.9%)、「久本雅美」(7.1%)が1・2位。男性の部下では「香取慎吾」(7.1%)、「妻夫木聡」(6.6%)、女性の部下では「矢田亜希子」(3.1%)、「松嶋菜々子」(3.0%)が1・2位となった。もっとも、得票率が低いことから、回答は相当分散したことがうかがえる。

 回答を男女別にみると、男性が一緒に飲みたい上司のトップは「星野仙一」、「北野武」、「長嶋茂雄」と続いているのに対し、女性は、「明石家さんま」、「所ジョージ」、「北野武」が上位に並んだ。男性は、頼れる上司と飲みながら仕事や人生の話をしたい、女性は、気さくで明るい人柄の上司と楽しく飲みたいと考えているようだ。女性の上司では、同性からの支持は「久本雅美」が、男性からの支持は「黒木瞳」がトップだった。