経 営 関 連 情 報

2002年06月12日-001
今夏の分割されない平均連続休暇日数は6.8日

 厚生労働省はこのほど公表した2002年夏季における連続休暇の実施予定状況調査結果によると、分割されない連続休暇の平均日数は全体で6.8日(昨年6.6日)と、製造業7.2日(同7.1日)、非製造業6.2日(同6.0日)ともに増加していることが明らかになった。連続休暇は、7、8月の2ヵ月間における連続した3日以上の休日・休暇をいう。調査は、1,330社を対象に4月にアンケート調査を行い1,196社から回答を得た。

 調査結果によると、連続休暇実施予定事業場は948社で、全体の79.3%を占めたが、昨年からは2.5ポイント減少している。製造業は91.3%(昨年92.6%)、非製造業は67.2%(同70.9%)とともに減少しているものの、製造業では9割を超える事業場が連続休暇の実施を予定している。

 最も長い「分割されない連続休暇日数」は16日で、予定しているのは1社のみ。また、分割されない連続休暇を日数ごとにみると、7日以上が45.6%を占めており、9日(27.1%)、5日(25.3%)、6日(14.1%)の順となっている。このほか、分割取得を含む7日以上の連続休暇を予定している事業場は511社(昨年753社)で、連続休暇の実施を予定している事業場の53.9%(同77.0%)と大幅に減少している。なお、最も長い「連続休暇日数」は26日で、1社が予定。

 

 

ホームへ戻る