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経営関連情報 (2003/11/26) | ||||||
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■ 特許庁、「偽ブランド品」を安易に買わないで!!
国内外で「偽ブランド品」をはじめとする模倣品や海賊版、いわゆるニセモノが流通し、これによる企業などからの被害の報告が増大している。模倣品・海賊版の氾濫は、わが国企業の潜在的な市場を減らし、消費者に対するブランド・イメージの低下、製造物責任をめぐる消費者からのトラブルの増加などのように、企業活動に悪影響をもたらす。 この問題の直接的な原因は、故意に模倣品や海賊版を輸入・製造し、販売する者が後を絶たないためと考えられるが、わが国の消費者がそれらを安易に購入しているという実態もその一因ではないかといわれている。そこで、特許庁では、警察庁や財務省・文化庁の協力を得て、「模倣品・海賊版撲滅キャンペーン」を実施する。 キャンペーンでは、CM・ポスター・インターネットなどの広報手段を有効に活用し、1)模倣品・海賊版が身近に流通していること、2)こうした知的財産権侵害品の販売が違法行為であること、3)その商品の購入自体も問題になっていること、などを広く訴えることで、知的財産権の重要性に対する意識・理解の向上を図りたい考えだ。 具体的には、テレビスポットCMを全国主要都市のテレビ東京系列で11月下旬から12月上旬の2週間放映する。CMには、人気タレントの「はなわ」が、模倣品・海賊版の売買を抑制する内容の歌を熱唱するとともに、キャッチコピー「模倣品は犯罪です。」を画面に表示し、模倣品・海賊版の撲滅を広く訴える。 そのほか、11月下旬から成田などの国際空港や警察など全国5500ヵ所の施設に、テレビと同様「はなわ」を起用したポスターを掲示、また、「Yahoo!オークション」において、模倣品・海賊版の撲滅を訴える特集サイトを立ち上げ、11月下旬から1ヵ月にわたって公開する予定。 |
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