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2010年の年賀状、88%が「送る」と回答

経営関連情報 - 2009年12月11日

 マクロミルが全国の15~69歳の男女を対象に実施した「2010年年賀状に関する調査」結果(有効回答数500人)によると、2010年のお正月、年賀状を「送る予定がある」との回答割合が88%となった。年賀状を出す時期は、「12月21日~25日」が40%でもっとも多く、年賀状取扱い期間開始日の12月15日から25日(年賀状が元旦に届く投函日)までに出す人の累計では64%となっている。

 年賀状の送り方(複数回答)は、「年賀はがき」が96%でもっとも多く、次いで「携帯メール」が35%、「パソコンメール」が18%となった。年代別でみると、若年層ほど「携帯メール」で年賀状を送る割合が高くなっており、20代以下では60%以上(61%)となっている。年賀状をパソコンメール・携帯メールで送る理由(複数回答)は、「簡単に送れるから」が71%、次いで「年明けの瞬間に送れる」が48%などだった。

 年賀状の送付予定数は、全体では平均59.1通、そのうち「年賀はがき」は平均52.6通。男女別にみると、男性では「年賀はがき」が平均62.0通と女性よりも平均約18通多くなっている。また、若年層ほど送付数全体に占める「年賀はがき」の割合が低くなっている。年賀状の送り先(複数回答)は、「友人」が97%でもっとも多く、次いで「家族・親戚」が80%、「上司・先輩」が43%、「同僚・クラスメート」が43%などとなった。

 今年、年賀状を送る数を昨年と比べると、「増やす」が16%、「減らす」が11%となった。年代別にみると、年賀はがき、携帯メールともに若年層ほど「増やす」の占める割合が高く、全体としても同様の傾向となっている。なお、年賀状に対する考え方では、96%が「知人・友人からの年賀はがきは嬉しい」、87%が「メールよりも、はがきの年賀状をもらうほうが嬉しい」とする一方で、84%が「年賀状の準備は面倒」と回答している。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/r_data/20091201newyearscard/20091201newyearscard.pdf