経 営 関 連 情 報 |
2001年10月17日-002
8月の現金給与総額は30万9,359円、2.0%減
厚生労働省がまとめた「毎月勤労統計調査平成13年8月分結果確報」によると、8月の現金給与総額は、規模5人以上で30万9,359円、前年同月比2.0%減であることが明らかになった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は28万303円、1.1%減、賞与など特別に支払われた給与は2万9,056円、11.4%減となった。また、きまって支給する給与のうち、所定内給与は26万3,121円、0.7%減、残業など所定外給与は5.8%減となった。所定内給与は、今年に入って8ヵ月連続各月とも前年同月比マイナスを続けている。
また、8月の総実労働時間は、規模5人以上で148.6時間、0.7%減、うち所定内労働時間は139.7時間、0.5%減、所定外労働時間は8.9時間、5.3%減となっている。
一方、8月の常用雇用の動きをみると、全体では規模5人以上で前年同月比0.2%減となって、昨年12月から9ヵ月連続で前年同月比マイナスを続けている。特に、一般労働者は、平成10年2月から43ヵ月連続のマイナスで、8月は1.0%減だ。この労働力減少を補うパートタイム労働者は、逆に連月プラスを続けており、8月も3.5%増となった。パートタイム労働者比率は、全体では規模5人以上で前年差0.74ポイント増の21.09%。業種別では、製造業が13.60%(前年差0.14ポイント減)、卸売・小売業40.67%(同1.49ポイント増)、サービス業が20.22%(0.63ポイント増)となっている。
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