リクルートが発行する結婚情報誌「ゼクシィ」が、今年3月までの1年間に結婚した首都圏・東海・関西に在住の読者を対象に実施した「新生活準備調査2008」結果(有効回答数1123人)によると、新生活準備のためにかかった費用総額(新居の購入費用・頭金は除く)は、「100~200万円未満」が約45%ともっとも多く、約94%が300万円未満となった。平均は141万円となり、2007年からは約1万円の減少している。
地域別の平均費用は、「首都圏」が113万円、「関西」が146万円、「東海」が162万円。また、新生活開始にあたって、インテリア・家具、家電製品の費用としての親・親族から援助が「あった」人は68%と、新居の購入・賃貸に対して親・親族から援助が「あった」人(21%)の3倍強となった。親・親族からの援助費用総額の平均は215万円で、「200万円未満」が約69%を占める一方、「500万円以上」も約10%いる。
インテリア・家具の購入にかかった費用は、「20~40万円未満」が25%でもっとも多く、次いで「40~60万円未満」が22%、「20万円未満」が18%で続く。一方、「100万円以上」も18%あり、平均は57万円で2007年からはほぼ横ばい。新たに購入したインテリア・家具の購入率をアイテム別にみると、「カーテン類」が88%、「自分達用の布団」が75%、「食器棚」が71%、「収納ボックス」が66%の順だった。
また、家電製品の購入にかかった費用は、「50~60万円未満」が15%でもっとも多く、「30~40万円未満」が13%、「40~50万円未満」と「60~70万円未満」がともに10%で続き、平均は54万円となった。地域別にみると、「関西」が61万円、「東海」が57万円、「首都圏」が43万円。新たに購入した家電製品のアイテム別購入率は、「冷蔵庫」(81%)、「照明器具」(76%)、「洗濯機」(69%)、「テレビ」(65%)の順に高い。
同調査結果の詳細は↓
http://www.recruit.jp/library/bridal/B20081120/docfile.pdf