ゼイタックス

経営関連情報 (2004/01/19)
小学生がもらったお年玉平均は2万4668円

 小学生が今年の正月にもらったお年玉の平均は2万4668円で昨年よりも891円多いことが、小学館が運営する子供向けマーケティングリサーチ「おしえて ネットくん調査隊」の定例調査結果で分かった。同調査は、小学1~6年生を対象に今月5~7日にかけてWeb上で実施し858人の回答を得たもの。

 もらったお年玉の平均金額をくれた人別にみると、「おうちの人」が平均5839円であるのに対し、「祖父母(別居)」(1万595円)、「その他の親せき」(1万789円)がそれぞれ1万円を超えており、離れて住んでいる親せきが、小学生にとって主な“収入源”となっていることが分かる。

 今年もらったお年玉総額の分布をみると、「1万5千円超~2万円」が18.4%と最も多く、ついで「1万円超~1万5千円」が17.4%で続く。小学生の3人に1人が1万円超~2万円のお年玉をもらったことになる。「1万円以下」の割合は14.7%。また、「10万円超」は0.3%と比率的には少ないものの、17万円をもらった小5の女の子がいた。同じ小学生といっても、もらうお年玉にはかなりの開きがあるようだ。

 お年玉の使いみちについては、「ゲームソフトを買う」が35.2%でトップ、以下、「すべて貯金する」(32.0%)、「本を買う」(28.6%)などが続く。複数回答のなかで3人に1人が「すべて貯金」しているという堅実な金銭感覚は喜ぶべきことなのだろうか。使いみちを決めたのも「自分」が69.1%と約7割を占めた。「お父さんやお母さんなど家の人」は10.1%、「皆で一緒に決めた」は20.8%だった。