これまで、行政への申請・届出は、行政窓口に郵送するか持参して提出する必要があったが、電子申請・届出の受付サービスを利用すれば、従来の窓口申請に加えて、パソコンで作成した申請書を電子データのままで、自宅や職場から原則24時間申請することが可能となる。総務省でもすでに576手続きのオンライン化が済んでいるが、残る項目についても4月から順次オンライン化される。
地方税関係で電子申請・届出ができるのは、1)道府県たばこ税・市町村たばこ税の申告書の提出期限の特例に関する申請、2)総務大臣に対する固定資産申告、3)信頼性向上施設に関する固定資産税の軽減措置に関する証明、4)硬度通信施設整備事業に関する固定資産税の軽減措置に関する証明などだ。
総務省のホームページの「電子申請・届出の窓口」には、電子申請・届出システムの詳細が紹介されているほか、同システムの体験コーナーもあるので、シミュレーションも可能だ。また、「電子政府の総合窓口」では、各府省の電子申請・届出システムを案内しており、個人や企業・事業者向けの手続き案内のなかで、地方税に限らず国税に関する手続きも知ることができる。
「電子申請・届出の窓口」は↓
http://www.soumu.go.jp/densi/index.html
「電子政府の総合窓口」は↓
http://www.e-gov.go.jp/