経 営 関 連 情 報

2002年04月15日-002
オンライン決済は約4割が「クレジットカード」利用

 インターネットコム、インフォプラントによる、月1回以上オンラインショッピングをしているインターネット利用者300人に対する調査によると、オンラインショッピングの際に最もよく利用する決済方法は、Web上でのクレジット番号入力に不安があるユーザーが多いものの、42%のユーザーが「クレジットカード」を使っていることが分かった。以下、「銀行・郵便振込」23%、「代引き」18%、「コンビニ決済」14%などが続く。

 一方、「クレジットカード」をメインの決済方法として利用しているユーザーのうち、Web上でのクレジット番号入力への不安について、「かなりある」(26%)、「多少ある」(62%)と答えたユーザーが合計で約9割に達している。また、「クレジットカード」以外の決済方法を利用しているユーザーのうち、今後、オンライン決済に「クレジットカード」を利用したいと答えたユーザーは14%と1割強に止まり、約6割のユーザーが、「なんとなく不安」や「情報の漏洩が心配」、「悪用されそうで恐い」といった理由から、今後もクレジットカードは利用したくないと答えている。

 ユーザー全員にオンラインショッピングをする際に不安に感じていることを聞いたところ(複数回答)、「クレジットカード詐欺、カード番号の盗難」とするユーザーが約8割を占め、「個人情報の流出」とするユーザーも約7割に上った。「特に不安を感じることはない」としたユーザーは8名に過ぎず、大半のユーザーが、オンラインショッピングに対して何らかの不安を感じていることが分かった。

 しかし、「今後もオンラインショッピングを続けると思うか」との問いに対しては、90%のユーザーが「利用しつづけると思う」と回答。個人情報の流出やクレジットカード詐欺など、オンラインショッピングに対する不安は残るものの、リスクよりも便利さが上回っているというのが現状のようだ。

 

 

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