経 営 関 連 情 報

2002年12月20日-003
2002年第4四半期新製品ランキングトップは「丸ビル」

 日経産業消費研究所が実施した2002年第4四半期新製品ランキングによると、第1位は三菱地所がJR東京駅前の大正時代の歴史的建造物を建て替えた「丸ビル」が選ばれた。第2位はKDDIの「ムービーメール」対応GPS機能付き3G携帯電話「A5301T」、第3位にはタカラの犬の声紋分析から生まれたコミュニケーションツール「バウリンガル」が入った。

 第4四半期は、圧倒的なモノのヒット商品が見当たらず、サービスや同関連商品が上位を占めており、「消費低迷の中で、「モノの時代」から「サービスの時代」への移行を感じさせる結果となった」(同研究所/木戸純生主席研究員)との見方を示している。ランキングは、「文化創造度」、「ハイテク度」、「使い勝手」、「エコロジー度」、「価格メリット」の5つの指標ごとの採点と総合評価からなる。

 第1位の「丸ビル」は、ビジネスセンターだけでなく、商業ゾーンにブティックや書籍、CDなどの店舗やレストランが138店舗入居し、人の流れを変え、丸の内地域全体を活性化したことで、文化創造度で特に高く評価された。なお、第4位は松下電工の安否確認サービス「みまもりネット」、第5位はヤマハ発動機が開発した初の一般向け本格的電動スクーター「パッソル」がランクされた。

 詳細は http://www.nikkei.co.jp/rim/secret/shihanki/4hanki-new.htm

 

 

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