経 営 関 連 情 報

2002年07月29日-002
ウイルス対策ソフト、「使いこなせている」ユーザーは約7割

 インターネットの急激な普及に伴い、コンピュータウイルスも悪質なものが次々に登場し被害を広げている。ウイルス対策は、今やネットユーザーにとって必要不可欠なものといえる。インターネットコム(株)と(株)インフォプラントがウイルス対策ソフト利用者300人を対象に行った調査によると、ウイルス対策ソフトを「十分に使いこなせている」(15%)、「使いこなせている」(54%)と感じているユーザーが69%に達したことが分かった。

 調査結果によると、「あまり使いこなせていない」(24%)、「使いこなせていない」(7%)というユーザーは31%を占めたが、その理由として(複数回答)、「ソフトの設定が分かりにくい」(40%)、「ウイルス定義を最新のものにするのが面倒」(36%)、「使い方が分からない」(28%)などを挙げている。

 ウイルス対策ソフトで最も人気があったのは「ウイルスバスター」で34%が利用、以下、「ノートン・アンチウイルス」30%、「ノートン・インターネットセキュリティ」16%などが続く。ウイルスバスターは初心者にも分かりやすいインターフェースが特徴、ノートンはメールの送受信にウイルスチェックを行うのが特徴。いずれも定番ソフトで、回答者の9割が大手ワクチンベンダーのソフトを利用していた。

 

 

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