16日から平成16年分所得税の確定申告が始まっている。例年、確定申告期限の3月15日が近づくにつれ税務署が混雑する。全国の税務署では様々な納税者サービスを行っているが、東京国税局では、同局のホームページ上で管内税務署などの申告書作成会場の混雑状況を知らせるサービスを開始し、話題を集めている。
同局ホームページを開き、トップ画面の「平成16年分確定申告コーナー」下の「各税務署申告書作成会場の混雑状況」をクリックすると、県別で50音順に管内税務署と合同会場の混雑状況がわかる仕組みだ。
混雑状況の表示は、1)申告相談が受けられるまで30分以上待つ状態の「大変混雑しております」、2)同10分から30分程度待つ状態の「混雑しております」、3)同若干待つ場合がある状態の「やや混雑しております」、4)待つことなく申告相談が受けられる「比較的空いております」の4段階の目安で示される。
これらの混雑状況の表示は、午前9時半、同11時、午後1時半、同3時の1日4回更新され、その時々の税務署などの混雑具合を教えてくれる。また、このサービスのホームページでの掲載期間は、2月16日から3月15日の確定申告期間の平日と2月20・27日の閉庁日対応が実施される両日曜日となっている。
東京国税局のホームページは↓
http://www.tokyo.nta.go.jp/