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2002年04月08日-001
東芝、ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」最上位モデルを発売

 東芝は、ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」のラインナップとして、最新インターフェースである2Gbps Fibre Channelの採用と、先進的なSAN(Storage Area Network)対応機能を搭載することにより、高速で信頼性の高いSAN環境を構築できる最上位モデル「AF3500」を商品化し、4月4日から営業活動を開始している。

 新商品は、2Gbps Fibre Channelの採用とコントローラのCPUや内部バスの高速化により、同社従来モデルに比べて2倍の最大380MB/sのスループットを実現。さらに、先進的なSAN対応のバックアップ機能として、2TB(テラバイト)クラスの容量では業界初のハードウェア制御による装置内ミラーリング機能や装置間ミラーリング機能を備えている。

 LANフリーバックアップを実現する装置内ミラーリングは、装置内の稼動ディスクからバックアップ用ディスクへデータをコピーするもので、新製品はデータを効率的に更新する差分管理方式コピーの採用により、従来に比べバックアップ処理時間を最大50%短縮できる。データの保全性を向上する装置間ミラーリングは、ディスクアレイ装置間で直接データをコピーするもので、これによって運用系サーバに負荷をかけずに別の装置内のバックアップ用ディスクへデータをコピーすることができる。

 また新製品は、従来「ArrayFortシリーズ」でサポートしていたWindowsNT/Windows2000、Linux、SolarisといったOSに加え、AIXもサポートするなど、オープン系のディスクアレイ装置としてマルチプラットフォームに対応している。

 新製品の基本構成価格は、372万円から469万円まで6段階。

 この件に関する問合せは、同社コンピュータ・ネットワークプラットフォーム事業部(TEL:03-3457-2725)まで。「ArrayFortシリーズ」ホームページは、こちら

 

 

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