経 営 関 連 情 報 |
2003年05月09日-004
悪質な「利用した覚えのない請求書」に注意!!
利用した覚えのない、有料情報料、ツーショットダイヤル・ダイヤルQ2と称する情報料などを電子メールやはがき・書面で請求する悪質な事案は、一向に減る気配がないようだ。どうしたらいいのかといった相談は、消費者センターへ大量に寄せられており、国民生活センターにさえ電子メールで督促状が届く始末だという。同センターでは、このような架空請求への対処方法をアドバイスしている。
全く根拠のない架空請求は、何らかの名簿を手に入れた悪質業者が、その名簿に基づいてアトランダムに根拠のない請求書を送ったものと考えられる。請求書を送りつけられた人の中には、過去に利用した事業者と勘違いしたり、関わりたくなかったり、家族が使ったと思い込んだりして支払ってしまう人もいる。消費者ができる対策は、支払わずに放置して事実をしっかり確認することだ。
「ダイヤルQ2」と称する請求書もあるが、ダイヤルQ2は、NTT東日本・西日本のサービス名で利用すれば、これらの社から固定電話の通話料金請求先に請求があるものだ。過去にNTT東日本・西日本から請求もないのに、いきなり他業者から「ダイヤルQ2情報料」の請求書がくること自体、根拠のない架空請求書と考えられる。
国民生活センターでは、以上のような注意事項を示したほか、根拠のない悪質な取立ての場合は警察へ届け出ること、また、今後何らかのアクションが業者からあったときのために、請求のはがき・封書・電子メールは保管しておくことを勧めている。
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