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働く女性の習い事は「英語」が昨年に引き続きトップ

経営関連情報 - 2008年04月04日

 リクルートが発行するスクール情報誌「ケイコとマナブ」が、全国20~34歳の働く女性を対象に実施した「人気おケイコランキング調査」結果(有効回答数519人)によると、2007年度1年間に経験した習い事(複数回答)は、前年に続き「英語」(24.5%)がトップで、続く「フィットネスクラブ」(22.5%)、「ヨガ・ピラティス」(22.2%)のフィットネス系の習い事とともに根強い人気を保っている。

 前年から人気が上がっているものは、「書道」(16位→9位)、「アロマテラピー」(25位→17位)、「バイオリン」(68位→22位)など、癒し・和・品格などの社会的なブームを反映。語学では、「中国語」(19位)が前年に続き堅調だが、「韓国語」は韓流人気も落ち着き昨年の21位から43位にランクダウンした。ビジネス系では、「簿記」(7位)が変わらぬ人気で、「宅地建物取引主任者」が42位から26位へ上昇した。

 今年やってみたい習い事(複数回答)では、ここでも「英語」(39.1%)が1位で不動の人気。次いで「家庭料理」(32.9%)、「ヨガ・ピラティス」(29.3%)、「お菓子」(23.7%)となった。昨年から順位が上がったものでは、「家庭料理」(3位→2位)、「お菓子」(6位→4位)、「ペン字」(14位→10位)、「茶道」(15位→12位)など、昨年話題になった「品格」アップにつながるような習い事が目立った。

 スクール選びの決め手となる条件(3つまで回答)は、「料金」が67.6%とトップ、次いで「スクールの場所」(52.6%)、「授業の曜日や時間」(39.7%)など、通えるかどうかに影響を与える項目が上位を占めた。1ヵ月の習い事代は、「5000~1万円未満」が33.1%と最多で、1万円未満がほぼ6割を占めた。また、習い事に通う頻度は、「週1回」が33.7%、「週1回未満」が26.6%と、週1回までのペースで通うのが一般的なようだ。

 同ランキング調査結果の詳細は↓
 http://www.recruit.jp/library/school/S20080325/docfile.pdf