8割の女性が「プロポーズは男性がすべき」と回答
小学館の女性誌ポータルサイトFAnetとマーケティングリサーチを行うメディアインタラクティブは、女性たちの恋愛に関する気持ち、行動を調査するための共同調査を実施した。2011年6月9日、10日の2日間に、全国の20代~30代の未婚女性500人を対象にWebアンケート形式で調査した結果によると、8割の女性が「プロポーズは男性がすべき」との思いをもっていることが分かった。
「相手に好きと言わせるよう仕向ける」という人が22.2%いるものの、「黙って好きと言われるのを待っている」は、それを上回る25.8%。男性から告白させる、あるいは告白を期待している人が48%もいる。その傾向がより強く表れているのが、「プロポーズは、やっぱり男からすべきもの?」という質問。「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」を合わせると、80%が「プロポーズは男性がすべき」と思っている。
「恋愛において、今の自分に一番必要なことについては、1位は「相手への優しさ、思いやり」で35.6%。2位は「コミュニケーション力をつけること」で28.2%。「見た目をよくする」は17.2%でしかなかった。そういう優しさいっぱいの女性も、9.4%が“やめちゃった婚”を経験している。周囲も相手も、そして自分も結婚するつもりだったのに、直前で「やっぱりやめた」というケースを“やめちゃった婚”というそうだ。
ところで、東日本大震災を経て、やはり家族や安心を欲しいと感じる女性が多かったようで、全体の36.4%が「結婚したい気持ちが強くなった」と回答。震災時に助け合う夫婦の姿や、恋人がもし被害にあったら…など考えることが多かった様子。一方で結婚したくないと答えた人には逆にパートナーと死別することを考えると、「恋愛に気持ちが向かなくなった」という意見も。女性の心は複雑である。
同調査結果の詳細は↓
http://www.i-research.jp/report_dl/download/49_report_kymg6fre.pdf