ゼイタックス

経営関連情報 (2006/03/13)

プロ野球人気は6割強が「低くなった」と回答

 最近、プロ野球に興味がなくなったという声をよく聞く。もっともそれはあくまでも日本のプロ野球で、イチローや松井が活躍する大リーグファンは増えているようだが…。インターネットリサーチのインフォプラントが実施した「プロ野球に関する調査」結果(有効回答数1000人)によると、1、2年前に比べたプロ野球人気は、「低くなった」(26.1%)、「やや低くなった」(37.9%)を合わせると6割強となった。

 プロ野球人気が低下した原因(複数回答)は、「野球以外のプロスポーツへの関心が高まっている」(44.0%)、「スター選手がいない」(42.7%)、「試合(ペナンとレース)がおもしろくない」(42.1%)、「巨人が弱い」(30.3%)、「メジャーリーグと比較して面白みがない」(28.9%)が上位5項目。そのほか、「巨人以外のテレビ中継が少ない」(27.1%)、「プロ野球機構がうまく機能していない」(23.3%)などの理由が挙げられた。

 1、2年前に比べたテレビでプロ野球を見る頻度については、「変わらない」が53.8%と過半を占めるものの、「減った」が38.8%で「増えた」(7.4%)を大きく上回った。減った主な理由は、「試合内容がつまらないから」が25.0%でトップ、以下、「バラエティやドラマなど、裏番組を見るようになったから」(16.5%)、「巨人が弱いから」(15.2%)、「テレビを見る時間が全般的に減ったから」(〃)などが上位に並んだ。

 野球観戦については、「好き」(26.3%)と「どちらかといえば好き」(26.5%)を合わせると5割強、「どちらかといえば嫌い」(15.1%)と「嫌い」(8.9%)を合わせると2割半ばとなった。応援しているチームは、「阪神タイガーズ」(19.3%)がトップで「読売ジャイアンツ」(15.6%)は2位。以下、「福岡ソフトバンクホークス」(6.8%)、「中日ドラゴンズ」(6.4%)、「北海道日本ハムファイターズ」(3.4%)の順だった。

 同調査の詳細は↓
 http://cnews.info-plant.com/press/20060302.pdf