インターネットリサーチのインフォプラントが20歳以上のインターネットユーザーを対象に実施した「オンラインショッピングに関する調査」結果(有効回答数1200人)によると、オンラインショッピングの経験は「ある」との回答が94.8%と大多数を占めた。ここ1年間での利用回数は、38.5%が「10回以上」と回答。それ以前の1年間の利用頻度と比べ「増えた」との回答が62.2%に達し、増加の傾向が強くなっている。
ショッピングサイトで購入することが多いもの(複数回答)は、「書籍、雑誌、マンガ」(47.0%)がトップ、以下、「CD、ビデオ、DVD」(37.3%)、「衣料品、カバン、靴」(35.9%)、「航空券、乗車券、宿泊、ツアー」(29.3%)、「健康食品、サプリメント」(28.5%)の順だった。男女別にみると、男性のトップは「書籍、雑誌、マンガ」が48.9%に対し、女性のは「衣料品、カバン、靴」が51.3%となり、男女間の違いも表れている。
買い物をすることが多いサイト(複数回答)については、「楽天」(70.4%)、「Yahoo!ショッピング」(38.6%)、「アマゾン」(36.7%)がトップ3。オンラインショッピングの際、複数のサイトでの比較検討の有無は、67.1%が「いつもする」または「することが多い」と回答。この結果から、ショッピングサイトは一つに絞らず、複数照らし合わせた上で物品を購入するネットユーザーが多数であることが分かった。
オンラインショッピングのメリット(複数回答)については、「時間を問わず購入できる」が73.5%でトップ、次いで「店頭より安く購入できる」(57.2%)、「なかなか手に入りにくいものが購入できる」(48.0%)などが挙げられた。また、今後のオンラインショッピングの利用見通しについては、「(やや)増えると思う」が68.7%に対し、「やや減ると思う」がわずか0.5%と、大きく増加の向きを示している。
同調査結果の詳細は↓
http://www.info-plant.com/research/photo/00348.pdf