ゼイタックス

経営関連情報 (2006/09/08)

若手OLの44%が「会社の服装は自由(規定なし)」

 インターネット調査のマクロミルが東京在住20~25歳の若手OLを対象に実施した「OLのオフィスファッション調査」結果(有効回答数309人)によると、職場に「制服及び規定がある」が23%、「制服はないが、規定はある」が32%に対し、44%が「制服も規定もない(自由)」と回答した。オフィスファッションについて55%と過半の職場に規定はあるものの、良識に任せ自由にさせている職場も多い。

 一方、東京在住の30~35歳の若手OLに聞いた(有効回答103人)10年前の職場での服装規定については、「制服及び規定があった」が52%、「制服はないが、規定はあった」が16%で、「制服・規定はなかった」は31%だった。10年前と比べると、「制服・規定あり」は約30ポイントも減少し、「制服・規定なし」は10ポイント以上増加しており、OLのオフィスファッションの自由化が進んでいる状況がわかった。

 普段の通勤服(取引先との面談などフォーマルなシーンを除く)で容認されている服装(「差し支えない」との回答)をみると、現在と10年前を比較して10ポイント以上差があったのは、「キャミソール」(71%)、「ナマ足」(77%)、「ジーンズ」(63%)で、現在では6割以上が容認されている。これまで、通勤服としては一般的にNGと考えられていた服装が徐々に容認され、オフィスファッションのカジュアル化が進んでいる。

 オフィスファッションに関する悩み(複数回答)については、「いつも同じ格好になってしまう」(50%)がもっとも多く、次いで「もっとおしゃれな服を着たい」(33%)、「無難な色ばかり選んでしまう」(30%)となった。また、「もっとおしゃれな服を着たい」と「自由な服で働きたい」(29%)は10年前と比べ15ポイント以上高くなっており、“自由・おしゃれ”に対して欲張りになっている現代の若手OLの様子がうかがえる。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/client/r_data/20060905olfashion/macromill20060905olfashion.pdf