経 営 関 連 情 報

2002年05月17日-002
ネットサーフィンでの被害に注意!!

 情報処理振興事業協会(IPA)がこのほどまとめた4月のコンピュータ不正アクセスの届出状況によると、届出件数は62件(3月90件)と今年最も少ない件数だった。しかし、ネットサーフィンによりブラウザの設定やダイヤルアップの設定を改ざんされる被害が増加しているようだ。なかには、パソコンの初期化以外に復旧する方法がない場合や、7万円などという高額な通話料を請求された、との報告もあった。

 例えば、あるホームページを見ていたら突然ダウンロード画面が出現し、No(いいえ)ボタンや×ボタンでキャンセルすることもできず、強制的にダウンロードさせられプログラムが勝手にインストールされてしまった。その結果、怪しいアイコンがデスクトップやスタートメニューに登録されてしまった。このプログラムを削除するために色々試してみたが、うまくいけず、結局初期化することになったという。

 この種の被害で多いのは、セキュリティ設定が弱かったために、ワナが仕掛けられたホームページを見たとたん悪意のプログラムが自動的に実行される場合が多い。IPAによると、対策としては、普段見に行かない(信頼できない)サイトを表示する場合にはセキュリティ設定を強めにすることにより、悪意のプログラム実行を防ぐことがある程度可能だとのこと。

 

 

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