インターネットリサーチのインフォプラントが、持ち家に住む全国25歳以上のネットユーザーを対象に実施した「住宅リフォームに関する調査」結果(有効回答数1500人)によると、現在、住宅リフォームに「関心がある」との回答は48.6%と5割弱にのぼった。現在住んでいる家の築年数は「10年未満」が4割強、「20年以上」が3割強となっている。
現在住んでいる家について不満を感じている場所・設備(複数回答)は、トップが「浴室」(35.2%)、次いで「キッチン」(31.6%)、「窓・サッシ」(27.1%)、「洗面所」(22.9%)、「トイレ」(22.1%)の順。不満を感じている理由(複数回答)は、「機能性・使い勝手の悪さ」が5割半ば、「老朽化」が4割弱、「幅・奥行き・高さなどサイズの悪さ」が3割半ばだった。
最近10年間にリフォームを「したことがある」人は36.0%だったが、その場所・設備(複数回答)は、「浴室」(28.5%)、「外壁」(26.5%)、「トイレ」(26.3%)、「キッチン」(23.5%)、「洗面所」(21.5%)が上位5項目。かかった費用は、「50万円以下」(28.9%)が3割弱、「100万円」(22.4%)が2割強と多く、「500万円以上」は13.7%だった。7割半ばがリフォームの結果に「(どちらかといえば)満足」している。
現在、住宅のリフォームに「関心がある」人は5割弱だが、情報の入手先(複数回答)は、「折り込みチラシ」が29.7%、「住宅関連のテレビ番組」が29.4%、「家族・友人などの評判(口コミ)」が22.3%だった。なお、耐震強度の偽造が問題となっているが、現在住んでいる家の耐震については、「不安を感じる」との回答が44.5%あった。
同調査の概要は↓
http://cnews.info-plant.com/press/20060216.pdf