経 営 関 連 情 報 |
2002年05月15日-001
消費者の日常生活に「ゆとり」の兆し
日経産業消費研究所が首都圏の消費者を対象に調査した「1年前に比べて、生活は楽になったか」をたずねて算出した4月の「ゆとりDI」はマイナス30.1で、3月比3.1ポイントの上昇となり、2ヵ月連続の上昇、水準は低いが、消費者のゆとり感は上向きの兆しが出てきた。調査は同研究所の男女消費者モニターを対象に、4月中旬に実施されたもの(有効回答者数419人)。
「ゆとりDI」とは、1年前から比べて「生活が楽になった(やや楽になったも含む)」人の割合から、「生活が苦しくなった(やや苦しくなったも含む)」人の割合を引いて算出したもの。調査結果によると、「楽になった」は7.7%で3月に比べ0.3ポイント増え、「苦しくなった」は37.8%で2.8ポイント減少した。
DIの3ヵ月移動平均(対象月と前後の各1ヵ月ずつを加えた3ヵ月の平均)は3月の水準がでているが、マイナス33.4で、2月に比べて0.3ポイントの上昇。2ヵ月連続の上昇となった。また、1年後のDIも1.3ポイント上昇の29.3%となり、こちらは2ヵ月ぶりの上昇となった。
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