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海外展開ワンストップ相談窓口が11月24日オープン

経営関連情報 - 2011年12月02日

 中小機構は、中小企業の海外展開支援を積極的に支援するため、「中小企業海外展開ワンストップ相談窓口」を設置、11月24日から相談を受け付けている。「海外顧客と知り合いたい」、「海外展開に必要な資金を調達したい」など、海外展開を目指す意欲的な中小企業の取組みを支援する。北海道から沖縄まで全国10ヵ所の最寄りの相談窓口で対応している。ナビダイヤル番号(全国共通)は、0570-073-600。

 「海外との取引はどのように始めたらよいか」、「当社の製品を、景気のよさそうなインドネシアで販売できるだろうか」、「韓国の展示会に出展するが、資料は英語だけで大丈夫だろうか」、「中国向けに衣料品を輸出したいが、デザインを真似されないだろうか」、「税関から『原産地証明』が必要と言われた」など、いざ海外進出を目指そうというとき、様々な疑問点が浮かぶ。

 また、「台湾のパートナー企業の社員を日本で研修を受けさせたいが、何か支援を受けられないだろうか」、「ベトナムの企業に生産を委託したいが、どのような契約が必要だろうか」等々――このような中小企業の意欲的な海外展開(現地進出・販路開拓)を支援するのがワンストップ相談窓口の狙い。相談窓口は平日の午前9時~午後5時45分までオープンしている。

 例えば、海外顧客と知り合いたいというようなケースでは、国内展示会への出展支援(被災地中小企業は無料、その他企業は出展料の3分の1を負担)を受けたり、海外バイヤーとの商談会に参加できる。また、海外進出に必要な資金調達に関しても、これまでの低利融資(日本政策金融公庫)に加えて、出資や商工中金の低利融資による資金調達も可能になる。同機構、中小企業庁では、気軽に相談するよう呼びかけている。

 この件の詳細は↓
 http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/b_0_keiei/kokusai/pdf/soudanmadoguchi.pdf