厚生労働省がこのほど公表した今夏の連続休暇の実施予定状況調査結果(有効回答数1157社)によると、連続休暇実施予定事業場は87.4%、平均日数は8.0日、最も長い連続休暇は25日、7日以上の連続休暇を3分の2の企業で予定などが分かった。全体的に昨年よりは短めなようだ。同調査における連続休暇は、7月・8月2ヵ月間における土日祝日を含め3日以上の連続した休日・休暇をいう。
連続休暇実施予定事業場は1011社であり、回答事業場全体の87.4%(昨年87.4%)を占め、高い実施率を示している。特に、製造業では94.8%と9割を超える事業場が連続休暇の実施を予定している。通算した連続休暇日数の平均は8.0日(同8.6日)で、業種別にみると、製造業が9.1日(同9.7日)、非製造業が6.7日(同7.2日)。また、連続した休暇日数の平均は5.8日(同6.2日)、製造業が6.4日、非製造業が5.2日となっている。
通算した連続休暇日数の最も長いものは25日で、2社が予定。連続した休暇日数の最も長いものは14日で、1社が予定している。連続休暇の実施を予定している事業場のうち、通算して7日以上の連続休暇を予定している事業場は64.7%と3分の2を占めており、特に製造業では78.0%にのぼる。通算で10日以上のところは27.7%、製造業では38.8%を占めている。