税 務 業 界 関 連 情 報 |
2002年10月09日-001
会計士2次試験最終合格者は過去最高の1,148人
平成14年の公認会計士第2次試験の最終合格者は、前年に比べ187人(19.5%)増の1,148人で過去最高の合格者となったことを、金融庁の公認会計士審査会が7日、明らかにした。このうち、女性の合格者は29人増の202人で、こちらも過去最高の合格者数。受験者数も1,315人(10.9%)増で初の1万3千人台となる1万3,389人に上った。この結果、合格率は0.6ポイント増の8.6%に跳ね上がった。なお、短答式試験合格者数は3,414人。
合格者の最高年齢は46歳、最低年齢は20歳。年齢別では、25歳未満が492人(構成比42.8%)と最も多く、続いて25歳以上30歳未満が458人(同39.9%)となっており、30歳未満が全体の82.7%を占めている。合格者の平均年齢は26.0歳で前年を0.1歳上回った。また、合格者の学歴は、大卒が951人(同82.8%)と最も多く、次いで大学在学中が174人(同15.2%)。
なお、公認会計士第2次試験は、短答式と論文式による筆記の方法で行われており、短答式の合格者に対し論文試験を実施し、これに合格した者が最終合格者となる。その後、3年間のインターン終了後、第3次試験の受験資格が得られ、これに合格すると公認会計士となる。
【ホームへ戻る】