経 営 関 連 情 報 |
2003年07月07日-004
春季労使交渉、中小378社回答平均3383円・1.32%
日本経団連が7月2日現在でまとめた春季労使交渉状況によると、調査対象従業員数500人未満の中小企業17業種・742社のうち、53.5%にあたる397社で回答(了承・妥結含む)が示された。このうち、平均金額不明等の19社を除く378社の回答額平均は3383円で、賃上げ率は1.32%となった。この回答額平均を同一企業の昨年実績と比べると、金額で179円、率で0.06ポイントのマイナスとほぼ横ばいとなった。
これを製造業・非製造業別にみると、製造業は283社平均で3570円、アップ率1.37%となった。昨年実績と比べると、金額で122円減少、率で0.04ポイントのマイナス。非製造業は95社平均で2728円、1.13%。昨年実績と比べると、金額で378円、率で0.12ポイントのマイナスという結果になった。
★大手194社の夏季賞与妥結額平均は4.45%アップ
一方、同日現在の大手企業における夏季賞与の妥結状況は、調査対象主要22業種・294社のうち、86.4%にあたる254社が妥結しているが、このうち平均金額不明等の60社を除く194社の妥結額平均は80万7566円で、昨年実績と比べると3万4382円増加し、率でプラス4.45%のアップとなった。
製造業・非製造業別では、製造業168社の妥結額平均は79万3471円で、昨年夏の実績と比べると、額で4万6349円増加し、率でプラス6.20%。一方、非製造業26社の妥結額平均は84万3045円で、昨年実績に比べ、額で1万3301円増加し、率でプラス1.60%となっている。
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