ゼイタックス

経営関連情報 (2007/10/29)

結婚費用は昨年比17.4万円増の414万円

 結婚情報誌「ゼクシー」(リクルート発行)が実施した「結婚トレンド調査2007」結果(有効回答数6612人)によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかる結婚費用の全国平均は、昨年に比べ17.4万円増加の414万円だった。全国集計が始まった2005年からは32万円増えており、増加傾向にある。結婚費用のうち、挙式、披露宴・披露パーティ費用総額の平均は、同15.6万円増加の319万円となっている。

 結婚費用を地域別にみると、「茨城・栃木・群馬」が460万円ともっとも高く、次いで「長野」(440万円)、「首都圏」(436万円)、「福島」(435万円)、「四国」(427万円)、「九州」(427万円)などの順。また、結婚費用に関して、親・親族から援助があった人は76%だったが、金額分布別にみると、「100~200万円未満」が33%、「100万円未満」が23%、「200~300万円未満」が21%などで、平均182万円だった。

 ご祝儀総額を金額分布別にみると、「200~250万円未満」が25%、「250~300万円未満」が17%、「150~200万円未満」が16%などとなっており、平均は224万円だった。そのほか、披露宴・披露パーティの招待客人数の平均は76人、披露宴・披露パーティの会場は、「ホテル」が33%でもっとも多く、次いで「一般の結婚式場」が29%、「ハウスウェディング(ゲストハウス)」が19%となっている。

 なお、昨年4月から今年3月までの1年間に結婚式を挙げた人のうち、「仲人を立てた」人の割合は0.7%と1%に満たなかった。この割合は2004年以降1%程度にとどまっており、最近は仲人を立てない結婚式がすっかり定着しているようだ。また、実施した挙式形式は、「キリスト教式(教会式)」が70%を占めてもっとも多く、次いで「人前式」が15%、「神前式」が12%となっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.recruit.jp/library/bridal/B20071022/docfile.pdf