経 営 関 連 情 報 |
2003年03月07日-002
ネットサーフィンの被害に注意!!
「ネットの世界は危険がいっぱい!」と呼びかけて注意を促すのは情報処理振興事業協会(IPA)である。IPAセキュリティセンターには数多くの届出や相談が寄せられている。例えば、「友人にメールを送ったら『VBS/Redlofウイルスがついていたよ』と言われた」とか、「ブラウザを起動したら、いきなりアダルトサイトへ強制的に接続されてしまった」、「国際電話会社から身に覚えのない請求書が届いた」などだ。
これらの多くは、ネットサーフィン(ホームページ閲覧)中のものだ。企業・個人ユーザーを問わず、ネットサーフィンは日常的に行われているが、セキュリティ対策をしていないと、思わぬ被害に遭うことがある。このような被害の多くは、次のような対策により未然防止できる。例えば、プログラムやファイルのダウンロードは信頼できるサイトから行うことが望ましい。
また、ホームページ閲覧により感染するウイルスには、「ワクチンソフト」を活用することが最も有効な対策だ。ただし、インストールしただけではなく、日常により最新ウイルスの検出データファイルへ更新していないと、新種ウイルスを発見できないので注意が必要だ。Windowsを利用している場合は、ソフトウェアにセキュリティ上の問題がないか確認し、必要に応じて修正プログラムを適用してセキュリティホールを解消する。
Internet Explorerの場合は、「ツール」→「インターネットオプションを選択」して「インターネットゾーン」の「セキュリティレベル」を「高」に変更する(初期の状態は「中」に設定されている)。国際電話へのダイヤルアップの対策は、パソコンの設定により接続を確認する。国際電話会社から提供されている接続先をチェックする。国際電話通話を利用しない場合は、国際電話の接続自体を休止することも被害防止のひとつの方法だ。
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