経 営 関 連 情 報 |
2003年04月09日-002
ITエンジニアの8割が何らかの資格を取得済み
日経ITプロフェッショナルが実施した「IT資格に関する意識調査」によると、回答したITプロフェッショナル4303人のうち8割弱の77.7%が何らかの資格を持っていると回答した。資格を持っている回答者の割合は年齢が上がるにつれ低くなっているが、IT資格には技術系のスキルを認定するものが多いことから、技術系に携わる若い世代ほど資格を取得しているケースが増えているようだ。
具体的にどのような資格を持っているか(複数回答)というと、圧倒的に多いのは情報処理技術者試験の「基本情報技術者」で全体の46.6%、2005人にのぼった。2位は「ソフトウェア開発技術者」(1034人、24.0%)、3位は「初級システムアドミニストレータ」(879人、20.4%)と、情報処理技術者試験が上位を占めた。ITベンダーの中には新人教育の一環として、これらの資格取得を義務付けているケースも多く、情報処理技術者試験が広く普及していることが裏付けられた。
資格を取得した理由(複数回答)については、「自分のスキルアップに役立つ」との回答が59.8%で最も多く、以下、「自分が身に付けている知識やスキルを客観的に示せる」(49.3%)、「将来のキャリアアップに役立つ」(31.7%)などが続く。実際に資格を取得したことの利点(複数回答)については、「自分のスキルアップに役立った」が66.2%でトップ、次いで「その製品や技術の体系的な知識が身に付いた」(41.2%)などの実感を示されている。
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