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コンビニ24時間営業、若年世代の58%が「続けて」

経営関連情報 - 2008年08月29日

 コンビニエンスストアは、「買い物」だけでなく、今や様々なサービスを提供してくれる。しかし、地球温暖化対策の一環として消費電力を節約するため、営業時間を見直そうという動きがある。gooリサーチと読売新聞が10~30歳代の若年世代を対象に実施した「コンビニの深夜営業などに関する調査」結果(有効回答数534人)によると、コンビニの24時間営業は、「続けてほしい」と思う人が58%と過半数を占めた。

 コンビニを利用する頻度については、「ほぼ毎日」が19%で、「週に2~3回」の43%を合わせると、6割以上が比較的頻繁に利用していることになる。「月に2~3回」は27%、「まったく利用しない」は1%にとどまる。コンビニを利用して便利と感じるとき(複数回答)は、「深夜の買い物」が59%でもっとも多く、24時間営業のありがたさを感じている人が多いことがうかがえる。

 また、「ATMの利用」(45%)、「トイレの利用」(44%)、「公共料金などの支払い」(40%)なども目立った。こうしたサービスの多様化もコンビニの利便性を高めているようで、家の近くにコンビニがないと「不便だ」と感じる人は74%にも達した。コンビニの24時間営業については、「続けてほしい」と思う人が58%と過半数を占め、「やめるべきだ」との回答は18%に過ぎなかった。

 24時間営業をやめることによる地球温暖化対策への効果については、「ある」との回答が63%、「ない」は31%となった。ただし、温暖化対策の効果があると答えた人でも、24時間営業を「続けてほしい」という人は48%と5割近くにのぼり、「やめるべきだ」(26%)を上回った。24時間営業のコンビニは、若い世代にとって、日々の暮らしに欠かせない存在となっていることがうかがえる調査結果となった。

 同調査結果の概要は↓
 http://research.goo.ne.jp/database/data/000848/