三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングが5日に発表した「2005年のヒット商品番付」によると、今年のヒット商品・東の横綱は、当初の目標1500万人を大幅に上回る2200万人の来場者を集め大成功のうちに閉幕した「愛知万博」、また、西の横綱は、アキバ系オタクと呼ばれる人たちの台頭やメイド喫茶の繁盛、「電車男」の大ヒットなど、さまざまな話題を提供した「アキバ」が選ばれた。
また、東の大関には「ブログ」が西の大関には「iPod」ファミリーが選ばれた。個人の日記風のホームページ「ブログ」が爆発的に広まり、下は小学生から上は高齢者まで老いも若きも毎日のように自分のブログを更新している。昨年も関脇に挙げられた「iPod」は、今年に入って驚くほど小型の製品やビデオ再生できる新型と、次々と新製品が発表され他社製品を圧倒した。
続いて、東の関脇の「宮里藍」の人気もすごい。日本女子プロゴルフ界全体が脚光を浴びる原動力となったが、来年の米ツアー参加資格をかけた試験もぶっちぎりのトップ合格を果たし、来年はさらなる人気爆発が予想される。西の関脇「NANA」は、マンガと映画で今年話題となった。メジャーデビューを目指すボーカリストの大崎ナナと恋人を追って上京した小松奈々が一緒に暮らす姿を描いた漫画が人気となった。
以下、東の小結「寒天ダイエット料理」、西の小結、薄型テレビの熱い商戦「AQUOS」VS「VIERA」などヒット商品の詳細は↓
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