ゼイタックス

経営関連情報 (2005/04/08)

iモードでのオンラインショップ利用意向者が8割

 若い世代を中心に就職情報収集などでの携帯電話の利用が日常的になっているが、iモードでのオンラインショッピングも増加傾向にあるようだ。インターネット調査会社インフォプラントがこのほど発表した「モバイルオンラインショッピングに関する調査」結果(有効回答数8230人)によると、iモードでのオンラインショッピングの「購入経験者」の割合は全体の58.3%、「今後の利用意向者」は81.8%にのぼった。

 購入経験者は男性で46.3%であるのに対し、女性では63.5%、今後の購入意向者についても、男性が76.1%であるのに対し、女性では84.3%と、いずれも女性で多かった。購入した商品を男女別にみると大きな違いがみられる。「CD・DVD・ビデオ」(男性39.1%、女性24.2%)、「ゲームソフト」(同12.8%、5.4%)は男性で多く、「化粧品」(同9.2%、42.5%)、「衣料品・ファッション」(同31.5%、59.2%)は女性で多かった。

 購入未経験者・利用意向者層で今後購入したい商品をみると、男性では、「CD・DVD・ビデオ」(51.9%)、「映画・コンサート等のチケット」(45.8%)、「書籍・雑誌」(42.6%)の順。一方、女性では、「映画・コンサート等のチケット」(49.1%)、「旅行・宿泊等のチケット」(41.0%)、「衣料品・ファッション」(34.9%)の順で多かった。購入経験者と比べると、男女とも「映画等のチケット」や「旅行等のチケット」の購入意向が高い。

 iモードのオンラインショッピングで利用した決済方法は、「代金引換」が53.7%でもっとも多く、これに「コンビニ決済」(38.3%)、「クレジットカード」(36.1%)が続いた。購入未経験者・利用意向者層での今後利用したい取引方法は、「コンビに決済」が48.7%でもっとも多く、「代金引換」(35.4%)、「郵便振替」(26.3%)、「通話料金との一括引落とし」(24.9%)だった。

 同調査の詳細は↓
 http://www.info-plant.com/dl/research/mobile/2005/050323-171.pdf