ゼイタックス

結婚費用は昨年比12.7万円増の433万円

経営関連情報 - 2009年10月26日

 結婚情報誌「ゼクシー」(リクルート発行)が実施した「結婚トレンド調査2009」結果(有効回答数7440人)によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかる結婚費用の全国平均は、昨年に比べ12.7万円増加の433万円だった。全国集計が始まった2005年からは51万円増えており、増加傾向にある。結婚費用のうち、挙式、披露宴・披露パーティ費用総額の平均は、同13.3万円増加の331万円となっている。

 結婚費用を地域別にみると、「福島」が478万円、次いで「茨城・栃木・群馬」(468万円)、「長野」(465万円)、「富山・石川・福井」(458万円)、「新潟」(456万円)、「東海」(455万円)、「首都圏」(451万円)などの順。項目別の平均費用は、「挙式、披露宴等総額」以外に、「新婚旅行」が53万円、「新婦の衣装」が43万円、「婚約指輪」が36万円、引き出物などの「ギフト」が34万円、「挙式料」が22万円などとなっている。

 結婚費用に関して、親・親族から援助があった人は78%だったが、金額分布別にみると、「100~200万円未満」が33%、「200~300万円未満」が24%、「100万円未満」が19%など、平均198万円だった。また、ご祝儀総額を金額分布別にみると、「200~250万円未満」が25%、「250~300万円未満」が16%、「150~200万円未満」が15%など、平均は223万円。そのほか、披露宴・披露パーティの招待客人数の平均は74人だった。

 披露宴・披露パーティを挙げた理由(複数回答)ベスト3は、「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」(69%)、「親・親族に喜んでもらうため」(58%)、「友人など親・親族以外に感謝の気持ちを伝えるため」(55%)。また、挙式、披露宴・披露パーティの演出を決定する際に心がけたこと(複数回答)は、「アットホームなムード」(66%)、「自分らしさを表現できる」(60%)、「列席者を退屈させない」(58%)が上位に挙げられた。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.recruit.jp/library/bridal/B20091022_01/docfile.pdf