経 営 関 連 情 報

2003年11月05日-001
あなたは“高感度消費者”か?

 何事においても感度がいいことは幸せである。アサヒビールが調査したのは、食生活と健康における高感度消費者である。食生活や健康に関心が強くこだわりがある人であろうか。7月に同社が実施した調査では550人の有効回答を得たが、このうち高感度消費者は「食生活」では26.6%、「健康」では18.4%だった。次の指標をチェックしてみよう。

 高感度消費者の指標は、まず「食生活」では、1)食器にこだわりがある、2)懐石料理やフルコースのメニュー構成を知っている、3)食品や飲料の新商品をすぐ試してみるほうだ、4)新しい飲食店を積極的に開拓しているほうだ、5)日頃利用するカフェや喫茶店もこだわって選んでいるほうだ、6)老舗といわれる飲食店をよく知っているほうだ、7)有機米・有機野菜・無農薬野菜などをよく利用している、8)自分で調理するときは、新しい料理(レシピ)にチャレンジするほうだ、9)ワインについて詳しいほうだ、10)調理器具や調味料にこだわっているほうだ。

 次に「健康」では、1)通信販売で、健康グッズやサプリメントを購入したことがある、2)寝具にこだわり、機能のよいものを利用している、3)栄養補助食品やサプリメントに詳しいほうだ、4)体のツボに詳しいほうだ、5)和食中心の生活を心がけている、6)定期的にスポーツや運動をするようにしている、7)健康番組・健康雑誌や書籍から積極的に情報を収集している、8)1日の食事で合計30品目の食事を摂るようにしている、9)健康のために断食をしたことがある(1日断食も含む)、10)半身浴をしている。

 いかがだろうか、これらの10項目のうち5項目以上にあてはまれば、あなたは晴れて高感度消費者である。もっとも、人間の生活には多くの分野がある。「食生活」と「健康」だけが重要なのではない。「異性」や「収入」や「地位」などなど、こだわる分野は沢山あるではないか。高感度消費者に該当しなかったあなたへの“慰め”である。

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