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経営関連情報 (2005/02/18)

エンジニア300人の給料の使い道~Tech総研

 リクルートのTech総研がエンジニア300人(ソフト系150人/ハード系150人)を対象に実施した「給料の使い道の実態調査」では、エンジニアは一般的に営業系職種に比べお金に対して堅実なイメージがあるが、やはり、お酒を飲みにいくなどの交際費よりも、技術力向上のためのセミナー、書籍、パソコン関連に関する支出のほうが多いようだ。

 調査結果によれば、対象者(25~39歳の男性・年収400万円以上のエンジニア)の「手取り月収の平均」は32.3万円だったが、「ひと月の貯金額」が5.8万円ある一方で、「ローン返済額」も3.8万円あった。「住宅家賃」は月平均で5.03万円、月に平均2.2回「飲み会」などに出かけ、「1回の飲み会で使う金額」は5500円という結果が出た。

 給料の毎月の使い道での最大の支出項目をみると、もっとも回答が多かったのは「飲食費」で41%、次が住宅家賃などの「居住費」(24%)、3番目が「貯蓄・利殖」(10%)となっている。以下、「デート・交際費」(6%)、「クルマ代」(4%)、「ギャンブル代」(3%)、「書籍代」(2%)、「旅行費」(〃)、セミナーなど「技術習得に関する費用」(〃)、「洋服代」(1%)などが続いている。

 ギャンブルに一番お金を使う人が3%いる一方で、書籍代やセミナー代が最大支出項目という人もわずかだが存在する。書籍にはアニメ・マンガなどの趣味的読書も含まれるのかもしれないが、教養・教育費にお金を使うというのは、20~30代の自己投資としてはまっとうなあり方のように思える、とはTech総研のコメントである。

 同調査の詳細は↓
 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=lwd021