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2003年05月07日-001
東芝、Web高速化ソフトウェア「FlyingServ Webキャッシュ」を新発売

 東芝は、64kbps~128kbps程度のネットワーク環境に構築されたWebシステムを対象に、同社独自の「差分管理機能」を備えた強力なキャッシュ機能により、回線そのものへの高速化投資を行わなくても、システムの応答性能を飛躍的に改善することができるWeb高速化ソフトウェア「FlyingServ Webキャッシュ」を商品化し、5月9日から販売を開始する。

 新製品は、受発注業務、見積もり業務に見られるような画面の一部が毎回変化する動的コンテンツに対応する強力なキャッシュ機能を搭載している。従来のキャッシュ機能が、Webコンテンツが更新されていない場合にのみ表示を高速化して
いるのに対し、新製品では「差分管理機能」が、Webコンテンツの変化(差分情報)をきめ細かく管理し、コンテンツの中で変化のある部分のデータだけを転送して、キャッシュしているコンテンツと組み合わせてWebコンテンツを表示することで、変化のない静的コンテンツだけでなく、動的コンテンツの表示を高速化することが可能となっている。

 新製品の販売価格は、下記の通り。

FlyingServ Webキャッシュ サーバー側ソフトウェア(サーバープロキシ)
価格:150万円/CPU、適用OS:Red Hat Linux 7.3J
※Webサーバ側に設置するサーバーマシンにインストールするソフトウェア

FlyingServ Webキャッシュ クライアント側ソフトウェア ※次のいずれかが必須。
・クライアントプロキシ
価格:15万円/CPU、適用OS:Red Hat Linux 7.3J
※複数クライアントマシンで効果的にキャッシュを共有するためにキャッシュ用
マシンにインストールするソフトウェア

・クライアントモジュール
価格:無償、適用OS:Windows Me/2000/XP
※クライアントマシンにインストールするソフトウェア

 新製品に関する詳しい問い合わせは、同社プラットフォームソリューション事業部(TEL:03-3457-2725)まで。
 新製品の情報は、ホームページ http://www.nbp.toshiba.co.jp/ まで。

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