ゼイタックス

経営関連情報 (2005/04/27)

現在習慣的な喫煙者は男性が46.8%、女性が11.3%

 厚生労働省が21日に発表した「2003年国民健康・栄養調査」結果によると、現在習慣的に喫煙をしている者(これまで合計100本以上または6ヵ月以上たばこを吸っている者のうち、「この1ヵ月に毎日または時々たばこを吸っている」と回答した者)の割合は、男性で46.8%、女性で11.3%だった。男性では「30歳代」(56.8%)、女性では「20歳代」(19.2%)がもっとも高く、年齢とともに低くなっている。

 たばこが健康に与える影響について、「とても気になる」との回答割合は、女性では56.5%と5割以上、成人男子では3~4割となっている。たばこが健康に与える影響について、「たばこを吸うとかかりやすくなる」との回答割合は、「肺がん」(87.5%)、「妊婦への影響」(83.2%)では8割以上、「胃潰瘍」(33.5%)、「歯周病」(35.9%)、「脳卒中」(43.6%)、「心臓病」(45.8%)では5割未満だった。

 現在習慣的に喫煙している者のうち、「たばこをやめたい」との回答は、男性が24.6%と4人に1人、女性は32.6%と3人に1人。「本数を減らしたい」との回答と合わせると、全体で男女とも約7割にのぼる。一方、「やめたくない」との回答は、男性が25.1%、女性が19.6%だった。また、「禁煙を試みたことがある」との回答割合は、男性で53.5%、女性で60.8%。試みた禁煙回数は、平均で男性が4.6回、女性が3.6回となっている。

 1日の喫煙本数は、「11~20本」との回答割合が男性(51.8%)、女性(47.4%)ともにもっとも高くほぼ半数を占める。40~50歳代男性の18.5%と約2割は「31本以上」喫煙している。

 そのほか、肥満・運動習慣の状況や栄養素等摂取・食品群別摂取の状況など同調査結果の概要は↓
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/04/dl/h0421-1b.pdf