インターネットで銀行口座が運用・管理できるオンラインバンキングの利用者が増えている。インターネットリサーチのインフォプラントが実施した「インターネットバンキングに関する調査」結果(有効回答数5163人)によると、オンラインバンキングを「利用したことがある」との回答割合は31.2%だった。利用経験者割合を男女別にみると、男性が38.3%で女性(26.9%)を上回った。男性40歳代以上は4割を超えている。
また、オンラインバンキングの利用方法は、「iモードのみ」が41.3%ともっとも多く、「PCのみ」は25.1%、「iモード・PC両方」は33.6%だった。男女別にみると、「iモード・PC両方」(男性38.0%、女性29.8%)は、女性に比べ男性のほうが多い。男女/年代別でみると、男性20歳代で「iモード・PC両方」(46.3%)は4割を超え、他の年代に比べて多かった。
オンラインバンキングを利用する際に重視する点(複数回答)は、「手数料が安い」が48.7%ともっとも多く、次いで「24時間いつでも利用できる」(47.1%)、「セキュリティ対応が充実している」(32.4%)など。男性は、「24時間利用」(51.8%)、「手数料」(48.4%)、「セキュリティ」(29.9%)、一方、女性は、「手数料」(48.9%)、「24時間利用」(44.3%)、「セキュリティ」(33.9%)の順だった。
iモードでのオンラインバンキングについては、「利用したい」が18.2%、「できれば利用したい」が18.0%で、利用意向があるとの回答割合は全体の36.2%だった。男女別にみると、男性が43.0%と女性(32.2%)より多い。男女/年代別にみると、男性20歳代以上では4割を超えており、他の年代に比べて多かった。利用経験・方法別にみると、「iモードのみ」では利用意向がある層は82.3%、「PCのみ」でも約4割の39.5%だった。
同調査の詳細は↓
http://www.info-plant.com/dl/research/mobile/2006/060418-220.pdf