経 営 関 連 情 報

2003年07月16日-002
世間の話題は「検索キーワード」が示す

 今回は営業トーク、酒の肴への話題提供である。検索キーワードを集計すると、今世の中では何が話題になっているのかを知ることができる。インフォシークがこのほど公表したのは2003年上半期(1月~6月15日)のキーワードランキングである。年初から国際的な不協和音が響く不穏な幕開けとなった2003年前半は、インターネット検索にどのような影を落としたのか…。

 時事ランキングのトップは「北朝鮮」。昨年9月の日朝首脳会談で明るみになった衝撃の拉致事実は、明けた2003年もユーザーの大きな関心を集めつづけた。第2位は、不治の病として世界的ヒステリー状態を引き起こした「SARS」。国有化の「りそな銀行」が3位、連日の最安値更新をし続けた「株価」が5位と、不況を表すワードも目立つ。

 ほかにも「イラク戦争」(7位)、「パナウェーブ研究所」(10位)など、戦争や疫病、カルト騒ぎに不況と暗いニュースに覆い尽くされた感がある。下半期には明るいニュースが入ることを願っている人が多いことだろう。

 男性有名人ランキングでは、昨年のW杯フィーバー(ベッカムなど)から一転、1位「SMAP」、2位「B’z」、3位「藤木直人」など歌にドラマにと活躍した芸能人が順調に上位を占めた。一方女性は、「モーニング娘。」が週間ランキングではずるずる順位を落とし続けながら上半期ではかろうじてトップの座を守った。人気を二分した「浜崎あゆみ」も5位と順位を大きく落とし、着実に迫りくる世代交代の時を予感させる。

 インフォシークのランキングは、このほか、スポーツ、エンタメタイトル、ゲーム、総合、ケイタイなどの各ジャンル別の10位までのランキングが公表されている。詳細を知りたい人は↓
http://www.infoseek.co.jp/Keyword?pg=ranking_kami_if.html
 

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