経 営 関 連 情 報

2003年01月15日-004
新規開業時の経営者の平均年齢は40.9歳

 国民生活金融公庫が9日に公表した2002年度「新規開業実態調査」結果によると、開業時の経営者の平均年齢は40.9歳で、45歳以上の中高年が36.5%を占めた。女性の割合は14.0%。調査は、同公庫が2001年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企業4,793社を対象に昨年8月時点で実施、1,195の回答を得たもの。

 開業費用の平均は1,538万円で、前回2001年度調査(1,582万円)とほぼ同じ水準。不動産を購入した企業の平均は3,308万円、購入しなかった企業の平均は1,235万円となっている。開業費用の分布をみると、1,000万円未満の企業が53.7%を占め、500万円未満の企業も24.9%となっており、比較的少ない費用で開業する企業が多い。

 自己資金の割合は平均28.7%。自己資金の割合が50%以上の企業は19.3%にとどまっており、多くの企業は開業資金の半分以上を外部から調達している。調達先をみると、「親・兄弟姉妹・親せき」から調達した企業の割合が不動産購入企業で37.5%、購入しなかった企業で29.0%といずれも高く、身内が有力な資金調達先となっている。

 詳細は http://www.kokukin.go.jp/pfcj/pdf/2002sinkj.pdf

 

 

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