中小企業庁、中小企業基盤整備機構では、2007年度中小企業施策の柱となる「中小企業地域資源活用プログラム」について、施策内容の周知や各地の中小企業による新たな事業展開を積極的に後押しするため、中小企業ビジネス支援ポータルサイト「J-Net21」に中小企業地域資源活用プログラムのポータルサイト「地域資源活用チャンネル」を、3月15日から開設した。
同サイトでは、中小企業が、産地の技術や農林水産物、観光資源など各地の魅力あふれる地域資源を活用して行う新たな事業展開に向けて、ホットで有益な情報をワンストップで提供していく。地域資源は全国に数多くあるが、活用されずに眠ったままのものも多く、こうした資源を掘り起こし、ビジネスにつなげ、地域の発展や活性化につなげていくチャレンジをバックアップしていくという。
同サイトの内容をみると、「地域資源活用マップ」では、産地の技術、農林水産物、観光資源など地域資源に関連する各種百選の情報を地図上に明示し、ビジュアル的に分かりやすく紹介する。また、「サポーターインタビュー」では、地域資源の活用を目指す中小企業の取組みを支援するキーパーソン「地域中小企業サポーター」が、成功の秘訣についてそれぞれの思いや考えを語っている。
そのほか、「いきいき活用事例」では、すでに地域の魅力ある資源を活用してビジネスを展開している全国の中小企業を取り上げ、成功の秘訣などをレポートする。第1回目は、海外デザインを取り入れ、伝統の竹産業を復活させた山口県の「萩の竹ブランド化推進協議会」が紹介されている。また、「地域資源ニュース」では、各地のホットな話題や関係省庁の最新施策情報をピックアップして掲載する。
「地域資源活用チャンネル」は↓
http://j-net21.smrj.go.jp/knowledge/shigen/index.html