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税務関連情報 (2004/01/16)
税大が3月9~12日に「公開講座」を開催

 税務大学校では、3月9日(火)から12日(金)までの4日間、埼玉県和光市の和光校舎で2003年度「公開講座」を開催する。同講座は、一般人を対象に、租税に関する知識の普及や納税意識を高めることを目的に1994年から始まったもの。講座では、国や地方公共団体の財政を支える税金の意義や役割、一般的な税の仕組みなどを解説する。

 第10回目となる今回の講座では、初日の9日が「税の国際化と国際比較」「地租・所得税に都市化をみる」、翌日10日が「新しい相続税・贈与税のあらまし」「酒税アラカルト」、11日が「企業組織再編成税制と連結納税制度のあらまし」、最終日の12日が「国と地方の財政上の関係」「所得税」をテーマにそれぞれ講義が行われる。

 「新しい相続税・贈与税のあらまし」では相続時精算課税制度や住宅取得等資金の贈与の特例など、また「企業組織再編成税制と連結納税制度のあらまし」ではこれらの制度の基本的な考え方や仕組み、今後の課題などを中心に講義が行われる。一般の納税者はもとより企業の経理担当者にとっても有意義な講座となりそうだ。1日のみの受講もできる。

 受講料は無料、300人程度を募集している。受講申込みは、郵便番号・住所・氏名・年齢・職業・電話番号及び受講希望日を必ず記載のうえ、ハガキまたはファックスで税大公開講座担当(〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7、FAX:048-467-1951)に、2月24日までに申し込む。インターネットでの申込みは、税大ホームページの公開講座のご案内のページ( http://www.ntc.nta.go.jp/wakou/02.html )から。