経 営 関 連 情 報

2002年04月24日-002
春季労使交渉、149社平均5,279円、1.59%

 日経連が4月17日現在でまとめた「春季労使交渉業種別回答状況」によると、調査対象(主要23業種、大手307社)の約7割に当たる214社で回答が示された。このうち、平均金額が分かっている149社の回答・妥結額の加重平均は、5,279円、アップ率は1.59%となった。これを同一企業の昨年の妥結実績と比べると、金額で980円減少し、アップ率で0.3ポイントのマイナスとなって、いずれも昨年の実績を下回る状況となった。

 今回の集計結果を製造業・非製造業別にみると、製造業114社の回答・妥結額平均は5,628円、アップ率1.78%で、昨年実績との比較では、額で607円減少、アップ率で0.21ポイントのマイナス。一方、非製造業では、35社平均で4,677円、アップ率1.30%となり、昨年実績比1,621円減少、率では0.45ポイントのマイナスとなっている。

 妥結額の分布をみると、「5,000円以上5,500円未満」が28社(18.8%)と最も多く、以下、「4,000円未満」26社(17.4%)、「5,500円以上6,000円未満」20社(13.4%)、「6,000円以上6,500円未満」20社(13.4%)と続いている。また、アップ率の分布は、「1.80%以上1.90%未満」が21社(14.1%)で最も多く、以下、「1.60%以上1.70%未満」19社(12.8%)、「1.90%以上2.00%未満」19社(12.8%)の順となっている。

 

 

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