経 営 関 連 情 報

2002年05月20日-004
中小の春季労使交渉、平均3,656円、1.40%で昨年比減

 日経連が各地方経営者協会の協力を得て調査している全国中小企業(従業員500人未満の企業、17業種、757社)の春季労使交渉は、5月15日現在で317社(41.9%)で要求が提出され、209社(27.6%)で回答が示されていることが明らかになった。

 回答が示されている209社のうち、集計可能な196社の回答額平均は3,656円、アップ率は1.40%となった。昨年の同一企業実績(4,675円、1.80%)と比べると、額でマイナス1,019円、率でマイナス0.4ポイントとなっている。

 これを製造業・非製造業別にみると、製造業が150社平均で3,851円、1.45%となり、昨年実績(5,079円、1.93%)と比べ、マイナス1,228円、マイナス0.48ポイント。非製造業では46社平均で2,907円、1.17%となり、昨年実績(3,064円、1.24%)に比べ、マイナス157円、マイナス0.07ポイントとなっている。

 なお、要求については、調査対象のうち集計可能な267社の平均額で6,218円、率で2.41%となっている。

 

 

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