経 営 関 連 情 報 |
2002年03月25日-002
4割を超えた個人向けパソコン利用率
(社)中央調査社がこのほど公表したパーソナル先端商品の利用状況2月調査結果によると、パソコン(計)の利用率が前回(昨年2月)より5.8ポイント増加して40.3%と、4割を超えたことが明らかになった。パソコンのうちデスクトップ型は27.0%で4.5ポイント増加、ノート/ブック型は17.1%、ミニノート型は5.9%でともに前回より微増となった。同調査は、家庭・個人向け先端商品の利用状況を調べるため、全国2,000人の20歳以上の男女個人を対象に、今年2月上旬に実施したもの(有効回収数1,386、回収率69.3%)。
調査結果によると、パソコン(計)の利用率は、5年前の97年(22.3%)からほぼ倍増したことになる。パソコン用プリンタは7.6ポイント増の29.9%で引き続き増加傾向にあり、スキャナー(7.8%)も微増傾向にあるが、携帯型情報端末(PDA)は3.0%で伸びはみられなかった。ワープロ専用機(15.8%)は減少傾向が続いている。
通信関連では、インターネットの利用が7.6ポイント増の28.9%と3割近くに達した。5年前の97年は4.4%に過ぎなかったが、2000年19.4%、2001年21.3%とここ3年の伸びは著しい。今回新たに調査したブロードバンド回線の利用(ADSL、光ファイバー、CATV)は4.7%の結果だった。携帯電話(計)は前回より4.4ポイント増の62.9%と6割を超えた。携帯電話のうちインターネット対応機(45.9%)は旧来のインターネット非対応機(19.6%)を大きく上回り、携帯電話利用者の10人中7人以上となっている。一方、PHS(4.3%)は減少傾向にある。家庭用ファクシミリは前回より3.4ポイント増の29.6%とほぼ3割の利用率となった。
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