経 営 関 連 情 報

2002年10月09日-001
W32/Klezウイルス届出減少も、油断は禁物!

 情報処理振興事業協会(IPA)が10月7日に公表したコンピュータウイルスの届出状況によると、9月の届出件数は1,193件で、8月に比べ563件減少し2002年で最も少ない届出件数となった。また、5ヵ月連続で1,000件を超える届出が寄せられていたW32/Klezウイルスの届出も727件と減少した。しかし、依然として700件を超える届出件数から、IPAでは「蔓延している状況は続いているので、油断することなく、ウイルス対策を行うことが必要」との注意を促している。

9月は新種ウイルスの届出はなかったが、今後の対策のため、ウイルス対策の再点検を行う必要がある。仮に出現したとしても、被害に遭わないように日頃から基本的な対策を継続して実施することが重要だ。IPAが薦めるパソコンユーザーのためのウイルス対策7ヵ条を紹介しよう。

1)最新のウイルス定義ファイルに更新しワクチンソフトを活用すること
2)メールの添付ファイルは、開く前にウイルス検査を行うこと
3)ダウンロードしたファイルは、使用前にウイルス検査を行うこと
4)アプリケーションのセキュリティ機能を活用すること
5)セキュリティパッチをあてること
6)ウイルス感染の兆候を見逃さないこと
7)ウイルス感染被害からの復旧のためデータのバックアップを行うこと

 

 

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