経 営 関 連 情 報 |
2002年01月18日-001
不安を抱えながら利用しているネット通販
パソコンの普及によりインターネット通販の利用者が大きく伸びているが、利用にあたってはかなりの人が個人情報の漏洩などの不安を感じながら利用している。
インターネットリサーチ会社「マイクロミル」の調査によると、ネットリサーチということもあるが、今までにネット通販を利用した人は調査の84.3%に達しており、「今後利用したい」という人を含めると利用意向者は95.2%におよぶ。利用者の主な購入品では、「食料品・酒類」、「書籍」、「衣料品」などの日用品が多い。
一方、利用にあたって不安を感じている人は68.8%で、利用意向自体はかなり高いものの、安心して買物ができる状況にはない。その理由としては、回答者全体の6割近くが「クレジットカード番号などの個人情報が、第三者に漏洩するする可能性がある」と答え、「注文時に見た商品と、実際に届いた商品の品質などが異なる可能性がある」や「代金を支払っても、商品が届かない可能性がある」といった、インターネットに限らず通信販売全般に共通する商品の取引自体に関する不安よりも、ネット上でやり取りする個人情報の漏洩についての不安が高い。
今後のネット通販の利用推進は、このような不安の解消をアピールすることに掛かっているようだ。
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