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GW期間中の連続休暇日数は暦の関係から減少

経営関連情報 - 2008年04月21日

 今年のゴールデンウィーク(GW)は、暦どおりでは5月の3日から6日の4日間。厚生労働省が実施した「GW期間中における連続休暇の実施予定状況調査」結果(有効回答数1202事業場)によると、全体の93.5%(1124事業場)と大半の事業場で連続休暇の実施を予定しているものの、今年は暦の関係から、連続休暇日数は昨年よりも減少しており、連続休暇一斉実施予定事業場全体の連続休暇日数の平均は5.0日となった。

 同調査は、4月16日から5月15日の30日間の対象期間中に、週休日や特別休日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇を「連続休暇」としている。連続休暇一斉実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は5.2日と昨年を2.1日も下回った。製造業の平均日数は6.1日と同1.6日下回り、非製造業は4.3日と同2.6日下回った。

 また、連続休暇一斉実施予定事業場全体の「連続した」連続休暇日数の平均は5.0日であり、昨年を0.6日下回った。製造業の平均日数は5.9日と同0.7日下回り、非製造業は4.2日と同0.2日下回った。「連続した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は連続休暇一斉実施予定事業場の13.8%と昨年より17.5ポイント減少した。なお、もっとも長い連続休暇は11日間で21事業場が実施を予定している。

 連続休暇一斉実施予定事業場の「通算した」連続休暇を日数分布でみると、もっとも多いパターンは4日(57.4%)で、次いで6日(7.7%)。業種別でみると、製造業、非製造業ともに4日がそれぞれ36.3%、80.3%で最多。GWにおける連続休暇の合計日数が昨年より増減した理由は、増加事業場(連続休暇一斉実施予定事業場の9.7%)の84.6%、減少事業場(同66.0%)の97.0%がともに「暦の関係によるもの」と回答した。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/04/h0415-2.html