経 営 関 連 情 報 |
2002年04月22日-002
ネットユーザーのデジカメ所有率は7割
デジタルカメラは、従来のフィルムカメラに比べ、パソコンがあれば撮影、プリント、加工など自由自在で手軽なことから、大きな市場となりつつある。空間創造(株)がネットユーザー300人を対象に今年1月、アンケート調査をしたところ、男性の70.3%、女性の71.4%が「自宅でデジカメを持っている」と回答。「欲しいが今は持っていない」との回答が男性の28.3%、女性の28.1%あり、ネットユーザーは男女ともほとんどがデジカメに興味があることがうかがえる結果となった。
デジカメ市場は今後とも大きく伸びることは間違いないが、それでは従来のフィルムカメラはどうなるのか。アンケート結果では、「共存して使い分けられる」との回答が全体で52.0%、「フィルムカメラは減る」は17.3%、「デジカメの性能アップとともにフィルムカメラはいらなくなる」は16.7%の結果となった。現在のところ、長期間併存する商品と考えているようだ。
デジカメに求めることでは「価格を安くして欲しい」との回答がトップだったが、価格以外での不満点では、「電池がすぐ無くなる」が19.2%で最も多く、「連続して撮影できない」10.1%、「画質が悪い」9.8%と続いた。少し前までは、画素数にこだわるユーザーも多かったようだが、最近ではデジカメに慣れ、2台目、3台目となるにつれ、「画素数が高い=欲しいデジカメ」ではなくなってきており、おしゃれ、使いやすさ、シンプルなど様々な要素が求められるようになってきている。
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