税 務 関 連 情 報 |
2003年01月29日-001
今年からHPで確定申告書が作れる!!
平成14年分所得税等の確定申告は2月17日から始まる。昨年の確定申告では、新様式の確定申告書を使い始め、同庁ホームページ上では、画面上の計算結果を見ながら申告書が簡単に作成できる「所得税の確定申告書計算シミュレートコーナー」が設置された。今年は、このコーナーが「所得税の確定申告書作成コーナー」としてリニューアルされ、作った確定申告書を、そのまま税務署に提出できることになった。
自宅のパソコンから同庁のホームページにアクセスし、画面に基づき収入金額などの必要項目を入力することで申告書が作れ、カラープリンタで出力した申告書をそのまま添付書類とともに郵送すれば、税務署に足を運ぶことなく確定申告が終了するというわけだ。もちろん、税務署提出用、住民税用、本人控用の申告書がプリントアウトできる。
大変便利な申告書作成コーナーだが、注意すべき点もある。まず、出力するのは「カラープリンタ」に限られる。それは、現在使用している確定申告書がすべてOCR(光学自動読取装置)様式となっているため、白黒では数字の枠まで読み取ってしまい、OCR処理ができなくなってしまうからだ。印刷用紙はPPC用紙やOA共用紙などのA4サイズの普通紙を使う。インクジェット専用紙は使えない。
また、土地や建物の譲渡所得があり、分離課税用(第三表)を併せて使用する申告書や、損失申告用(第四表)を併せて使用する申告書などを提出する人など一定要件の該当者は利用できないので、同コーナーで確認する必要がある。
「所得税の確定申告書作成コーナー」は、http://www.nta.go.jp/category/kakutei/kakutei.htm から。
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