経 営 関 連 情 報 |
2002年09月13日-002
自宅でお酒を飲む回数、「ほぼ毎日」は27.0%
インターネット調査サービスの(株)インフォプラントが10日に公表した「自宅で飲むお酒」に関する調査結果によると、自宅でお酒を飲む頻度については、「ほぼ毎日」が27.0%で最も多く、「週に2、3日」(20.3%)、「週に1日程度」(18.0%)などが続く。男女別にみると、「ほぼ毎日」と「週に4、5日」の割合は男性のほうが女性より多く、「週に1日程度」や「半月に1日程度」、「月に1日以下」は女性のほうが多かった。「ほぼ毎日」の男性の割合は39.0%。お酒を飲む頻度が高い層は男性に多いことが分かった。
調査結果によると、「自宅で最も多く飲むお酒」は、「ビール」(32.4%)、「チューハイ」(23.1%)、「発泡酒」(21.8%)の順。「ウイスキー・ブランデー」は1.7%、「日本酒」は2.5%とわずかで、これらの酒類の市場での苦しさを表す結果となった。上位3酒類についてはそれぞれ男女差があり、「ビール」と「発泡酒」は男性からの支持が多く、逆に「チューハイ」は女性からの支持が多かった。
また、「自宅でお酒を飲む頻度」と「自宅で最も多く飲むお酒」との関係をみてみると、自宅でお酒を飲む頻度が低い層ほど「発泡酒」の飲用者が減っており(「ほぼ毎日」の34.2%から「月に1日以下」の7.4%まで)、「発泡酒」飲用者はお酒を飲む日数が多い。一方、自宅でお酒を飲む頻度が下がるほど、「チューハイ」の飲用者が増えており(「ほぼ毎日」の7.9%から「月に1日以下」の41.2%まで)、「チューハイ」飲用者にはお酒を飲む日数が少ない層が多いことが分かった。
同調査は、8月下旬にiモードサイト上で実施され、5万1,898人の回答を得た(男性34.6%、女性65.4%)。このうち、「お酒を飲まない」層4,686人(9.0%)を除いた4万7,212人について分析している。
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