ゼイタックス

経営関連情報 (2007/06/25)

夏休みの平均休暇日数は昨年より0.4日長い8.2日

 いよいよ夏休みのシーズンが近づいている。何日休めるのか気がかりな人も多いと思われるが、厚生労働省が実施した「2007年夏季における連続休暇の実施予定状況調査」では、平均連続休暇日数は昨年より0.4日長い8.2日となる見通しとなった。同調査の連続休暇は、7~8月の2ヵ月間における土日祝日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇をさす。

 調査結果(有効回答数1153事業場)によると、連続休暇実施予定事業場は全体の92.9%(昨年92.5%)と過去最高の実施率を示した。連続休暇実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は8.2日(同7.8日)であり、製造業が9.4日(同9.1日)、非製造業が7.0日(同6.6日)。また、「連続した」連続休暇日数の平均は6.0日(同5.8日)で、製造業が6.7日(同6.5日)、非製造業が5.3日(同5.1日)となっている。

 「通算した」連続休暇日数のもっとも長いものは22日で昨年と同じだが、昨年の1事業場のみから今年は5事業場が予定。「連続した」連続休暇日数のもっとも長いものは14日で、こちらは2事業場が予定している。また、「通算した」連続休暇実施予定事業場のうち、「9日」を予定している事業場がもっとも多く18.1%、製造業では「12日」(20.7%)、非製造業では「9日」(17.9%)がもっとも多い。

 連続休暇の実施を予定している事業場のうち「通算した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は、連続休暇を予定している事業場全体の66.2%を占めており、製造業では80.1%にのぼる。非製造業は51.7%。また、「通算した」10日以上の連続休暇を実施する予定の事業場は27.7%を占めており、製造業は39.7%を占めている。非製造業は15.3%となっている。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/06/h0621-1.html