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経営関連情報 (2007/01/26)

今一番学びたい外国語は56%が「英語」

 マイボイスコムが実施した「語学に関する調査」結果(有効回答数1万504人)によると、今一番学びたいと思っている外国語は、56.2%が「英語」を挙げ、次位以下の「中国語」(4.9%)、「韓国語(ハングル)」(4.0%)を大きく引き離した。「語学学習に興味はない」との回答が26.2%あるので、実際には語学を学びたいと考えている人の8割近くが「英語」を一番学びたい外国語に選んでいることになる。

 外国語を学びたいと考えている人のその目的(3つまで回答)については、「旅行先での会話」が56.9%ともっとも多く、次いで「映画や音楽の聴き取り」(32.4%)、「日本における外国人との日常会話」(28.7%)、「ビジネス会話」(24.7%)、「海外生活における日常会話」(20.7%)などが上位に挙げられた。海外旅行するならせめて現地の言葉で会話したいと積極的に考えている人が多いようだ。

 外国語を学びたい人は多いが、現在、実際に何らかの外国語を学習している人は24.6%と2割強にとどまった。このうち「英語」を学んでいる人が76.4%と圧倒的に多い。また、外国語を学習している人の学習方法(複数回答)は、「テレビの語学番組」が21.3%とトップ、以下、「ラジオの語学番組」(12.1%)、「カセット・CD教材を使った通信講座」(11.8%)などの順。「教室に通っている」人は9.9%とほぼ1割だった。

 現在の学習方法を選ぶ際に決め手となったこと(3つまで回答)は、「自分のペースで学習できる」が32.8%ともっとも多く、次いで「気軽に始められる」(31.2%)、「費用が安い」(24.9%)、「話す力が身に付きそう」(23.2%)、「長く続けられそう」(22.4%)などの理由が続いた。外国語を学ぶためには、自分のペースで気軽に、かつ安い費用で始めることがポイントとなるようだ。