ゼイタックス

経営関連情報 (2004/05/10)

国内航空券で調査の50%以上がチケットレス利用

 国内航空券の手配では、オンラインで予約・購入から決済までを行う、いわゆるチケットレスの利便性が浸透し、オンライン決済への抵抗感が薄れている。株式会社メンバーズと国内線ドットコム株式会社が共同で、窓口・オンラインを問わず、1年以内に自分で国内航空券を手配し搭乗した全国の男女500名を対象に実施した調査によると、調査対象者の52.4%がオンライン決済を利用したことが分かった。

 携帯電話・PDAからの予約や購入は16.0%だったが、アクセスからの離脱がわずかなことから、路線や時刻を調べるのではなく、実際の購買を目的とした利用が多いことも分かった。さらに、携帯電話から旅行サイトを利用したいというニーズが43.2%にのぼったことから、今後、携帯電話・PDAからの利用がさらに増加すると予想されている。

 オンラインの航空券手配において欲しいサービス(複数回答)としては、「航空会社を問わず路線と時刻が確認できること」が82.6%、「価格の確認ができること」が81.6%と、他社との比較に対するニーズが80%を超えた。また、「座席の位置を調べること」が61.4%、「便の変更やキャンセルができること」が54.2%、「マイレージの加算や確認ができること」が52.4%という結果となっている。

 なお、一緒にあると便利なサービスとしては、「空港までのアクセス情報」や「交通手段の案内があること」、「ホテルの予約ができること」などが挙げられている。