リクルートが発行するスクール情報誌『ケイコとマナブ』が20~34歳の働く女性を対象に実施した習い事経験に関する調査結果(有効回答数515人)によると、過去1年間に習い事をしたものをすべて挙げてもらったところ、「英語」が前年より4.7ポイント減少したものの、25.4%で3年連続トップとなった。2位は前年同様「スポーツクラブ」(17.7%)だが、3位は前年の8位から「ヨガ・ピラティス」(16.1%)が大躍進した。
以下、「家庭料理」(10.1%)、[ワード・エクセル](8.9%)、「お菓子」(8.7%)、「パン」(8.2%)など。習い事をした目的・理由(3つまで選択)は、「ストレス発散・気分転換」(32.2%)、「プライベートを充実させるため」(27.4%)などが多く、「その習い事が上手になりたい」(19.8%)や「仕事のため」(17.3%)といった具体的な目標よりも、自分自身が生き生きと毎日を楽しく過ごすために始める人が多いようだ。
スクール選びの条件(3つまで選択)は、「場所」(47.2%)と「料金」(45.4%)が最重要視されている結果となった。以下、「先生」(27.8%)、「授業の時間・時間帯」(20.6%)「雰囲気」(15.5%)などが続く。実際にスクールに通っている場所は、「自宅近く」(41.4%)がもっとも多く4割を超え、次が「会社近く」(15.7%)となり、条件で「場所」が最重視されたことを裏付けた。
習い事の費用について、1ヵ月の合計額は、「5000~1万円」(27.8%)、「1万~2万円未満」(24.1%)の2項目で半数を超え、1万円前後が標準額といえる。習い事の頻度は、「週1回程度」が32.8%でもっとも多く、また、「週2回以上」の合計は41.2%と4割を超え、かなりの時間を習い事に割いている人も少なくないことがわかった。
同調査の詳細は↓
http://www.recruit.jp/library/school/S20060301/docfile