経 営 関 連 情 報 |
2002年02月27日-002
ADSL利用者が急増
ADSLの利用者の割合は前回調査(昨年6月)ではわずか5.5%だったが、一気に20ポイント以上も急増し、今回は25.6%と全体の約4分の1を占めたことがCSJ(サイバースペース・ジャパン)の第15回WWW利用者調査で明らかになった。一方、他の接続方法は概ね減少している。特に、ダイヤルアップはモデム接続でマイナス7.1ポイント、ISDN-TA接続でマイナス4.5ポイントと大きく減少しており、定額サービスへの移行が進んでいることがわかる。今回、定額サービス(ADSL、フレッツISDN、ケーブルテレビ、IP専用線)とそれ以外の比率はほぼ2:1となっている。同調査は、1,566人を対象に昨年12月に行ったもの。
インターネット利用歴は約半数が3年以上
利用歴1年以内のユーザーの割合は、前回より7.0ポイントと大きく減少し、今回初めて2割を下回る16.9%となった。一方、ベテランユーザーの割合は増加を続けている。今回、利用歴3年以上のユーザーはトータルで前回より7.2ポイント増の49.0%と、ほぼ半数を占めるまでになっている。
使用しているOSは4人に1人がWindows ME
今回も、Windowsが全体の9割以上にあたる92.3%を占め、中でも、Windows MEは前回よりプラス7.4ポイントと大きく増加し、26.4%と全体の4分の1以上が使用しているという結果となった。Windows 2000は前回より0.7ポイント増の8.6%、今回はじめて選択肢に加わったWindows XPは3.9%を占めている。一方、Macはこれまで減少の一途をたどっていたが、今回はじめて1.2ポイント増加し、7.2%とわずかに盛り返している。
携帯電話の通話以外の使途は8割以上がメール利用
インターネット接続機能付き携帯電話の通話以外での使途を調べたところ、「メール」をあげたユーザーの割合は所有者の86.4%にも達した。このうち、メールのみの利用者とWEB・メールの両方を利用しているユーザーの割合は、ほぼ半分ずつに分かれている。これに対して、WEBの閲覧を行っていると答えたユーザーの割合は44.4%にとどまっており、このうちのほとんどがメールとWEBの併用である。また、全体の1割以上にあたる12.0%が、インターネット接続機能付き携帯電話を持っているにもかかわらず、通話以外の機能を使っていないという結果となった。
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