経 営 関 連 情 報 |
2002年05月22日-003
4月中の法人の取引停止処分者は866件
4月中の全国における法人の取引停止処分者件数は、866件で前年同月比7.1%減となり、2ヵ月連続で前年同月を下回ったことが、全国銀行協会のまとめで明らかになった。負債金額は1,936億円で前年同月比5.3%増と、前月の減少から増加に転じた。1件当たり平均の負債金額は2億2,300万円。
法人取引停止処分者866件を資本金別にみると、全体の61.0%を占める528件が「資本金1千万円以上~5千万円未満」、34.5%の299件が「資本金300万円以上~1千万円未満」で、この両階層で95%を占めている。また、原因別構成比をみると、「売上不振」が46.1%(531件)と相変わらず最大のウエイトを占め、次いで「高利金融」が11.7%(135件)、「コスト高・採算悪化等」が8.3%(95件)などで続いている。業種別の構成比では、最も多いのは「建設業」の32.1%(278件)、以下、「製造業」23.0%(199件)、「小売業」15.4%(133件)、「卸売業」12.5%(108件)、「サービス業」8.5%(74件)などの順。
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