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税大が11月11~13日に「公開講座」を開催

税務関連情報 - 2009年09月30日

 税務大学校では、今年度も「税を考える週間」(11月11~17日)に合わせて、11月11日(水)から13日(金)までの3日間、埼玉県和光市の和光校舎で2009年度「公開講座」を開催する。同講座は、一般人を対象に、租税に関する知識の普及や納税意識を高めることを目的に1994年から始まったもの。講座では、国や地方公共団体の財政を支える税金の意義や役割、一般的な税の仕組みなどを解説する。

 第16回目の今回の講座では、中央大学法学部(法科大学院)の玉國文敏教授の「現代租税法の実際と解釈~みんなのための租税法~」を始め、国士舘大学法学部の酒井克彦教授及び税務大学校教授等を講師として、租税負担能力に応じた課税の実現の問題や相続税の現状と最近の判例等の紹介、住宅ローン減税の変遷、外国子会社からの配当免税制度や、所得税の転換期にまつわる話など、バラエティに富んだテーマで6講座を予定している。

 税大では、税に関する仕事や研究に携わる専門家から普段あまり税に縁のない一般納税者まで、多くの人に聴いてもらえるように、多様な内容を設定したとしており、昨年の参加者からは、「とても分かりやすく、多方面から税を考えるきっかけになった」、「論点が整理され、大変分かりやすい講義だった」といった評価が寄せられているという。各日13時45分から16時50分まで開かれ、1日のみの受講もできる。

 受講料は無料、300人程度を募集している。受講申込みは、郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・職業及び受講希望日(1日単位)を必ず記載のうえ、ハガキまたはファックスで税務大学校和光校舎庶務係(〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7、FAX:048-467-1951)宛てに、11月2日までに申し込む。

 インターネットでの申込みは、公開講座申込画面から。↓
 https://www.nta.go.jp/ntc/suggestion/koza/input_form.html