経 営 関 連 情 報 |
2002年12月20日-002
ハローワークへの求職申込後半年後の就業者は約5割
厚生労働省が17日に公表した2002年求職者総合実態調査によると、昨年12月にハローワークに新規に求職申込をした人で、半年後の今年6月現在で職に就いている人の割合は、男で47.4%、女で51.7%と約半数が就業していることが分かった。調査は、昨年12月の新規求職者2万378人を対象に、今年6月20日現在の状況について調査したもの(有効回答数1万3,337人、有効回答率65.4%)。
昨年12月の求職時の状況を男女別にみると、男では「事業主の都合等で会社を辞めていた」人の割合が45.6%(女性は34.5%)で最も高く、女では「自己都合で会社を辞め、転職を希望していた」人の割合が43.4%(男性は37.1%)で最も高い。
転職を希望していた人のうち、その具体的な理由(複数回答3つまで)を男女別にみると、男では「会社・仕事に将来性がない」が33.8%(女は17.7%)、女では「労働時間・休日などの労働条件が悪い」が25.9%(男は28.2%)でそれぞれ最も高い。
また、求職時に重要と考えた求職条件(複数回答3つまで)を男女別にみると、男では「前職の経験・能力を活かすことができる」が41.4%(女は33.7%)、女では「自分の希望にあった勤務形態・勤務時間」が56.8%(男は30.5%)とそれぞれ最も高い。
一方、希望条件を満たす求人がなかったため応募していない人について、その理由(複数回答3つまで)をみると、男女とも「職種があわない」が男57.1%、女50.4%で最も高く、次いで、男では「賃金が安い」43.5%、「能力、経験を活かせない」35.8%、女では「労働時間等の労働条件が悪い」50.3%、「通勤時間がかかる」37.9%となっている。
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