経 営 関 連 情 報

2003年11月12日-002
メールの普及で進む日本人のワーカーホリック度

 2001年の米国の調査(Gartner調査)だが、調査対象の42%が休暇中にも仕事のEメールをチェックし、また23%は週末に仕事のEメールに目を通しているという。平日の仕事中は53%が日に6回以上もメールをチェックし、1日中頻繁にEメールを確認する人は34%にのぼるという。それこそ“Eメール中毒”状態だが、米国ビジネスマンのハードな仕事振りがうかがわれる調査結果だ。

 さて、わが国のサラリーマンや自営業者の現状はどうだろう。インターネットコムとインフォプラントがネットユーザー300人を対象に行った調査では、46%(139人)がお正月やお盆その他の休暇中にもメールをチェック(47人)したり、携帯電話(92人)を持ち歩いていることが分かった。同調査は、勤務時間外や休暇時の仕事上のメール・携帯電話の利用頻度を調べたもの。

 調査結果によると、勤務時間や仕事に当てている時間以外にも勤務先や仕事先と連絡をとることが「頻繁にある」との回答が16%(47人)、「たまにある」が44%(132人)で、合計60%にものぼった。これらのユーザーが主に連絡手段として使っているのは、「携帯電話」が65%(114人)、「電子メール(携帯電話のメールサービスも含む)」が29%(50人)、「固定電話」が6%(10人)だった。

 主な連絡手段が「電子メール」と答えたユーザーのうち94%(47人)が、お正月やお盆その他の休暇中にもメールをチェックしており、「携帯電話」と答えたユーザーも89%(92人)が仕事に使っている携帯電話を持ち歩いている。電子メールや携帯電話の普及で、日本でもワーカーホリック度が進んでいるようだ。

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