新年を迎え、気持ちも新たに仕事に私生活にがんばろうと張り切っている人は多いはず。ライフメディア社のiMi生活者レポート「今年の抱負に関する調査」結果(有効回答数1567人)によると、仕事面(複数回答)では、「効率のよい仕事をする」との回答が66.2%を占めて目立った。一方で、「昇進・昇給を目指してがんばる」(20.1%)や「まわりから一目置かれるような大きな仕事をする」(14.9%)は少なめだった。
そのほか、「転職活動を始める」という人が16.8%、「残業・休日出勤を減らす」という人が13.4%とともに少数ながらいる。また、お金・資産の分野(複数回答)では、「資産運用(株など)で自分のお金を増やす努力をする」(40.8%)が株取引の好調さを反映して第3位となったものの、「節約する」(56.2%)や「貯蓄額を増やす」(55.5%)が上位を占めて、ここでも堅実さが目立った。
健康面(複数回答)では、「できるだけ歩くことを心がける」(43.3%)、「食事内容に気をつかう」(41.5%)との回答数が多く、以下、「ダイエットする」(39.5%)、「もっと睡眠時間を増やす」(26.0%)、「スポーツジムに通う」(14.1%)などが続く。ストレス解消法(複数回答)については、「寝る」(38.3%)、「食べる」(30.6%)、「旅行する」(28.7%)、「飲む」(24.8%)、「運動する」(22.9%)などの順となった。
最後に、今年は昨年よりよい年になると思うかとの質問を「世の中」と「個人」でそれぞれ行った結果、「世の中は、多分いい年になると思う」が67.6%であるのに対し、「個人的には、多分いい年になると思う」との回答は80.5%だった。「今年はいい年になってほしい」という願望も込めて回答した人も多いと推測される。報道される景気動向の明るさが前向きな気持ちにつながっているとも考えられる。