経 営 関 連 情 報

2003年04月14日-002
厚労省、SARSによる健康危害に注意呼び掛け!

 東南アジアなどで流行している新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)は、これまでに世界で2722人の疑わしい患者と106人の死亡者数が報告されている(4月9日現在・WHO)。日本ではまだ発生報告はないが、厚生労働省では、ベトナムのハノイや香港など流行が起きている地域からの帰国者で、疑わしい症状がある人は早急に医療機関に相談するように注意を呼び掛けている。

 具体的には、今年2月1日以降に、重症急性呼吸器症候群が発生している地域、カナダ・シンガポール・中国・香港・ベトナムを旅行した人で、1)38度以上の急な発熱、2)咳・息切れ・呼吸困難感などの呼吸器症状がある場合は、すぐに医療機関へ相談に行くことを勧めている。

 この感染症については、まだ不明な点が多く、感染源や病因物質などが分かっていない。WHOを始め世界各国の公衆衛生部局が連携して情報収集を行っており、厚生労働省も情報収集を行うとともに、その提供に努めている。インターネットでは、次のホームページ上に、診断治療方法だけでなく発生状況やよく尋ねられる質問への解答が掲載されている。

【厚生労働省ホームページ】
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1b.html 又は
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1d.html

【国立感染症研究所ホームページ】
http://idsc.nih.go.jp/others/urgent/update.html 又は
http://idsc.nih.go.jp/others/urgent/update03.html

【厚生労働省検疫所ホームページ】(海外渡航者のための感染症情報)
http://www.forth.go.jp/

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