ゼイタックス

経営関連情報 (2007/04/16)

GWの「通算した」連続休暇日数の平均は7.2日

 今年のゴールデンウィークは5月の1日と2日が休みとなると連続9日の休暇となる。厚生労働省が全国の1330事業場を対象に実施した「GW期間中における連続休暇の実施予定状況調査」結果によると、全体の93.7%(1122事業場)を占める連続休暇一斉実施予定事業場のうち26.0%が1日・2日の両日を休日・休暇としており、特に製造業では41.8%にのぼる。しかし、非製造業は8.2%に過ぎない。

 同調査は、4月16日から5月15日の30日間の対象期間中に、週休日や特別休日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇を「連続休暇」としている。連続休暇一斉実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は7.2日と昨年を0.8日上回った。製造業の平均日数は7.6日で同0.4日上回り、非製造業は6.9日で同1.4日上回った。

 また、連続休暇一斉実施予定事業場全体の「連続した」連続休暇日数の平均は5.4日であり、昨年を0.7日下回った。製造業の平均日数は6.4日と昨年を0.6日下回り、非製造業は4.4日と昨年を0.7日下回った。「連続した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は連続休暇一斉実施予定事業場の25.3%と昨年より6.5ポイント減少した。なお、もっとも長い連続休暇は11日間で、2事業場が実施を予定している。

 連続休暇一斉実施予定事業場の「通算した」連続休暇を日数分布でみると、もっとも多いパターンは7日(41.5%)で、次いで9日(19.8%)。業種別でみると、製造業で9日(32.0%)、非製造業では7日(61.0%)がそれぞれもっとも多い。GWにおける連続休暇の合計日数が昨年より増減した理由は、増加事業場(連続休暇一斉実施予定事業場の47.2%)の97.4%、減少事業場(同12.4%)の90.9%がともに「暦の関係によるもの」と回答した。