ゼイタックス

経営関連情報 (2005/09/12)

携帯メール送受信、4人に1人が「1日3~5通」

 電車内など街中で携帯電話のキーを操る姿にまったく違和感がなくなっている。ネットリサーチのインフォプラントが実施した「携帯電話のメール利用に関する調査」結果(有効回答数9379人)によると、普段、メール送信をすることが多い端末は、「携帯電話から」が92.4%と突出している。女性が95.4%と男性(85.9%)よりも多く、男女とも若年層で他の年代よりも多いが、もっとも割合の低い男性40歳代でも8割を超えていた。

 携帯電話からのメール送受信の1日の頻度は、「3~5通」が24.6%ともっとも多く4人に1人を占めた。ついで「6~10通」(19.8%)、「1・2通」(13.5%)、「11~20通」(12.5%)がつづいた。男女別にみると、男女間で大きな差はみられなかったが、「6通以上」の層は女性のほうが多く、ほぼ半数が回答した(女性49.6%、男性38.1%)。

 男女/年代別にみると、若い年代ほど携帯電話からのメール送受信の頻度が多く、1日に「21通以上」の割合は、女性19歳以下で38.2%、男性19歳以下で31.2%と3人に1人以上となっていた。職業別にみると、学生が他の層に比べ頻度が多く、1日に「31通以上」の割合が18.7%と、全体平均を10ポイント以上上回っているのが目立つ。

 また、1週間に受けとっている企業からの携帯電話向けメールマガジンの数は、「2・3通」が22.4%でもっとも多く、ついで「4・5通」(19.2%)や「6~10通」(18.1%)が多く、「21通以上」も14.8%あった。「メルマガは登録していない/携帯電話のメールは利用しない」は6.7%。男女別、男女/年代別では大きな差はみられなかったが、「21通以上」の割合は男性40歳代で20.6%と他の年代に比べ多かった。