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2001年10月9日-001
会計士2次試験最終合格者は過去最高の961人

 平成13年の公認会計士第2次試験の最終合格者は、前年に比べ123人(14.6%)増の961人で過去最高の合格者数となったことを、金融庁の公認会計士審査会がこのほど公表した。このうち、女性の合格者は30人増の173人で、こちらも過去最高の合格者数。受験者数も1,015人(9.2%)増で初の1万2千人台となる1万2,073人に上った。この結果、合格率は0.4ポイント増の8.0%に跳ね上がった。短答式試験合格者数は3,336人。

 合格者の最高年齢は42歳、最低年齢は20歳。年齢別では、25歳以上30歳未満が435人(構成比45.3%)と最も多く、続いて25歳未満が390人(同40.6%)となっており、30歳未満が全体の85.9%を占めている。合格者の平均年齢は25.9歳で前年に比べ0.2歳若返った。また、合格者の学歴は、大卒が802人(同83.5%)と最も多く、続いて大学在学中が141人(同14.7%)。

 なお、公認会計士第2次試験は、短答式と論文式による筆記の方法で行われており、短答式の合格者に対し論文式試験を実施し、これに合格した者が最終合格者となる。その後、3年間のインターン終了後、第3次試験を受験資格が得られ、これに合格すると「公認会計士」となる。

 

 

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