ゼイタックス

20・30代女性の外飲み状況はよりアクティブに

経営関連情報 - 2011年08月19日

 インテージがビジネスパーソン意識調査「仕事帰りの外飲み事情2011」を実施した。2011 年7月13 日~15日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20~59歳のビジネスパーソン男女800人(東京・埼玉・千葉・神奈川)に、最近3ヵ月の仕事帰りの外飲み状況に関して調査を行い、結果をまとめたもの。また、2010 年に実施した同調査と比較し、ビジネスパーソンの外飲み状況の変化を考察している。

 “仕事帰りの外飲み”に影響があると思われる勤務体制の変化について、「節電対策のために今年新たに導入されているもの」(複数回答)を聞いたところ、「サマータイム」(6.9%)、「休日の振替え」(6.6%)、「フレックスタイム制」(1.9%)などが挙げられた。一方、新たに導入されたものは「特にない」との回答は84.5%を占め、節電の夏にビジネスパーソンの勤務体制に大きな変化はない模様だ。

 最近3ヵ月の“仕事帰りの外飲み”頻度は、「行っていない」が最多の33.1%。次いで「2~3ヵ月に1 回」18.8%、「1ヵ月に1回」17.4%で、週1日以上は17.3%。性・年代別では、「行っていない」のは50代女性で54.0%。一方、「週1回以上」の飲酒が多いのは20代男性で28.0%。女性の「行っていない」割合は、年代が上がると共に増加。2010 年に比べ、最近3ヵ月「行っていない」が9.2%増え、全体的に飲酒の頻度は減少傾向にある。

 1回(一軒)当たりの飲み代は、「3000円程度」と「4000円程度」がそれぞれ32.9%、次いで「5000円程度」が23.7%で、3000円~4000円程度で7割近い。飲みのパターンは変化し、「一次会で帰るようになった」が35.7%で最多、次いで「短い時間で帰るようになった」が25.0%。しかし、女性20・30 代では「一次会で帰るようになった」と「短い時間で帰るようになった」が減少し、アクティブな外飲み状況がうかがえる。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.jmra-net.or.jp/pdf/document/membership/release/INTAGE0809.pdf