経 営 関 連 情 報

2002年04月08日-002
まだまだ日常的ではないネットショッピング

 今やインターネットでの使い方の中心のひとつとなっているネットショッピングだが、実際にネット上でモノやサービスを購入するオンラインパーチェス利用経験者は増加傾向にあるものの、その頻度は2~3ヵ月に1~2回と日常化はしていないことが、ネット調査の空間創造が男女300人を対象に行ったアンケートで分かった。

 ネットショッピングには厳密にいうとオンラインパーチェスと、実際には購入しないが、価格比較や下調べなど(いわゆるウインドショッピング)のオンラインショッピングがある。マーケットポテンシャルは後者のほうが圧倒的に大きく、また、前者にも移行していくことになる。オンラインパーチェス利用経験者は、一部はトラブルなどで脱落するケースもあるが、多くはインターネットでの商品やサービスの購入の便利さに気付くようだ。

 調査結果によると、オンラインパーチェスの利用経験者は全体の84.4%、男性よりも女性が多く、それも「よく利用している」との回答が女性の37.8%に対して、男性は24.3%になった。また、オークションの利用経験者は全体の50.3%と半数を超え、「利用してみたい」という潜在ユーザーが28%おり、いわゆるCtoCの潜在需要は高いことがうかがえる。

 オンラインパーチェスの利用頻度については、「2~3ヵ月に1回くらい」が30.7%で最も多く、次いで「1ヵ月に1回ぐらい」が22.7%、「半年に1回ぐらい」が11.3%となった。実際のオンラインパーチェスはそれほどの頻度ではなく、まだまだ、日常的なショッピングにはなりきっていないといっていい。

 

 

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