ゼイタックス

経営関連情報 (2004/09/27)

結婚費用総額の平均は15万円ダウンの537万円

 2003年4月~2004年3月に結婚したカップルが結婚にかけた費用の総額は平均で537万円だったことが、結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート発行)が実施した結婚トレンド調査結果(有効回答数4790カップル)で分かった。昨年調査からは15万円のダウン。内訳は、結納から新婚旅行までにかかった費用が平均377万円、新生活準備にかかった費用が160万円となっている。

 結婚費用総額を地域別にみると、「北陸」が666万円で13地域中もっとも高く、以下、「関西」(641万円)、「東海」(628万円)の順。もっとも低いのは「北海道」の304万円。

 また、挙式・披露宴・披露パーティにかかった費用総額の平均は283万円となった。前回調査からは2.7万円アップし3年連続の増加。地域別でみると、「東北」がもっとも高く354万円、以下、「北関東」(330万円)、「長野」(317万円)が続き、もっとも低いのは「北海道」の150万円だった。招待客1人あたりの挙式・披露宴・披露パーティ費用は、全国では3年連続アップし3.6万円となった。

 新生活準備を含めた結婚費用全体に対する親・親族からの援助状況をみると、「親からの援助あり」との回答が全体の86%を占めた。援助総額は、平均では昨年から17.6万円ダウンの227万円。その分布をみると、「100~300万円未満」が中心となっており、この範囲で4割近くを占めている。

 そのほか、「仲人を立てた」人は3年連続ダウンでわずか5%、「結納を行った」人は前回調査より5.8ポイントダウンの44%だった。また、披露宴・披露パーティの招待客人数は全国平均で81人だったが、地域別でみると、挙式・披露宴・披露パーティ費用がもっとも低かった「北海道」が120人で13地域中最も多い結果となった。「東北」が107人、「九州」が104人で続き、もっとも少ないのが「関西」と「東海」でともに59人だった。

 詳細は↓
 http://www.recruit.co.jp/corporate/report/index.html