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経営関連情報 (2005/08/31)

2005年上半期の話題・注目商品トップは「ブログ」

 電通消費者研究センターが7月に実施したインターネット調査(有効回答数1000人)をもとに2005年上半期の話題・注目商品を分析した結果、「消費者が選んだベスト10」では、口コミ・コミュニティの代表格である「ブログ(blog)」が第1位となった。また、「携帯型デジタルオーディオプレーヤー」(6位)や「電子マネー」(9位)など、新しい技術に裏打ちされたスマートな生活を実現する商品もベスト10入りしている。

 その他のベスト10入りした商品・サービスは、2位「映画『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』、3位「大画面薄型テレビ」、4位「愛知万博(愛・地球博)」、5位「ドラマ『ごくせん』」、7位「ハードディスク付きDVDレコーダー」、8位「コエンザイムQ10商品」、10位「オール電化住宅」となっている。

 また、同研究センターでは、2005年上半期の6つの消費トレンドとして、1)「加速する“一人内二極化”」~消費は二極メリハリの時代、2)「テクノロeジー」~もっと生活をスムーズに、スマートにするIT技術、3)「ともだち同心円:Link&Sync」~つながる力、共鳴する力、4)「ユビキタロハス」~ロハスは偏在する、あっちにも、こっちにも、5)「ご当地創発」~地域から生まれる、新たな価値、「備えあれば、うれしいな」~リスク・ヘッジで安心生活、を掲げている。

 例えば、4)のロハス(LOHAS)は健康と環境を志向するライフスタイル。ロハス消費者は、環境に配慮するだけでなく、自分や家族の健康、社会の将来にも関心が強い。また、「エコ・コンシャス」であると同時に、自分の気持ちよさを大切にする「エゴ・コンシャス」でもある。そのような要求を満たす商品・サービスとして、「愛知万博」や「オール電化住宅」、「クール・ビズ」などを例示している。

 6つの消費トレンドの詳細や2005年後半~2006年のトレンド予測などは↓
 http://www.dentsu.co.jp/marketing/report/hit/pdf/CS_0805.pdf