早いもので、夏休みのシーズンが近づいている。何日休めるのか気がかりな人も多いと思われるが、厚生労働省が実施した「2008年夏季における連続休暇の実施予定状況調査」では、通算した平均連続休暇日数は昨年より0.3日短い8.2日となる見通しとなった。同調査の連続休暇は、7~8月の2ヵ月間における土日祝日、年次有給休暇の計画的付与による休暇や、これらの組合せによる3日以上の連続した休日・休暇をいう。
調査結果(有効回答数1164事業場)によると、連続休暇実施予定事業場は全体の93.4%(昨年93.3%)と過去最高の実施率を示した。連続休暇実施予定事業場全体の「通算した」連続休暇日数の平均は8.0日(同8.3日)であり、製造業が9.2日(同9.5日)、非製造業が6.8日(同7.1日)。また、「連続した」連続休暇日数の平均は5.9日(同6.1日)で、製造業が6.6日(同6.8日)、非製造業が5.2日(同5.4日)となっている。
「通算した」連続休暇日数を20日以上予定しているところは4事業場だが、昨年の9事業場から今年は5事業場減少した。「連続した」連続休暇日数のもっとも長いものは13日で、こちらは1事業場が予定している。また、「通算した」連続休暇実施予定事業場のうち、「8日」を予定している事業場がもっとも多く21.2%、製造業では「8日」(22.7%)、非製造業では「3日」(25.3%)がもっとも多い。
連続休暇の実施を予定している事業場のうち「通算した」7日以上の連続休暇を予定している事業場は、連続休暇を予定している事業場全体の67.2%(昨年68.7%)を占めており、製造業では83.6%(同82.7%)にのぼる。非製造業は50.3%(同54.4)。また、「通算した」10日以上の連続休暇を実施する予定の事業場は27.7%(同31.2%)を占めており、製造業は38.5%(同43.0%)、非製造業は16.6%(同19.2%)となっている。
同調査結果の詳細は↓
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/06/h0624-1.html