ゼイタックス

経営関連情報 (2004/01/07)
電車内の迷惑行為トップは4年連続「携帯電話」

 日本民営鉄道協会が広報誌で実施した「駅や車内の迷惑行為に関するアンケート調査」結果(有効回答数5525人)によると、「携帯電話の使用」との回答が25.0%を占めて4年連続のトップとなった。「呼び出し音(着信メロディ)や話し声がうるさい」「車内使用に関するマナーの案内があるにもかかわらず堂々と通話する」「マナーモードが設定されていない場合の操作音が気になる」などの意見が挙げられている。

 続いて「座席の座り方」が22.4%で第2位。「つめて座らないので座れる人数が少なくなる」「足を組んだり投げ出したりしているので邪魔になる」などの意見があった。これら上位2位までの迷惑行為を指摘する回答が2割を超えて多く、2000年の同調査開始以来、4回目となる今回まで順位に変動はない。依然として多くの人たちがこれらの行為を迷惑だと感じている現状にある。

 次に「所かまわず電車の床に座る」が第3位だが、回答割合は7.8%と大きく下がっている。以下、「電車内で騒ぐ」(7.6%)、「乗降車時のマナーについて」(7.1%)、「女性の化粧」(7.1%)、「たばこについて」(6.0%)、「ヘッドホンステレオの音漏れ」(5.7%)、「荷物の持ち方・置き方」(4.9%)、「車内等での飲食」(2.0%)と第10位まで続く。