マイボイスコムが5月1日から5日にかけて実施した「定額給付金に関する調査」結果(有効回答数1万5095人)によると、定額給付金の賛否については、「どちらともいえない」が45.2%と半数近くを占め、「反対」が29.2%と「賛成」(25.3%)を上回った。ただし、定額給付金の受給については、「受け取る」との回答が全体の74.6%を占め、「すでに受け取っている」(23.1%)を含めると、受給の意思がある人が97.7%を占めた。
定額給付金の使い道(複数回答)については、「生活費や医療費の補てん」が25.0%でもっとも多く、以下、「貯金」(17.9%)、「外食」(13.6%)、「旅行」(10.8%)、「ファッション・衣料品」(9.2%)、「家電製品」(7.7%)などが続く。定額給付金のメインの使い道についてもトップは「生活や医療費の補てん」(20.8%)、次いで「貯金」(13.9%)となっており、全体的に消費が増えるという印象は薄い。
仮に今月(5月)に定額給付金が支給されたとしたら、何月くらいに定額給付金を使いたいかを尋ねたところ、「5月」が32.4%と圧倒的に多く、次いで「6月」が13.6%で続き、給付されればすぐに使いたいという人が多いようだ。回答者からのコメントによる定額給付金の具体的な使い方をみると、「振り込まれた日に、水道光熱代として引き落とされていた」(男性・44歳)といった生活費や医療費の補てんが多い。
また、「何に使うというよりも、いつの間にか生活費として消えていく」(女性・48歳)といった定額給付金の受給を意識しないコメントもあった。貯金派では、「額が少しなので貯金」(男性・30歳)や「外貨預金にして、円安時に換金する」(女性・59歳)といった堅実なコメントもあった。なかには「税金の支払い」(男性・41歳)や「高級牛肉を堪能した」というコメントもみられた。
同調査結果の詳細は↓
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/13008/index.html