ゼイタックス

経営関連情報 (2004/11/24)

ヤフー、フィッシング詐欺に注意呼びかけ

 Yahoo!JAPANでは、同社のページを騙り、ユーザーのYahoo!JAPAN IDとパスワードを不正に盗み取る悪質なメール、いわゆる「フィッシング」詐欺が報告され、注意を呼びかけている。具体的には、「有料コンテンツご利用停止に関するお知らせ」や「Yahoo!ユーザーアカウント継続手続き申請書」といった表題のメールが、Yahoo!JAPANを騙って利用者へ送られているという。

 有料コンテンツ停止に関するメールには、個人情報を取得する悪質なウェブページが記載されている。いずれのメールもユーザーが現在利用中のサービスを停止したことを知らせているので、このようなメールを受け取った場合は、Yahoo!ウォレットの「ご利用中コンテンツ一覧」で停止されている(購入中の商品がないか)を確認することを勧めている。

 万が一、このホームページにYahoo!JAPAN IDやパスワードを入力してしまった場合はパスワードの変更が必要だ。また、クレジットカードの番号などを入力してしまったり、メールで送ってしまった場合には、使っているクレジットカードの相談窓口に問い合わせるよう求めている。

 フィッシングは、有名企業や銀行からのメールを装い、メールの受信者にニセのホームページにアクセスするように仕向け、そのページでクレジットカード番号やID・パスワードなどの金融情報を入力させて、この金融情報を元に金銭をだまし取ろうというもの。最近までフィッシングは英語版サイトだけの詐欺とされてきたが、いよいよ日本語版のサイトにも登場してきた。だまされないように十分な注意が必要だ。