ゼイタックス

経営関連情報 (2004/01/14)
日本はビールの国別消費量で第6位

 “とりあえず一杯”のビールだが、その世界主要国の消費量を調査したのはキリンビール。それによると、2002年に世界で消費されたビールは、前年より約287.8万キロリットル増え、約1億4156.6万キロリットル(大びん633ミリリットル換算で約2236.4億本)となった。17年連続の対前年比プラス。世界全体の消費量は、東京ドームをジョッキに見立てると約114杯分に相当するそうだ(よく分からないよね…)。

 国別にみると、「アメリカ」が2382万キロリットル(対前年比1.4%増)でトップだが、第2位の「中国」が2349.8万キロリットル(同4.7%増)で、その差は前年の約105万キロリットルから約32万キロリットルにまで縮まっている。

 以下、「ドイツ」(1003.9万キロリットル、対前年比0.5%減)、「ブラジル」(835万キロリットル、同0.5%減)と続き、アルコール度数の低い飲料へのシフトが進行している「ロシア」(708万キロリットル、同11.6%増)が引き続き二ケタの増加率を記録して、「日本」(693万キロリットル、同2.6%減)を抜いて第5位となった。

 また、国民一人あたりの消費量では、「日本」は、前年に比べ大瓶換算で約1.3本減少し54.4リットル(大瓶換算85.9本)で前年と同じ第25位となっている。トップは10年連続で「チェコ」(158リットル、大瓶換算249.6本)。日本の約3倍を消費している。

 以下、「アイルランド」(145.5リットル、同229.9本)、「ドイツ」(121.5リットル、同191.9本)、「オーストリア」(108.6リットル、同171.6本)などが続く。国別1位の「アメリカ」(82.6リットル、同130.5本)は第13位、「中国」(19.2リットル、同30.3本)はランク30位外である。