マクロミルが主婦を対象に実施した「消費と値上げに関する意識調査」結果(有効回答数516人)によると、日ごろ、家庭で電気・ガスの省エネ対策を行っているか尋ねたところ、電気で81%、ガスで61%の主婦が「省エネ対策を行っている」と回答した。省エネ対策を行う理由(複数回答)は、「光熱費の節約」が93%で最多、次いで「地球温暖化防止のため」(60%)、「エネルギー資源を大切にするため」(51%)となった。
具体的な省エネ対策(複数回答)は、「使わない部屋の電気を消す」が98%で最多、次いで「テレビを見ないときは消す」(75%)、「冷暖房の設定温度を控え目にする」(74%)、「お風呂のシャワーを出しっぱなしにしない」(67%)、「洗濯物はある程度まとめてから洗う」(59%)などが上位に並んだ。また、省エネのために買い換えた製品(複数回答)は、「エアコン」(11%)、「蛍光灯器具」(9%)、「冷蔵庫」(6%)の順だった。
食品やガソリン、電気・ガス料金などの相次ぐ値上げによる消費影響(複数回答)を尋ねたところ、「電気・ガスの使用を控える」が68%で最多、次いで「外食を節約する」(57%)、「家での食費を節約する」(48%)などとなった。食品等の相次ぐ値上げに関しての意見(自由回答)では、「物価が上がっても給料が上がらない」、「値上げをするなら税金を下げてほしい」といった、給与や税金に対する意見が多く見られたという。
なお、最近の物価上昇が生活に与える影響については、「影響がある」が55%、「やや影響がある」が39%と、合計95%の主婦が影響があると回答している。また、昨年10月から続いている電気料金・ガス料金の値上げについての認知度は、「値上げの料金まで知っている」が6%、「料金までは知らないが、値上げが続いていることは知っている」が59%と、合計で62%の主婦が認知している結果となった。
同意識調査結果の詳細は↓
http://www.macromill.com/r_data/20080325consumption/20080325consumption.pdf