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経営関連情報 (2005/09/30)

朝食をとらないビジネスパーソンが約2割

 三菱総研とNTTレゾナントが共同で提供するgooリサーチが実施した「ビジネスパーソンの1週間の食ライフに関する日記調査」結果(有効回答数500人)によると、1週間で平均して約2割が朝食をとっておらず、週末に近づくほどその割合は上昇する傾向にあることがわかった。特に20代男女の若年層は相対的に朝食を採らない傾向が強く、土日では約半数を占める。

 朝食をとらない理由として、「従前から朝食をとらない習慣」、「朝・昼兼用で済ませている」、「朝食をとる時間がない」などが主な要因として挙げられている。また、自分を含めた家族による朝食の自炊が8割以上を占める一方で、コンビニなどの調理済みの食事で済ましているとの回答が1割程度あった。

 平日の朝食や昼食については、ひとりでの食事がもっとも多く、全体の約半数を占めた。朝食の個食については、未婚・既婚などのライフステージにより差異があると想定されるが、昼食に関しては、オフィスでの個食化が浸透しているものとみられる。一方、夕食については、家族との食事が全体の半数を超える結果となり、オフィスでは個食、自宅では共食の傾向が明らかになった。

 なお、朝・昼・夜の食事の際、留意している点を自由回答からみると、「栄養バランス、健康」、「調理方法、メニュー」、「量、消化のよさ」、「迅速・手軽」が主なキーワードとして挙げられており、特に「栄養バランス、健康」については、朝・昼・夜ともに上位を占める。また、3食ともに8割以上の回答者が満足していることから、全体的にビジネスパーソンの食ライフに関する満足度は高いといえる。