ゼイタックス

税務関連情報 (2003/12/12)
全ト協、トラック事業者向け税制の基礎知識を公開

 トラック運送事業者の集まりの中央組織である全日本トラック協会はこのほど、同協会ホームページ上にトラック運送事業に関する税の仕組みを分かりやすく解説した「平成15年度版トラック税制の基礎知識」を掲載した。税金の仕組みと「これだけは知っておきたい」「こういう特別措置がある」といった必要項目について、Q&A形式で8問紹介している。

 内容は、基本的な税制の仕組みから、自動車重量税や自動車取得税などのトラックにかかる税金、トラックを取得した場合の低公害車等の特例、さらに、特定フロンを使用しないトラック用冷凍冷蔵ユニット(HFC)を取得した場合は16%の特別償却が受けられるなど、業界特有の設備等を取得した場合の優遇措置も説明している。

 また、資料として「営業用トラック保有に係わる諸税」「自動車関係諸税の税収額」「トラック運送事業者の税負担の国際比較」「特別償却等の具体例」の4項目が掲載されている。税負担の国際比較では、日本のトラック運送事業者が、米欧などの諸外国と比べ5~1.5倍の税負担をしていることが表によって示されている。

 図表もまじえ分かりやすく解説しており、まさにトラック運送事業者向けの“税金の入門書”といえる内容となっている。↓

 http://www.jta.or.jp/zeiseikisei/t_zei15/15mokuji.html