梅雨の季節、必須アイテムは何といっても「傘」である。インターネットリサーチのマイボイスコムが実施した「傘の利用に関する調査」結果(有効回答数1万4823人)によると、傘の所有本数は、「3本」(27%)と「2本」(23%)が多く、合計で半数に達した。次いで「4本」と「5本」(ともに14%)だが、「1本」という回答も9%あった。1本とは、置き傘がないことになり、不便だと思われるが…。
所有している傘の種類(複数回答)については、「折りたたみ傘」(73%)がトップ、僅差で「ジャンプ傘」(70%)が続く。以下、「手開き傘」(59%)、「ビニール傘」(37%)、「日傘」(22%)などの順。傘の色・がら(複数回答)は、「黒・グレー系」(53%)や「紺・青系」(52%)が多い。次いで「透明・ビニール」(32%)が続き、いまやコンビニなどで手軽に買えるビニール傘の進出が目に付く。
傘の購入場所(複数回答)は、「百貨店」(36%)がトップだが、「スーパー」(30%)や「コンビニ」(26%)での購入も多く、「100円ショップ」も18%あった。傘も100円で買える時代である。傘の購入値段(複数回答)は、「900円以上1300円未満」(37%)と「400円以上600円未満」(36%)が多いが、「105円以下」でも21%と5人に1人が購入している。突然の雨にビニール傘という図式が思い浮かぶ。
傘に対する重視点(複数回答)については、「色目・がら」(53%)がもっとも多く、次いで「広げたときの大きさ」(43%)、「値段」(43%)、「重さ」(33%)、「耐久性・丈夫さ」(31%)、「ワンタッチで傘を開けること」(31%)などが続いた。色目やがらを気にする人が多いが、上記のように黒や紺系など地味な色を選ぶ人が多いことから、あまり派手な色・がらを遠慮するということになろうか。