経 営 関 連 情 報

2003年11月21日-001
年末の大掃除の平均実施日数は3.4日

 今年も暮れの大掃除の季節がやってきた。会社では仕事納めの日に行うところが多いようだが、一般家庭では12月26日過ぎにはじめて年内一杯までやっているパターンが多いという。花王では2002年末の大掃除実態(対象:首都圏在住主婦478人)をレポートして、今どきの年末の大掃除を提案している。

 レポートによると、昨年末に大掃除を実施した家庭は92%と高い実施率がキープされている。とはいえ、やらない家庭が8%もあるのだ!実施日数は、1日で済ませてしまう家庭が12%あったが、2、3日という家庭が53%と半数以上を占め、平均日数は3.4日だった。

 大掃除をする場所ごとに実施率と掃除している時期、その負担感をみてみると、実施率ベスト3は「レンジ回り」(64%)、「窓ガラス」(62%)、「照明」(56%)、負担感ベスト3は「換気扇」(53%)、「レンジ回り」(49%)、「カビとり」(47%)。

 これらを実施時期と重ね合わせると、負担のかかる場所から大掃除を開始しており、比較的ラクな場所は年末ギリギリになっている傾向が分かった。そこで、花王は「汚れのひどい場所からはじめて、年内にカンタンに終わらせよう!大掃除」を今年のテーマに展開することを提案している。

 ポイントは、1)日頃後回しになっている場所こそ、大掃除すべき場所、2)大掃除した成果もよく分かる場所、3)達成感も味わえる場所だそうである。その場所一つひとつの掃除の積み重ねがまさに年末の大掃除ということになる。1年の汚れを落として、気持ちよく新年を迎えたいものである。

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