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夏バテ対策は「こまめな水分補給」「十分な睡眠」

経営関連情報 - 2009年08月17日

 マクロミルが1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の20~59歳の男女を対象に8月初めに実施した「夏の体調管理に関する調査」結果(有効回答数516人)によると、8月上旬現在、「夏バテを感じている」人は65%となった。女性では71%と男性(59%)に比べ12ポイント高い。夏バテの症状(複数回答)は、「体がだるい」(86%)、「無気力になる」(43%)、「一日中、眠気がとれない」(42%)が上位に挙げられた。

 夏バテの対策(複数回答)としては、「水分補給をまめにする」が64%でトップ、次いで「睡眠を十分にとる」が42%、「規則正しい生活」が31%など。男女別にみると、女性では「冷房の温度を高めにする」(37.2%)、「冷房で体を冷やさないようにする」(37.2%)、「冷たい食べ物・飲み物をとりすぎない」(31.8%)など、“冷え”に気をつけている人が30%以上と、男性に比べいずれも10ポイント以上高くなっている。

 自宅で日中よく過ごす部屋(居間など)の冷房の設定温度については、「27度」が21%でもっとも多く、次いで「28度」、「26度」がいずれも18度となっており、「26度~28度」の設定が約6割となった。「冷房はあるが、使用していない」という人も15%いる。冷房設定温度の昨年との比較では、「高めに温度設定している」が34%、「以前と同じ」が58%となり、「低めの温度設定」は4%に過ぎない。

 今年は冷房を高めに設定している人のその理由(複数回答)は、「健康のため」が68%、「節約のため」が66%、「環境のため」が50%となっている。また、冷房や扇風機など家電製品を使わずに暑さをしのぐ方法で実践していること(自由回答)では、「アイスノンを巻く」、「うちわを常備している」、「扇子をバッグに入れている」、「グリーンカーテンを育てている(つるで建物の壁面を覆う)」など様々な意見が挙がった。

 同調査結果の詳細は↓
 http://www.macromill.com/r_data/20090812s_health/20090812s_health.pdf