国税庁は、第4回目のインターネット公売を2月20日午後1時から2月22日午後1時までの2日間、ヤフー社の官公庁オークションサイトにおいて実施することを明らかにした。国税のインターネット公売は、これまで第1回目を昨年6月に、第2回目を同年9月に宝石等の貴金属や自動車などを対象に、同年12月の第3回目は初めて不動産に限定して行われた。
第3回目の落札率は不動産だけに25.8%と低かったが、その前2回は全公売財産の8割以上が落札されている。このように、ネット公売は順調な滑り出しをみせているが、第4回目の今回は貴金属や宝飾品、自動車などを中心に、仙台・金沢・熊本の3国税局を除く9国税局(沖縄国税事務所)と全国19税務署から1363物件(292 売却区分)の公売財産が出品される予定だ。その総見積価額は5566 万4200 円にのぼる。
主な出品財産をみると、動産では、葛城ゴルフ倶楽部のゴルフ会員権(見積価額432万円)、映画「男はつらいよ」シリーズ全48作のポスター(同1万円)、ロレックス腕時計(同60万円)などのほか、自動車では、2005年式トヨタアルファード(同238万円)、2004年式のベントレーコンチネンタルGT(同898.9万円)などが出品される。
ネット公売は「競り売り(オークション)」の方法で行われ、公売に参加するには事前に参加申込が必要だが、その期間は1月31日から2月13日まで。オークションは2月20日から22日まで行われた上で、2月27日に最高値をつけた落札者が決定され、その落札代金の納付期限は3月5日となっている。
詳細については↓
公売情報ホームページ( http://www.koubai.nta.go.jp )