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経営関連情報 (2003/12/24) | ||||||
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■ 社長の住む街トップは東京の「田園調布」「成城」
社長が住む街のトップは東京都の「大田区田園調布」と「世田谷区成城」で532人だった。これは、東京商工リサーチが同社企業データベースに収録する105万9122社の社長の居住地をまとめたもの。調査時点は今年11月13日。3位は「練馬区大泉学園町」(495人)、4位は「港区南青山」(482人)、5位は「江東区亀戸」(454人)などベストテンのうち7つを東京都内が占めた。 「大田区田園調布」は、明治の大実業家・渋沢栄一が提唱した田園都市計画に基づき1918年(大正7年)に、日本で初めて計画的に作られた街。駅を中心に放射状に広がる街並みは日本の高級住宅地の代名詞である。「世田谷区成城」は、1925年(大正14年)に成城学園が移転してきて以来、学園都市として発展。民俗学者の柳田國男らも参加したという街づくりは、多くの緑を残し高級住宅地のイメージを醸し出している。 有名住宅街が並ぶなかで5位にランクインした「江東区亀戸」は、学問の神様・亀戸天神で親しまれる住宅・町工場・商店が混在した地区で、“職住近接”の中小企業社長が多い。6位には、茨城県鹿島港を中核にした臨海工業地帯・鹿島コンビナートに面した茨城県「鹿島郡神栖町」(451人)がランクインした。 7位は東京都「世田谷区奥沢」(447人)で、続く8位は山梨県「中巨摩郡竜王町」(443人)。甲府盆地の北西部に位置し、県庁所在地甲府市に隣接する利便性から宅地化が進み人口が急増している。2004年9月には町村合併で「甲斐市」として市制施行される予定。9位は広島県「安芸郡府中町」(428人)、10位は東京都「江東区大島」(428人)。 なお、社長の住居を市区郡別でみると、最多は東京都「世田谷区」で1万422人、以下、東京都「大田区」(7619人)、静岡県「静岡市」(7208人)、岡山県「岡山市」(6920人)、東京都「練馬区」(6274人)、静岡県「浜松市」(5658人)、東京都「杉並区」(5589人)、大阪府「堺市」(5565人)、熊本県「熊本市」(5453人)、新潟県「新潟市」(5120人)までがベストテン。 |
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