経 営 関 連 情 報 |
2002年02月01日-002
中小企業の売上DI6ヵ月ぶりに改善
中小企業の1月の売上DI(「前月より増加」-「減少」企業割合、季節調整値)が▲25.9となって、前月12月の▲28.1を2.2ポイント下回り、6ヵ月ぶりに減少幅が縮小したことが、中小企業金融公庫が1月30日に公表した「中小企業景況1月調査」で明らかになった。売上DIを最終需要分野別にみると、引き続き全分野で「前月より減少」と回答した企業割合のほうが多く、建設関連や乗用車関連などで「減少」超幅が拡大したものの、家電関連などでは「減少」超幅が縮小している。調査は、同公庫取引先中小企業900社を対象に1月中旬に実施したもの(回答率67.4%)。
その他の調査結果では、資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」企業割合、企業調整値)が▲25.2で、前月を2.0ポイント上回り、6ヵ月連続で「窮屈」超幅が拡大している。また、金融機関の貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」企業割合)は、前月の7.3から8.1となって「緩和」超幅が0.8ポイントとやや拡大した。
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